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シリーズ平成の本音―推薦政党から手渡された赤信号

2016-07-30 | Weblog
シリーズ平成の本音―推薦政党から手渡された赤信号

 終盤を迎えた都知事選で、自民、公明の保守政党から推薦されている増田候補に赤色のはちまきが手渡された。シンボルカラーの緑に赤信号がついた形だろうか。
 自民党都連の石原伸晃会長から手渡されたものだが、26日の自民党本部で開催された都連の会合で、同会長は同じ自民党員の小池百合子候補を「今日をもって自民党の人間じゃない」と誹謗した。要するに増田候補に赤信号が灯ったということであろう。そして父親である慎太郎元都知事が、小池候補を‘大年増の厚化粧’と揶揄したことが映像で伝えられている。増田候補は横で笑っていたが、小説の上での表現なら兎も角、選挙においては差別的な発言で、セクハラやパワハラと言われても仕方がない不快な発言と取られている。
 増田候補自体は、普通の行政官のようで、都庁の幹部との差はなく、特色もなく、都を代表するリーダーシップは感じない。推薦している自民党は、これまで公約は守らず、言っていることとやっていることが違う、1票の格差でも憲法は軽視する、誹謗中傷はするなど、コンプライアンスに欠ける面が目立つ。そういう自民、公明や都庁幹部の言いなりになりそうでもある。日本の最大都市東京では通じないのであろう。
 鳥越候補に対する週刊誌での中傷もレベルが低過ぎる。13年前の女性(当時大学生、現在既婚者)のチクリを掲載しているようだが、週刊紙としてもメデイアとしての見識と品格を疑う。そもそもこの‘13年前のアバンチュール’か‘13年目のチクリ’をカミングアウトさせる女性や夫の品性を疑いたくなる。女子大生でありながら、男の別荘について行くのも夜遊びか火遊びかの意図があってのことだと思われても仕方がない。明らかに政治的意図がありそうで、雑誌社等から金などをむらっていれば何をか言わんやであろう。メデイアがこの女性の方を調査しないのも違和感がある。
 小池候補については、自民党都議及び本部からこれほど嫌われ、絶縁宣言されているので、都知事になっても都議会と自民党、公明党とのドタバタ、都庁職員とのドタバタでまた時間を浪費することになりそうだ。また、これ程自民党の仲間から嫌われるのだから、資質の面で何か掛けているものがあるのだろう。
 蒸し暑い都知事選挙ではある。(2016.7.29.)(All Rights Reserved.)

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