ジャスミンのひとりごと

甘い香りにつつまれて、気のむくままに

吉例顔見世大歌舞伎

2006-11-08 15:50:49 | 趣味

11月の歌舞伎座昼の部を観てきました。

屋根にが組まれています。


江戸時代には毎年11月に座主と役者の間で
1年間の出演契約を結んで、この月から
新しい顔ぶれになることから「顔見世興行」
と称されていた。その名残で今も11月興行は
「顔見世大歌舞伎」として屋根にが組まれます。

一、通し狂言 
  伽 羅 先 代 萩(めいぼくせんだいはぎ)
      政岡         菊五郎
      沖の井        三津五郎
      八汐 細川勝元    仁左衛門
      仁木弾正       団十郎
      荒獅子男之助     富十郎
      足利頼兼       福助

二、源     太(げんた)
  願 人 坊 主(がんにんぼうず) 三津五郎

「先代萩」は「花水橋」から「刃傷」までの通し狂言なので
普段上演される「御殿」の前後の成り行きがよくわかって
よかったです。「まま炊き」の部分は省略されていました。

仁左衛門の「八汐」の悪女ぶりが楽しめました。
「対決」では一転して正義派の「勝元」と大活躍です。

三津五郎の踊りは相変わらず楽しませてくれました。

 

 


      

 

 


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2 コメント

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伽羅先代萩 (dream)
2006-11-10 10:46:51
私は花形歌舞伎の観劇予定はしているものの、歌舞伎座の伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ)の演目も魅力的だと思っておりました。ロワン様の記事を読んで是非、都合つけて観に行きたいと思いました。
さて、先日、ロワン様に教えて頂いた「歌舞伎展」に行って参りました。展示品を見られた事も嬉しかったですが、体験コーナーで楽しんで来ました。また、このような「歌舞伎展」の開催をして頂けないかしら?なんて思いました。
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私も・・・ (dream)
2006-11-29 22:09:14
先日、私も「吉例顔見世大歌舞伎」の昼の部を観劇
してきました。
「先代萩」は前半の菊五郎様の政岡VS仁左衛門様の
八汐は本気モードのお芝居でしたね。
仁左衛門様の後半の勝元も爽やかで同じ人が演じて
いるとは思えないくらい素晴らしかったです。
さて、今年の一月の「先代萩」は政岡が藤十郎さん
で、八汐が梅玉さんだったようです。
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