記憶のスクラップ・アンド・ビルド

当然ながら、その間にタイムラグがあり、
それを無視できなくなることこそ残念です。

パソコン偶感

2013年08月04日 17時05分05秒 | Weblog
先日Ultrabookを買ってきました。
軽い。
速い。
タッチパネルは意外と使い易い。

VAIO Pro 13 (Windows 8, 64bit版)。
Windows 7のデスクトップPCを8にバージョンアップしようとして悪戦苦闘したのとは偉い違い。

苦労して7に戻したデスクトップは大体出荷時の状態になり、特に不満が有るわけでないし、Macも特に不具合を生じておらず大概のことは間に合っています。
ただ、よく考えもしないで購入したタブレット nexus 7が次第に重宝になり、それだけに不満も募り、しかし満足できるタブレットは暫く望めないだろうと思ったのがUltrabook購入の口実でした。

PCの本家だったIBMがパソコンの時代は終わったと言ってPCの事業から撤退してから何年経ったろうか。
ようやくタブレットがパソコンに取って代わりつつあるが、最後にもうワン・クールはパソコン依存から脱却できないのではないだろうか。

それにしても日本のパソコンは高過ぎる。
日本の大手パソコンメーカーは、少し高機能なものを少し高値で売るという戦略しか思いつかなかまま過ごし、今日に到ったのではないだろうか。

それはさておき、やはりWindows 8に慣れるまでかなり時間が掛かりそう。
ユーザーフレンドリーに作ってある筈なのに戸惑わせるのはMicrosoftの責任ばかりでない。パソコンメーカーも悪い。
不必要なアプリが沢山入っていて、それでなくても容量の小さいSSDのメモリを占領しているので削除しようとしたが、取扱説明書通りの手順で削除できないものがある。
Windows 8のルールで操作できるようになっていないらしい。

マニュアルなしで使えるもので有って欲しいが、見かけは似ていて今までのものとは全然違うところが少なくないから面倒。
最初にWi-Fiでインターネットに接続してからアレコレの設定をしなければならない。
我が家の無線LANルーターはボタンを押せば自動で繋がる方式だが、添付の説明書きはそうした方式のことは書いてない。
四苦八苦していたら不意にルーターのボタンを押せというメッセージが現れ、納得できないままに解決した。
やはり市販の入門書が必要らしい。

Windows 8.1になればもう少し使い易くなると聞くが、早速バージョンアップしての印象では特に何が良くなったか、われわれには分からない。
面喰らったのはスタート画面の先頭に出ているメールのタイルをクリックしたらPOP3のメールシステムには対応していない、と。
Office 2013をインストールしてOutlook.comでメールを読むようにしました。

ついでに恐る恐るATOK 2013とドラゴンスピーチをインストールし、フリーの統計ソフトRを入れたら、SSDの残り容量は60 GB弱になっていました。
これからは新しくファイルを作ることになったら、写真も文書も何もかもクラウドやSDメモリに保存するようにしなさい、ということでしょうか。

Wordで文章を書いていたら屡々カーソルが何処に行ったか分からなくなりまいた。
Ctrlキーでカーソルの位置を見つける機能はWindows 8にもあり、使ってみて分かったのはカーソルが実際に屡々消えて入力できなくなる瞬間があるということ。

システムの起動・スリ-プ・終了は速くなったが、アプリ使用中の動作は必ずしも円滑でない。
従来マウスでカーソルを移動させ項目を選択していた動作に代わって、画面で直接タッチすれば極めて迅速に応答してくる。
タブレット向きの入出力を優先し、その分だけクラシックな入出力が犠牲になっているのかも知れません。
タブレットの時代は予想より速く来るように思われます。



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