沖縄美ら海水族館では、
決められた時間にスタッフによる生態解説が行われます。
それぞれの水槽の解説時間は以下の通りなので、
うまく組み合わせて全部の解説や給餌を見て回るのも楽しいですョ
プログラムガイド実施時間一覧
http://www.kaiyouhaku.com/guide/ichiran.html
今回は大水槽を上から見学できる「黒潮探検(水上観覧コース)」を紹介しましょう。
館内1階、大水槽に向かって左奥に受付があります。
15分間の解説プログラムで、10:00以降16:30まで30分おきにスタート。
参加希望の方は事前に受付で申し込む形をとりますが、
一回15名ほどで締め切りとなりますからご注意を。
受付奥のエレベーターから4階にあがり、
そこでまずトランシーバー式のイヤホンを受け取ります。
一方、解説担当のスタッフはインカムを付けていて、耳元で解説が聴ける形です、
バックヤードは様々な機会音が大きく響き、
解説スタッフの声が聴き取りづらいのが理由のようですが、
こちらの方が聞き逃しがなくていい感じ。

大水槽バックヤード
写真手前がアクリルパネル側。
思っていた以上に奥行きがあり、本当に大きな水槽です。
外光を取り入れる構造にはなっていますが、
雨天や夜間にも水槽内が暗くならないように照明は付けられています。

塩の掃除をするスタッフ
水槽内の海水が蒸発する際に、あちこちに塩分が付着するらしく、
機械類はモチロン、照明の傘なども丁寧に掃除するそうです。
それでも所々サビが浮いているのは仕方ないですね。

解説を聴きながら水槽を覗きこむ参加者。
水槽の上に張り出した廊下で、
大水槽の構造やバックヤードで行われているスタッフの仕事など、様々な解説を受けます。
でも、ガラス床はちょっと怖い。。。

ガラス床から覗いた水槽。
写真の下側にきしの屋の靴が半分見えていますが、
ヘタレきしの屋、強化ガラスで割れるコトは無いとわかっていても、
骨組みの上しか歩けません(苦笑)

稚魚用飼育水槽
水槽内で生まれた稚魚は、バックヤードの飼育水槽に移され、
ここで一定期間飼育されます。
海の生態系を調べる研究施設でもある水族館の一面ですね。
将来的には、海で捕獲した魚を展示するのではなく、
水族館内での産卵・繁殖を繰り返していくシステムに、
出来るだけ近づけたいとのことでした。
その象徴的なものが、繁殖を目的としたジンベイザメの複数飼育。
まだ生態が良く判っていないマンタの出産にも成功していますし、
こういう裏側を少し垣間見ることで、ますますこの施設が好きになります。
う~む。
なかなかスゴイぞ、沖縄美ら海水族館。