切明義孝ブログ

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STAP細胞があれば画像の加工は不要では?

2014-04-11 20:53:13 | 切明義孝ブログ

小保方晴子氏の不服申し立て記者会見を見ました。
小保方氏は、「STAP細胞は200回以上作製に成功している」、
「画像は数百枚ある」などと主張しておられました。

しかしながら、肝心のSTAP細胞の提示がありませんでした。
STAP細胞を200回作ったなら少なくとも、
STAP細胞の凍結標本が200個、キメラマウスが200匹、
テラトーマが200個、PCRの画像が200枚以上あるはずです。
また、画像が沢山あったのですから加工や流用は不要だったはずです。

そもそも理研の調査委員会は小保方晴子さんの論文に画像の加工や流用が
あったことを不適切と判断しており、議論はSTAP細胞の真偽ではありません。
単に小保方晴子氏の論文には不適切な個所が多いから書き直せと命じたのです。
小保方晴子さんは報告書の趣旨を理解していないように感じました。

残念ですが科学論文の世界では画像の加工や流用は許されません。
理研の調査委員会の結論は変わらないでしょう。

繰り返しますが不適切なのは論文の画像であり、STAP理論ではありません。


切明

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【全編動画】STAP細胞問題で小保方晴子氏が会見
http://www.youtube.com/watch?v=Nbr6WrhJCW4

STAP細胞論文問題 理研・笹井芳樹氏、近く謝罪会見へ
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00266471.html

専門家「200回以上作製」信用できない
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140409/k10013618461000.html

小保方晴子記者会見 「STAP細胞再現成功者はいるが個人名は出せない」
http://news.ameba.jp/20140409-406/




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