グリーンピースによる海産物放射能検査結果が発表されました。魚や海藻、貝類、なまこ、ヒトデなど海洋生物が暫定基準値を大幅に上回る放射性ヨウ素と放射性セシウムに汚染されていることが判りました。福島県の調査でも海藻や魚介類、淡水魚から発がん性の明白な放射性ヨウ素が検出されていますが国の暫定基準が高く設定されているため一部が流通した恐れがあります。福島第一原発から30キロ以上離れた内陸部の淡水魚からも放射性物質による汚染が見つかっており人間だけが例外と考えるのは楽天的と言えます。農水省はセシウムについて「生物濃縮はかなり低い」などと発表しましたが、根拠として提示されたデータを見ると大型の魚では約100倍に濃縮されています。 . . . 本文を読む