切明義孝ブログ

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2009/08/10 切明義孝の公衆衛生情報

2009-08-10 21:30:26 | 切明義孝ブログ

★★国立感染症研究所★★
http://idsc.nih.go.jp/index-j.html

8月7日新型インフルエンザ(パンデミック(H1N1)2009)
CDC:MMWR:小児の新型インフルエンザA(H1N1)ウイルス感染に関連した神経学的合併症
-テキサス州ダラス,2009年5月(09/7/24)

★★海外渡航者のための感染症情報★★
http://www.forth.go.jp/

パンデミック・インフルエンザ(H1N1)-更新
http://www.forth.go.jp/tourist/topics/topics09-07-2.html#02

WHO(GAR)  2009年7月31日

7月31日現在、168の国や地域からパンデミック・インフルエンザ(H1N1)の発生が確認されたと報告されています。すべての大陸で流行しています。
○7月29日以降31日までに新たにパンデミック・インフルエンザ(H1N1)の発生が確認された国や地域: アゼルバイジャン、ガボン、グレナダ、カザフスタン、モルドバ、モナコ、ナウル、スワジランド、スリナム
インフルエンザA(H1N1)の広がりの地図:確定した症例数と死亡者数
http://www.who.int/csr/don/h1n1_20090731_weekly.png

地域 累積総数
症例数 死亡者数
アフリカ地域事務局(AFRO) 229 0
アメリカ地域事務局(AMRO) 98242 1008
東地中海地域事務局(EMRO) 1301 1
ヨーロッパ地域事務局(EURO) 26089 41
東南アジア地域事務局(SEARO) 9858 65
西太平洋地域事務局(WPRO) 26661 39
総数 162380 1154

各国は個々の症例を検査し報告する必要がないので、実際の症例数より報告数は下回ります。

質的な指標(第29週(7月13日~19日)現在)
質的な指標の詳しい説明は全世界的調査のために更新された暫定WHOガイダンスAnnex4を参照してください。
http://www.who.int/csr/disease/swineflu/WHO_case_definition_swine_flu_2009_04_29.pdf

•インフルエンザの感染の地理的広がり
http://www.who.int/csr/don/Global_geographicSpreadH1N1A_20090724a.png
南北アメリカ大陸の多くの国々は、広範囲にわたる感染でした。欧州では、他の国では局所的または地域的な感染でしたが、英国1カ国が広範囲にわたる感染でした。アジアの国々では、局所的な感染でした。

•前週と比較した呼吸器疾患の活動傾向
http://www.who.int/csr/don/Global_TrendH1N1A_20090724.png
いくつかの中南米諸国では、呼吸器疾患の活動性が増加傾向にある一方、北米諸国では減少傾向にあると報告しています。欧州の報告している国では、季節性のインフルエンザのシーズン以外の時期ですが、増加または変わらない状況にあると報告しています。アジア諸国では、増加傾向にあります。

•集団での急性呼吸器症状の強さ
http://www.who.int/csr/don/Global_IntensityH1N1A_20090724.png
強さを報告した国の中で、カナダ、メキシコ、イギリス、タイ、ウルグアイとパラグアイが強い活動性を報告する一方で、チリとアルゼンチンは非常に強い急性呼吸器疾患の活動性がありました。アメリカ合衆国と残りのヨーロッパとアジアの多くは、低いか中程度の強さの活動性を報告しました。

•医療サービスへの影響
http://www.who.int/csr/don/Global_ImpactH1N1A_20090724.png
ほとんどの国はこの指標を報告しませんでした。5カ国が医療サービスへの中程度の影響を報告していますが、残りの国は低いレベルの影響と報告しています。

ウイルスに関する状況の更新(第30週(7月20日~7月26日)現在)

○パンデミック(H1N1)2009
Global Influenza Surveillance Network(GISN)から報告しているFluNetによると、パンデミック(H1N1)2009のインフルエンザウイルスは第30週に13カ国から3548例の検出が報告されました。大多数は中国(香港(25%、1788例))から報告されました。そして、オーストラリア(21%、834例)とイタリア(16%、600例)が続きます。13カ国の間で、平均して、パンデミック(H1N1)2009のインフルエンザウイルスは、すべてのインフルエンザウイルスの検出のうち(北半球の66%と南半球の89%)71%を占めました。パンデミック(H1N1)2009のインフルエンザウイルス の最も高い検出率は、ギリシャによって報告され(99%;149例中147例)、ついで、チリ(98%;163例中160例)、大韓民国 (98%;263例中258例)、イタリア(97%;600例中584例)、そして、オーストラリア(89%;83例中745例)でした。
現在までに分析されたパンデミック(H1N1)2009のインフルエンザウイルスは、抗原的そして遺伝子的に類似しています。

○パンデミック(H1N1)ウイルスの抗ウイルス薬に対する抵抗性
パンデミック(H1N1)2009インフルエンザのウイルスのオセルタミビル耐性の総計6例はデンマーク、香港、日本、カナダで検出されました。これらのうち3例は日本の患者からです。6症例のうち1例を除き患者はすべてオセルタミビルを投薬され、回復しました。すべての耐性ウイルスは抵抗に関連する274/275の位置で特徴的な変異がありました。

詳しくは
http://www.forth.go.jp/tourist/topics/topics09-07-2.html#02

★★外務省海外安全ホームページ★★
http://www.anzen.mofa.go.jp/index.html

■ 2009/08/10
グルジアに対する渡航情報(危険情報)の発出

◆ 2009/08/10
インド:独立記念日前後における安全対策


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内閣府 http://www.cao.go.jp/
政府広報オンライン http://www.gov-online.go.jp/index.html
厚生労働省 http://www.mhlw.go.jp/index.html
東京都 http://www.metro.tokyo.jp/
WHITE HOUSE http://www.whitehouse.gov/
US EMBASSY http://japan.usembassy.gov/tj-main.html
CDC http://www.cdc.gov/
WHO http://www.who.int/en/
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