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シリーズ平成の「変」 -参院での問責決議の仇を衆院で討つの「変」―

2008-06-16 | Weblog
シリーズ平成の「変」 -参院での問責決議の仇を衆院で討つの「変」―
 6月11日、参議院で後期高齢者医療制度、年金記録問題、広範な予算の浪費と不適正使用などを背景として、福田総理への問責決議が、民主、社民、国民新党の多数で可決された。これに対し、政府・与党は、翌12日、衆議院において信任決議を採択した。要するに、参院での問責決議の仇を衆院で討ったということ。
 参議院の役割については、最近与党内で「無用論」や、一部保守新聞で「有害論」まで出ているが、見方によると、現在ほど参議院が国民に代わり明確に意志を表明し、チェック機能を果たしていることはなかったような気もする。従来与党が参院の多数を占めていた時期は、衆院で可決されればほとんどそのまま参院で採択され、参院がラバースタンプ化し、衆院のミニ・クローンのような存在となっていたので、無駄、無用との意見が多く聞かれた。しかし今度は、与党や一部マスコミ自体から「無用論」や「有害論」まで出されているので、参議院を廃止しないまでも、憲法が想定しているチェック機能等を確保することとして、100議席程度に大幅に削減するなどの改善をすべき時期にあると言えよう。
「無用」や「有害」な参院に膨大な税金を浪費する必要はないのだろう。
ところで政府側は、参院の問責決議には法的拘束力がないこと、衆議院では自・公の与党が3分の2の多数を占め、「やることがある」として、政権の継続を主張しているが、それでは参議院に示されている民意を無視することにならないのだろうか。「変」である。これまで参院でも多くの「決議」なるものが採択されて来たが、要するにあっても無くても良かったということなのか。「変」である。
2院制である以上、各院の意見は民意を反映するものとして尊重されるべきであろう。無論、このような事態も想定して、衆議院の予算等での優越性が規定されているが、衆参両院はそれぞれ民意を反映するものとして尊重されなければ民主主義とは言えない。
現与党政権は、後期高齢者医療制度、年金記録問題はもとより、公務員制度改革などの政策問題についても、また中央省庁の談合や予算の浪費、不正使用などの綱紀についても、残念ながら国民の目には効果的に「行政各部を総理、監督」しているとは映っていない。
その上、国会の一方の院で問責決議が採択されて、民意を代表する国会が割れているので、速やかに衆議院を解散し、民意を問うべきではないか。(08.06.)
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シリーズ平成の「変」 -参院での問責決議の仇を衆院で討つの「変」―

2008-06-16 | Weblog
シリーズ平成の「変」 -参院での問責決議の仇を衆院で討つの「変」―
 6月11日、参議院で後期高齢者医療制度、年金記録問題、広範な予算の浪費と不適正使用などを背景として、福田総理への問責決議が、民主、社民、国民新党の多数で可決された。これに対し、政府・与党は、翌12日、衆議院において信任決議を採択した。要するに、参院での問責決議の仇を衆院で討ったということ。
 参議院の役割については、最近与党内で「無用論」や、一部保守新聞で「有害論」まで出ているが、見方によると、現在ほど参議院が国民に代わり明確に意志を表明し、チェック機能を果たしていることはなかったような気もする。従来与党が参院の多数を占めていた時期は、衆院で可決されればほとんどそのまま参院で採択され、参院がラバースタンプ化し、衆院のミニ・クローンのような存在となっていたので、無駄、無用との意見が多く聞かれた。しかし今度は、与党や一部マスコミ自体から「無用論」や「有害論」まで出されているので、参議院を廃止しないまでも、憲法が想定しているチェック機能等を確保することとして、100議席程度に大幅に削減するなどの改善をすべき時期にあると言えよう。
「無用」や「有害」な参院に膨大な税金を浪費する必要はないのだろう。
ところで政府側は、参院の問責決議には法的拘束力がないこと、衆議院では自・公の与党が3分の2の多数を占め、「やることがある」として、政権の継続を主張しているが、それでは参議院に示されている民意を無視することにならないのだろうか。「変」である。これまで参院でも多くの「決議」なるものが採択されて来たが、要するにあっても無くても良かったということなのか。「変」である。
2院制である以上、各院の意見は民意を反映するものとして尊重されるべきであろう。無論、このような事態も想定して、衆議院の予算等での優越性が規定されているが、衆参両院はそれぞれ民意を反映するものとして尊重されなければ民主主義とは言えない。
現与党政権は、後期高齢者医療制度、年金記録問題はもとより、公務員制度改革などの政策問題についても、また中央省庁の談合や予算の浪費、不正使用などの綱紀についても、残念ながら国民の目には効果的に「行政各部を総理、監督」しているとは映っていない。
その上、国会の一方の院で問責決議が採択されて、民意を代表する国会が割れているので、速やかに衆議院を解散し、民意を問うべきではないか。(08.06.)
