切明義孝ブログ

切明義孝が発信する公衆衛生情報です。気になるニュースや話題を紹介します。

2008/04/30 切明義孝の公衆衛生情報

2008-04-30 19:24:55 | 切明義孝ブログ
黄熱の流行-リベリア更新2 WHO(EPR)  2008年4月25日 ○リベリア リベリア保健省は、黄熱の確定患者1名を追加発表した。患者は30歳の男性で、初発例と同じコミュニティであるニンバ郡(Nimba County)タペタ地区(Tappita District)ズオトゥオ(Zuotuo)の出身である。確定総数は死亡例1名を含む2名である。モンロヴィア(Monrovia)にある国立研究所と、地域の標準検査機関で黄熱のWHO協力センターとなっている、セネガルのダカール(Dakar)にあるパスツール研究所での検査で確定された。保健省はWHOの技術支援を受けて、タペタ地区で予防接種を開始し、黄熱患者発生地区とその周辺での大規模な拡大予防接種キャンペーンを計画している。 保健省は、黄熱に対するワクチン供給の国際調整グループ(YF-ICG)によって管理されている世界緊急時備蓄に2回目の要請を行った。新しい要請は177,112名を対象としている。最初と2回目の要請分を合わせ、合計294 613名を対象としている。 . . . 本文を読む

2008/04/29 切明義孝の公衆衛生情報

2008-04-29 09:46:35 | 切明義孝ブログ
・採用情報(国家公務員I種)・規制影響分析書の公表について・石綿等の全面禁止に係る適用除外製品等の代替化等検討会報告書について・平成20年度第3回介護労働者の確保・定着等に関する研究会開催について・中央社会保険医療協議会委員名簿について・地域雇用対策について・第1回麻しん対策推進会議議事録・第1回受動喫煙防止対策のあり方に関する検討会の資料について . . . 本文を読む

2008/04/26 切明義孝の公衆衛生情報

2008-04-26 22:35:01 | 切明義孝ブログ
○ 緊急情報・フィブリノゲン製剤納入先医療機関の追加調査について http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=126875 ・フィブリノゲン製剤等に関する相談窓口について http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=126879 ・C型肝炎ウイルス検査受診の呼びかけ(フィブリノゲン製剤納入先医療機関名の再公表について)http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=126881 . . . 本文を読む

受動喫煙に関した訴訟とその判決

2008-04-26 22:18:01 | 受動喫煙に関した訴訟とその判決
【裁判所が初めて受動喫煙の害を認定!!】 受動喫煙による健康被害を否定する研究がたばこ産業の資金提供によるものであって客観性と正当性を欠くものであるとのわれわれの主張を認めたものであり、もはや受動喫煙による健康への影響の存在は否定のしようがないことを示したものである。 ■■分煙訴訟より . . . 本文を読む

2008/04/25 切明義孝の公衆衛生情報

2008-04-25 20:24:50 | 切明義孝ブログ
リフトバレー熱の流行-マダガスカル WHO(EPR)  2008年4月18日 ○マダガスカル マダガスカル保健省は、2008年4月17日現在で、Alaotra Mangoro、Analamanga、Itasy、VakinakaratraとAnosy Regionsから17名の死亡例(致死率4%)を含む418名のリフトバレー熱の疑い患者を発表した。ヒトでのリフトバレー熱感染は、WHOのウイルス性出血熱協力センターであるマダガスカルのパスツール研究所と、グローバル感染症警報対応ネットワーク(Global Outbreak Alert and Response Network)に加盟しているパートナーによって、59名の確定患者が確認された。マダガスカル保健省は流行への対応を監督するために各省間にまたがる委員会を設立した。患者管理、サーベイランス、社会的動員、薬剤の供給、院内感染の予防と対策強化などの管理手段が講じられた。2008年4月9日に農業省は、動物におけるリフトバレー熱の感染事例について、国際獣疫事務局(OIE)へ報告した。 マダガスカル保健省と農業省は、WHO、国際連合食糧農業機関(FAO)、 OIEの3機関共同の派遣団を要請した。 . . . 本文を読む

2008/04/22 切明義孝の公衆衛生情報

2008-04-22 19:57:48 | 切明義孝ブログ
◆厚生労働省及び農林水産省より ☆「体細胞クローン家畜由来食品に関する説明会」の開催及び参加者の募集について ◆農林水産省より ☆中国産冷凍ギョウザが原因と疑われる健康被害事例関連情報[平成20年2月22日更新] ☆分析・サンプリング法部会(CCMAS)[平成20年4月18日更新]3月に開催されたコーデックス委員会の分析・サンプリング法部会(CCMAS)について、主要議題の情報を更新しました。 (コーデックス委員会とは、FAO及びWHOにより設置された国際的な政府間機関で、国際食品規格等を作成しています。) ◆食品安全委員会より ☆清涼飲料水の異物混入事例について[PDF][平成20年4月8日] . . . 本文を読む

2008/04/21 切明義孝の公衆衛生情報

2008-04-21 19:12:39 | 切明義孝ブログ
★★海外渡航者のための感染症情報★★ http://www.forth.go.jp/ 鳥インフルエンザ流行状況-エジプト更新10 WHO(EPR)  2008年4月17日 ○エジプト エジプト保健人口省は新たなヒトインフルエンザA型(H5N1)感染例を発表した。症例は、Sharkea地域(governorate)、Al-Honsanya地区の2才の男児で、4月13日に発症、14日に入院し、現在入院中である。エジプト中央公衆衛生検査所とカイロに拠点を置く米海軍医学研究ユニット3(NAMRU-3)によって診断確定された。感染源の調査の結果、病鳥や死鳥との接触歴があることが示唆されている。エジプトでは、これまでに確認された患者50名中、22名が死亡している。 . . . 本文を読む