アクロ(ACRO)というフランスの民間組織による日本の放射能モニタリング結果をご紹介します。特別に新しい情報ではありませんがマスコミがこれを取り上げない理由が理解できません。何か諸事情があるようです。アクロの調査は福島第一原発周辺の広範な地域がチェルノブイリ事故時の避難地域あるいは強制避難地域並みに土壌汚染されていることを再認識させました。アクロは更に、土壌からテルル129mが検出されたことを懸念しています。テルル129m(半減期33.6日)は崩壊して半減期1600万年の放射性ヨウ素129に変化する困った物質です。ヨウ素129はヨウ素131同様の発がん物質です。このような物質が土壌や空気中に広く存在しており食事や呼吸を通じて体内に取り込まれる可能性があります。 . . . 本文を読む