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シリーズ平成の「変」 -参院での問責決議の仇を衆院で討つの「変」―
 6月11日、参議院で後期高齢者医療制度、年金記録問題、広範な予算の浪費と不適正使用などを背景として、福田総理への問責決議が、民主、社民、国民新党の多数で可決された。これに対し、政府・与党は、翌12日、衆議院において信任決議を採択した。要するに、参院での問責決議の仇を衆院で討ったということ。
 参議院の役割については、最近与党内で「無用論」や、一部保守新聞で「有害論」まで出ているが、見方によると、現在ほど参議院が国民に代わり明確に意志を表明し、チェック機能を果たしていることはなかったような気もする。従来与党が参院の多数を占めていた時期は、衆院で可決されればほとんどそのまま参院で採択され、参院がラバースタンプ化し、衆院のミニ・クローンのような存在となっていたので、無駄、無用との意見が多く聞かれた。しかし今度は、与党や一部マスコミ自体から「無用論」や「有害論」まで出されているので、参議院を廃止しないまでも、憲法が想定しているチェック機能等を確保することとして、100議席程度に大幅に削減するなどの改善をすべき時期にあると言えよう。
「無用」や「有害」な参院に膨大な税金を浪費する必要はないのだろう。
ところで政府側は、参院の問責決議には法的拘束力がないこと、衆議院では自・公の与党が3分の2の多数を占め、「やることがある」として、政権の継続を主張しているが、それでは参議院に示されている民意を無視することにならないのだろうか。「変」である。これまで参院でも多くの「決議」なるものが採択されて来たが、要するにあっても無くても良かったということなのか。「変」である。
2院制である以上、各院の意見は民意を反映するものとして尊重されるべきであろう。無論、このような事態も想定して、衆議院の予算等での優越性が規定されているが、衆参両院はそれぞれ民意を反映するものとして尊重されなければ民主主義とは言えない。
現与党政権は、後期高齢者医療制度、年金記録問題はもとより、公務員制度改革などの政策問題についても、また中央省庁の談合や予算の浪費、不正使用などの綱紀についても、残念ながら国民の目には効果的に「行政各部を総理、監督」しているとは映っていない。
その上、国会の一方の院で問責決議が採択されて、民意を代表する国会が割れているので、速やかに衆議院を解散し、民意を問うべきではないか。(08.06.)
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 6月11日、参議院で後期高齢者医療制度、年金記録問題、広範な予算の浪費と不適正使用などを背景として、福田総理への問責決議が、民主、社民、国民新党の多数で可決された。これに対し、政府・与党は、翌12日、衆議院において信任決議を採択した。要するに、参院での問責決議の仇を衆院で討ったということ。
 参議院の役割については、最近与党内で「無用論」や、一部保守新聞で「有害論」まで出ているが、見方によると、現在ほど参議院が国民に代わり明確に意志を表明し、チェック機能を果たしていることはなかったような気もする。従来与党が参院の多数を占めていた時期は、衆院で可決されればほとんどそのまま参院で採択され、参院がラバースタンプ化し、衆院のミニ・クローンのような存在となっていたので、無駄、無用との意見が多く聞かれた。しかし今度は、与党や一部マスコミ自体から「無用論」や「有害論」まで出されているので、参議院を廃止しないまでも、憲法が想定しているチェック機能等を確保することとして、100議席程度に大幅に削減するなどの改善をすべき時期にあると言えよう。
「無用」や「有害」な参院に膨大な税金を浪費する必要はないのだろう。
ところで政府側は、参院の問責決議には法的拘束力がないこと、衆議院では自・公の与党が3分の2の多数を占め、「やることがある」として、政権の継続を主張しているが、それでは参議院に示されている民意を無視することにならないのだろうか。「変」である。これまで参院でも多くの「決議」なるものが採択されて来たが、要するにあっても無くても良かったということなのか。「変」である。
2院制である以上、各院の意見は民意を反映するものとして尊重されるべきであろう。無論、このような事態も想定して、衆議院の予算等での優越性が規定されているが、衆参両院はそれぞれ民意を反映するものとして尊重されなければ民主主義とは言えない。
現与党政権は、後期高齢者医療制度、年金記録問題はもとより、公務員制度改革などの政策問題についても、また中央省庁の談合や予算の浪費、不正使用などの綱紀についても、残念ながら国民の目には効果的に「行政各部を総理、監督」しているとは映っていない。
その上、国会の一方の院で問責決議が採択されて、民意を代表する国会が割れているので、速やかに衆議院を解散し、民意を問うべきではないか。(08.06.)
