亢進症な生活

甲状腺機能亢進症(バセドウ病あらため甲状腺ホルモン不応症)と膠原病(SLE&シェーグレン)を併発した働き者。のんびりと♪

かかりつけ医って、活躍してほしい

2008-03-04 | 先生&病院譚
かかりつけ医とか、家庭医(ホーム・ドクター)とかいうことをよく耳にするようになったのは、この数年のことでしょうか。気がつくと、紹介状を持たずに、大きな病院(200床以上の病院)に行くと、初診料特定療養費という形で、数千円が上乗せさせるようになっています。

かかりつけ医というのは、プライマリ・ケア(一次医療)、つまり、病気になったときに、最初の医療をしてくれます。そして、必要に応じて、専門医のアドバイスを受けるながら、じっくり問診をしてくれたり、納得のいく説明をしてくれたり、身近で急変に対応してくれたりというのが、大事な役割です。

医療とか、健康とかいうのは、病気だけの問題でなくて、不安を除くことだって、大事なわけで、そういうケアを通して信頼関係から生れる安心を与えられる先生は、すごいなぁと思います。

わたしの場合、このところは症状が不安定なので、残念ながら、近くの病院では「僕にはわからないな」「主治医の先生と相談してみて」と言われることが多くなってます(笑)
それでも、去年の夏、お腹が痛かったり吐き気が止まらなかったときには、近くの病院にはいろいろお世話になりました。主治医と相談したうえで、頓服薬の処方を相談に、近くの内科でお世話になったことも。
地域医療ではないけれど、慢性疾患の先生たちも、患者さんのお仕事や家庭の状況を含めて、治療の方針を考えるような、全人治療が求められるから、かかりつけ医に近い役割があるのかな?

東京都医師会が「賢い患者さんのお医者さん選び」ということを書いています。そんなにうまく機能してないって、というのはあるものの(笑)、考え方はわかりやすかったです。

余談ですが、このコーナーのなかで[医者にかかる10箇条]というところでは、「対話の始まりはあいさつから」なんて書いてありました。お医者さんでも、挨拶しないで、うなずくだけの先生もいます。患者さんも、あいさつどころじゃないってこともあるんんでしょうか。切ないお医者さんの胸のうちを想像してしまいました。最近は、患者さんの暴言や暴力で、壊れてしまう先生も多いそうです。先生たち、がんばれ~!

[追記]
この記事を書いたあとに、知りあいブログでもホームドクター制度が普及してほしいという話が出ているのを発見。患者の方も苦労していること、たくさんありますね。

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4 Comments

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どちらかというと (りょう)
2008-03-05 14:33:28
私は何も言えないで後で「聞いておけばよかった」とか後悔する「おとなしい」患者かも(笑)私も歯科医院とはいえ、患者さんと接する仕事してましたが、先生を信頼して家族ぐるみで来院してくれる患者さんもいたし、治療後に痛みが伴う場合って多いのですが、先生が説明をしていなかった為に「あの歯医者は痛い」とか評判がわるくなったりしました。信頼関係は大事ですね。患者と医師の性格が合うか合わないかも大事だと思います。かかりつけの開業医の良い所は、私は風邪を引くと喘息の発作が重度になります。「喉が痛い」の状態で薬をもらっても、必ず発作が来るって分っててくれているので発作時の対応は敏速です。命を救われたきがして感激です。他の病院じゃ有り得ないほどの素早さです。待合室で待たなくても点滴を受けるベッドで寝ながら待たせてくれたり私の咳止めの薬の量もわかっています。やはり他では喘息だけは治療したくないのです。というか、いざの発作時は間に合いません(笑)車で2分なので私にとったら最高な先生だし看護師さん達も点滴上手だし(笑)
膠原病や、甲状腺も診てくれると楽なのですが。
慢性疾患などの長期管理が必要な疾患などは、大きい検査を総合病院で受けて、毎月の管理を患者それぞれの開業医に回すという地域医療を病院も薦めているらしいです。
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地域医療 (ぷろぱ)
2008-03-05 15:27:40
りょうさん、こんにちは♪
たしかに、信頼関係と同時に、「相性」ってありますね。
わたしが大好きな、江戸っ子な先生は、チャキチャキしすぎてヤダ!という患者さんもいました(笑)
大病院で、名前や顔さえうろ覚えでしょ?という先生に応急処置されるより、経過や体質をわかっててくれてる先生に診てもらえると、「大丈夫かな?」とドキドキせずにいられる安心ってありますね。

そういう意味でも、慢性疾患も、毎月の経過は地域医療で、半年・1年に1回は大きな病院で、というのが理想形なのかもしれません。そしたら、大病院での1回の診療時間をたっぷり取ってもらえるようになることもあるかも!?

ちなみに、わたしも、こう見えて(どう見えて?)、シャイなので、内分泌の新しい先生に会うのに緊張してます。
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あははは (りょう)
2008-03-05 16:50:54
「シャイ」ですか(笑)
私も自分でそう思うのですが、ぷろぱさんも自分の症状を上手く伝えられない・・受け止めてくれない・・・。
という苦労をしたはずです・・・。私も「シャイ」もありますが「トラウマ」の方が勝ってしまうため「大人しい患者」「ニコニコしながら話す患者」です(笑)私も今度の肝臓の先生は初めてなので緊張を越して「恐怖」です。
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シャイですよ(笑) (ぷろぱ)
2008-03-05 18:48:29
りょうさん、こんにちは~☆
先生も、そう言われたら困るだろうなぁなんて考えると、言い損なったりします。

突然、倒れるよりいいかなと思って、最近は遠慮せずに報告の電話も入れるようになりました。

http://blog.goo.ne.jp/propacil/d/20071221 あたりで書いている、甲状腺への処方はワソランだけしかできない宣言のときは、半べそで駄々をこねて、たぶん1~2時間くらい先生と話し合ったというのがありました。
とりあえず、そんな○○事件と呼べそうな思い出がたくさんある先生なので、さみしいです。
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