亢進症な生活

甲状腺機能亢進症(バセドウ病あらため甲状腺ホルモン不応症)と膠原病(SLE&シェーグレン)を併発した働き者。のんびりと♪

また顎骨骨髄炎

2022-06-20 | 歯科
何だか疲れが抜けないなぁという日がつづいていたところで、また顎が痛くなり、耳まで響く、強い痛みが出ました。顎骨骨髄炎?ということで、また歯の先生に相談しました。5月のことです。

振り返ると、去年の5月にもそんなことを言っていて、その後、腹膜炎になり、卵巣嚢胞(子宮内膜症)の手術となり、用意していたら糖尿病まで発症しちゃったという、「騒ぎの芋づるの最初」だったのです。(いや、お正月にお尻が痛い…と言っていたのは実は内膜症の症状だったとしたら、それが始まりかもしれませんが…)

前回は、骨髄炎っぽいけれど、そこの歯の根の治療をしてもらってくださいと言われて戻されたのですが、根の治療をしてもらっても、根はきれいで膿が出るわけでもなく、レントゲンでもほとんど病巣はなく、抗生剤が効いたのだよね…ということで、終わっていました。

今回、痛んだのは、前に疑われた歯の2本奥歯側のところで、場所が違います。
腫れは前回ほどではないのですが、歯茎と頬の間の谷間の底が腫れていて、周りの歯に歯ブラシがあたるだけで涙目になり、ロキソニンが切れたら、猛烈な痛みで夜も目が覚めるほどでした。

すぐに先生に相談し、ペニシリン系の抗生物質サワシリンを飲んで、3日目にようやくロキソニンが切れても、目が覚めなくなりました。5日間飲んで、ようやく収まりました。
レントゲンを撮ってもらいましたが、今回も歯の根元に大きな病巣がある様子でもなく、顎骨骨髄炎が再発している様子です。やっぱり歯のせいっぽくはみえない。
血糖のコントロールもよくないし、何となく全身のコンディションもよくないのも影響しているのかしら。

ひとまずサワシリンが効いたものの、歯の由来でないなら、ペニシリン系のサワシリンでなくて、別の種類のセファム系の抗生物質フロモックスをもらった方がいいんでしょうかと聞いてみましたが、その辺りは口腔外科で判断いただいた方がいいようです。

それで、口腔外科に予約をしようとしたら、まったく入らない!7月末か8月になるとか。いやいや…すっかり炎症もおさまって、何を診てくれるのでしょう。こちらも問診に十分なお話ができる記憶が残っているやら。
前回、釈然をしないまま、歯の根の治療をするように言われて、診療終了になっていたので、初診扱いになっていて、歯科の先生たちもいろいろ聞いてくださったものの、けんもほろろだったようです。忙しいですもんね。残念。

内科でかかっている病院の口腔外科にも聞いてもらいましたが、そちらも受けてもらえなさそうでした。

そうこうしているうちに、数週間経って、また腫れと痛みが起きました。3回目です。
歯が合わさるだけで涙目で、やわらかい離乳食のようなご飯で乗りきりました。早めにサワシリンを始めて、ロキソニンなしでなんとか頑張れましたが、4日目にようやく多少噛めるような状態でした。結局、しっかり噛めるようになったのは2週間後のことです。

骨の感染症は骨の中の方にある骨髄に起きるわけですが、そこで炎症が広がると、周りの堅い骨に圧迫されて、血流が悪くなり、壊死する原因にもなるようです。だから、壊死するようなひどい腫れが避けられて、正解です。
逆に、すごく腫れていたら、口腔外科の救急枠に入れてもらえたのかもしれないとふと思いました。

うまく治っていない骨髄炎は、慢性骨髄炎と呼ばれ、治りにくいようです。しばらく症状がなくても、数年越しでまた痛むというのを繰り返すのだとか。困ったものです。

慢性の骨髄炎となると、骨粗しょう症のお薬ビスフォスフォネート系製剤は飲んでいないなら、対象が広い抗生剤を4-8週間、しっかりじっくり続けることになるでしょうか。
CTの結果によっては、問題の骨を切開してどんな菌がいるか調べたり、洗浄したりすることも多いようですが、今のところ病巣がはっきり見えるわけでなくて、念のために手術となって、他の病気もあるから入院となって、でも病巣も原因もわからなかったね、というのは避けたいところです。場合によっては他の病気と調整が必要なら、内科でお世話になっている病院に紹介状を書いてもらうのがいいのかもしれません。

まずは新しい口腔外科の先生とコミュニケーションがとれるようにがんばります…。そして、とにかく繰り返す骨髄炎について、診療終了にならないように、診てもらえますように。腫れを繰り返さないようになりますように!

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