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 6月11日、参議院で後期高齢者医療制度、年金記録問題、広範な予算の浪費と不適正使用などを背景として、福田総理への問責決議が、民主、社民、国民新党の多数で可決された。これに対し、政府・与党は、翌12日、衆議院において信任決議を採択した。要するに、参院での問責決議の仇を衆院で討ったということ。
 参議院の役割については、最近与党内で「無用論」や、一部保守新聞で「有害論」まで出ているが、見方によると、現在ほど参議院が国民に代わり明確に意志を表明し、チェック機能を果たしていることはなかったような気もする。従来与党が参院の多数を占めていた時期は、衆院で可決されればほとんどそのまま参院で採択され、参院がラバースタンプ化し、衆院のミニ・クローンのような存在となっていたので、無駄、無用との意見が多く聞かれた。しかし今度は、与党や一部マスコミ自体から「無用論」や「有害論」まで出されているので、参議院を廃止しないまでも、憲法が想定しているチェック機能等を確保することとして、100議席程度に大幅に削減するなどの改善をすべき時期にあると言えよう。
「無用」や「有害」な参院に膨大な税金を浪費する必要はないのだろう。
ところで政府側は、参院の問責決議には法的拘束力がないこと、衆議院では自・公の与党が3分の2の多数を占め、「やることがある」として、政権の継続を主張しているが、それでは参議院に示されている民意を無視することにならないのだろうか。「変」である。これまで参院でも多くの「決議」なるものが採択されて来たが、要するにあっても無くても良かったということなのか。「変」である。
2院制である以上、各院の意見は民意を反映するものとして尊重されるべきであろう。無論、このような事態も想定して、衆議院の予算等での優越性が規定されているが、衆参両院はそれぞれ民意を反映するものとして尊重されなければ民主主義とは言えない。
現与党政権は、後期高齢者医療制度、年金記録問題はもとより、公務員制度改革などの政策問題についても、また中央省庁の談合や予算の浪費、不正使用などの綱紀についても、残念ながら国民の目には効果的に「行政各部を総理、監督」しているとは映っていない。
その上、国会の一方の院で問責決議が採択されて、民意を代表する国会が割れているので、速やかに衆議院を解散し、民意を問うべきではないか。(08.06.)
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 6月11日、参議院で後期高齢者医療制度、年金記録問題、広範な予算の浪費と不適正使用などを背景として、福田総理への問責決議が、民主、社民、国民新党の多数で可決された。これに対し、政府・与党は、翌12日、衆議院において信任決議を採択した。要するに、参院での問責決議の仇を衆院で討ったということ。
 参議院の役割については、最近与党内で「無用論」や、一部保守新聞で「有害論」まで出ているが、見方によると、現在ほど参議院が国民に代わり明確に意志を表明し、チェック機能を果たしていることはなかったような気もする。従来与党が参院の多数を占めていた時期は、衆院で可決されればほとんどそのまま参院で採択され、参院がラバースタンプ化し、衆院のミニ・クローンのような存在となっていたので、無駄、無用との意見が多く聞かれた。しかし今度は、与党や一部マスコミ自体から「無用論」や「有害論」まで出されているので、参議院を廃止しないまでも、憲法が想定しているチェック機能等を確保することとして、100議席程度に大幅に削減するなどの改善をすべき時期にあると言えよう。
「無用」や「有害」な参院に膨大な税金を浪費する必要はないのだろう。
ところで政府側は、参院の問責決議には法的拘束力がないこと、衆議院では自・公の与党が3分の2の多数を占め、「やることがある」として、政権の継続を主張しているが、それでは参議院に示されている民意を無視することにならないのだろうか。「変」である。これまで参院でも多くの「決議」なるものが採択されて来たが、要するにあっても無くても良かったということなのか。「変」である。
2院制である以上、各院の意見は民意を反映するものとして尊重されるべきであろう。無論、このような事態も想定して、衆議院の予算等での優越性が規定されているが、衆参両院はそれぞれ民意を反映するものとして尊重されなければ民主主義とは言えない。
現与党政権は、後期高齢者医療制度、年金記録問題はもとより、公務員制度改革などの政策問題についても、また中央省庁の談合や予算の浪費、不正使用などの綱紀についても、残念ながら国民の目には効果的に「行政各部を総理、監督」しているとは映っていない。
その上、国会の一方の院で問責決議が採択されて、民意を代表する国会が割れているので、速やかに衆議院を解散し、民意を問うべきではないか。(08.06.)
