亢進症な生活

甲状腺機能亢進症(バセドウ病あらため甲状腺ホルモン不応症)と膠原病(SLE&シェーグレン)を併発した働き者。のんびりと♪

パニック障害かと思っていたことも/そして診断基準

2007-03-09 | 甲状腺機能亢進症/バセドウ・不応症
やたらと疲れて、座り込みたくなるし、ドキドキするし、人に会うのも億劫になってくるので、実は、パニック障害かも・・・と思っていたことがあったのをふと思い出しました。
主治医に話したら、「ウツにも似てるんだよね」とのこと。
わたしの場合、忙しくてプレッシャーも大きかった時期なので、本当は両方だったかもしれないけど(笑)
今は落ち着いて、のどかです。

ところで・・・
今日、気がつきました。

日本甲状腺学会におけるバセドウ病の診断ガイドライン(第7次案)では、以下のように規定されています。

a)臨床所見
  1. 頻脈、体重減少、手指振戦、発汗増加等の甲状腺中毒症所見
  2. びまん性甲状腺腫大
  3. 眼球突出または特有の眼症状
 b)検査所見
  1. 遊離T4、遊離T3のいずれか一方または両方高値
  2. TSH低値(0.1μU/ml以下)
  3. 抗TSH受容体抗体(TRAb, TBII)陽性、または刺激抗体(TSAb)陽性
  4.放射線ヨード(またはテクネシウム)甲状腺摂取率高値、シンチグラフィでびまん性
1)バセドウ病:a)の1つ以上に加えて、b)の4つを有するもの
2)確からしいバセドウ病:a)の1つ以上に加えて、b)の1、2、3を有するもの
3)バセドウ病の疑い:a)の1つ以上に加えて、b)の1と2を有し、遊離T4、遊離T3高値が3ヶ月以上続くもの

ちょっと待って!
それによると、わたしはバセドウではないかもしれません。

a)臨床所見
  1. 頻脈  +
   体重減少 - (でもお腹は以上にすく)
   手指振戦 +
   発汗増加 +
   その他、お通じがよくなりすぎ+
  2. びまん性甲状腺腫大     +
  3. 眼球突出または特有の眼症状 -
 b)検査所見
  1. 遊離T4、遊離T3のいずれか一方または両方高値 ++
  2. TSH低値(0.1μU/ml以下)  -
  3. 抗TSH受容体抗体(TRAb, TBII)陽性、または刺激抗体(TSAb)陽性 -
  4.放射線ヨード(またはテクネシウム)甲状腺摂取率高値、シンチグラフィでびまん性   +

TSHが低くないのは、こうしてみると変なんですね。
「どうやら、このリストにはない甲状腺関係の抗体を持っているらしい」というのが今の見解。

だからって、治療は変わらないけれど、保険に入ったりするとき、「疑われてるんです」というのと、きっぱり「バセドウです」というのは、聞こえ方が違うので、こんな事実を知って、ちょっと「へー」と思ったのでした。

にほんブログ村 病気ブログ←blog村参加中!応援クリックでゲンキになります

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。