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 6月11日、参議院で後期高齢者医療制度、年金記録問題、広範な予算の浪費と不適正使用などを背景として、福田総理への問責決議が、民主、社民、国民新党の多数で可決された。これに対し、政府・与党は、翌12日、衆議院において信任決議を採択した。要するに、参院での問責決議の仇を衆院で討ったということ。
 参議院の役割については、最近与党内で「無用論」や、一部保守新聞で「有害論」まで出ているが、見方によると、現在ほど参議院が国民に代わり明確に意志を表明し、チェック機能を果たしていることはなかったような気もする。従来与党が参院の多数を占めていた時期は、衆院で可決されればほとんどそのまま参院で採択され、参院がラバースタンプ化し、衆院のミニ・クローンのような存在となっていたので、無駄、無用との意見が多く聞かれた。しかし今度は、与党や一部マスコミ自体から「無用論」や「有害論」まで出されているので、参議院を廃止しないまでも、憲法が想定しているチェック機能等を確保することとして、100議席程度に大幅に削減するなどの改善をすべき時期にあると言えよう。
「無用」や「有害」な参院に膨大な税金を浪費する必要はないのだろう。
ところで政府側は、参院の問責決議には法的拘束力がないこと、衆議院では自・公の与党が3分の2の多数を占め、「やることがある」として、政権の継続を主張しているが、それでは参議院に示されている民意を無視することにならないのだろうか。「変」である。これまで参院でも多くの「決議」なるものが採択されて来たが、要するにあっても無くても良かったということなのか。「変」である。
2院制である以上、各院の意見は民意を反映するものとして尊重されるべきであろう。無論、このような事態も想定して、衆議院の予算等での優越性が規定されているが、衆参両院はそれぞれ民意を反映するものとして尊重されなければ民主主義とは言えない。
現与党政権は、後期高齢者医療制度、年金記録問題はもとより、公務員制度改革などの政策問題についても、また中央省庁の談合や予算の浪費、不正使用などの綱紀についても、残念ながら国民の目には効果的に「行政各部を総理、監督」しているとは映っていない。
その上、国会の一方の院で問責決議が採択されて、民意を代表する国会が割れているので、速やかに衆議院を解散し、民意を問うべきではないか。(08.06.)
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 6月11日、参議院で後期高齢者医療制度、年金記録問題、広範な予算の浪費と不適正使用などを背景として、福田総理への問責決議が、民主、社民、国民新党の多数で可決された。これに対し、政府・与党は、翌12日、衆議院において信任決議を採択した。要するに、参院での問責決議の仇を衆院で討ったということ。
 参議院の役割については、最近与党内で「無用論」や、一部保守新聞で「有害論」まで出ているが、見方によると、現在ほど参議院が国民に代わり明確に意志を表明し、チェック機能を果たしていることはなかったような気もする。従来与党が参院の多数を占めていた時期は、衆院で可決されればほとんどそのまま参院で採択され、参院がラバースタンプ化し、衆院のミニ・クローンのような存在となっていたので、無駄、無用との意見が多く聞かれた。しかし今度は、与党や一部マスコミ自体から「無用論」や「有害論」まで出されているので、参議院を廃止しないまでも、憲法が想定しているチェック機能等を確保することとして、100議席程度に大幅に削減するなどの改善をすべき時期にあると言えよう。
「無用」や「有害」な参院に膨大な税金を浪費する必要はないのだろう。
ところで政府側は、参院の問責決議には法的拘束力がないこと、衆議院では自・公の与党が3分の2の多数を占め、「やることがある」として、政権の継続を主張しているが、それでは参議院に示されている民意を無視することにならないのだろうか。「変」である。これまで参院でも多くの「決議」なるものが採択されて来たが、要するにあっても無くても良かったということなのか。「変」である。
2院制である以上、各院の意見は民意を反映するものとして尊重されるべきであろう。無論、このような事態も想定して、衆議院の予算等での優越性が規定されているが、衆参両院はそれぞれ民意を反映するものとして尊重されなければ民主主義とは言えない。
現与党政権は、後期高齢者医療制度、年金記録問題はもとより、公務員制度改革などの政策問題についても、また中央省庁の談合や予算の浪費、不正使用などの綱紀についても、残念ながら国民の目には効果的に「行政各部を総理、監督」しているとは映っていない。
その上、国会の一方の院で問責決議が採択されて、民意を代表する国会が割れているので、速やかに衆議院を解散し、民意を問うべきではないか。(08.06.)
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 6月11日、参議院で後期高齢者医療制度、年金記録問題、広範な予算の浪費と不適正使用などを背景として、福田総理への問責決議が、民主、社民、国民新党の多数で可決された。これに対し、政府・与党は、翌12日、衆議院において信任決議を採択した。要するに、参院での問責決議の仇を衆院で討ったということ。
 参議院の役割については、最近与党内で「無用論」や、一部保守新聞で「有害論」まで出ているが、見方によると、現在ほど参議院が国民に代わり明確に意志を表明し、チェック機能を果たしていることはなかったような気もする。従来与党が参院の多数を占めていた時期は、衆院で可決されればほとんどそのまま参院で採択され、参院がラバースタンプ化し、衆院のミニ・クローンのような存在となっていたので、無駄、無用との意見が多く聞かれた。しかし今度は、与党や一部マスコミ自体から「無用論」や「有害論」まで出されているので、参議院を廃止しないまでも、憲法が想定しているチェック機能等を確保することとして、100議席程度に大幅に削減するなどの改善をすべき時期にあると言えよう。
「無用」や「有害」な参院に膨大な税金を浪費する必要はないのだろう。
ところで政府側は、参院の問責決議には法的拘束力がないこと、衆議院では自・公の与党が3分の2の多数を占め、「やることがある」として、政権の継続を主張しているが、それでは参議院に示されている民意を無視することにならないのだろうか。「変」である。これまで参院でも多くの「決議」なるものが採択されて来たが、要するにあっても無くても良かったということなのか。「変」である。
2院制である以上、各院の意見は民意を反映するものとして尊重されるべきであろう。無論、このような事態も想定して、衆議院の予算等での優越性が規定されているが、衆参両院はそれぞれ民意を反映するものとして尊重されなければ民主主義とは言えない。
現与党政権は、後期高齢者医療制度、年金記録問題はもとより、公務員制度改革などの政策問題についても、また中央省庁の談合や予算の浪費、不正使用などの綱紀についても、残念ながら国民の目には効果的に「行政各部を総理、監督」しているとは映っていない。
その上、国会の一方の院で問責決議が採択されて、民意を代表する国会が割れているので、速やかに衆議院を解散し、民意を問うべきではないか。(08.06.)
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 6月11日、参議院で後期高齢者医療制度、年金記録問題、広範な予算の浪費と不適正使用などを背景として、福田総理への問責決議が、民主、社民、国民新党の多数で可決された。これに対し、政府・与党は、翌12日、衆議院において信任決議を採択した。要するに、参院での問責決議の仇を衆院で討ったということ。
 参議院の役割については、最近与党内で「無用論」や、一部保守新聞で「有害論」まで出ているが、見方によると、現在ほど参議院が国民に代わり明確に意志を表明し、チェック機能を果たしていることはなかったような気もする。従来与党が参院の多数を占めていた時期は、衆院で可決されればほとんどそのまま参院で採択され、参院がラバースタンプ化し、衆院のミニ・クローンのような存在となっていたので、無駄、無用との意見が多く聞かれた。しかし今度は、与党や一部マスコミ自体から「無用論」や「有害論」まで出されているので、参議院を廃止しないまでも、憲法が想定しているチェック機能等を確保することとして、100議席程度に大幅に削減するなどの改善をすべき時期にあると言えよう。
「無用」や「有害」な参院に膨大な税金を浪費する必要はないのだろう。
ところで政府側は、参院の問責決議には法的拘束力がないこと、衆議院では自・公の与党が3分の2の多数を占め、「やることがある」として、政権の継続を主張しているが、それでは参議院に示されている民意を無視することにならないのだろうか。「変」である。これまで参院でも多くの「決議」なるものが採択されて来たが、要するにあっても無くても良かったということなのか。「変」である。
2院制である以上、各院の意見は民意を反映するものとして尊重されるべきであろう。無論、このような事態も想定して、衆議院の予算等での優越性が規定されているが、衆参両院はそれぞれ民意を反映するものとして尊重されなければ民主主義とは言えない。
現与党政権は、後期高齢者医療制度、年金記録問題はもとより、公務員制度改革などの政策問題についても、また中央省庁の談合や予算の浪費、不正使用などの綱紀についても、残念ながら国民の目には効果的に「行政各部を総理、監督」しているとは映っていない。
その上、国会の一方の院で問責決議が採択されて、民意を代表する国会が割れているので、速やかに衆議院を解散し、民意を問うべきではないか。(08.06.)
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