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ゆんたくBar 『きしの屋』

いい人、いい酒、いい音楽。
たわいのない話をグラス傾けつつ…。

奈良市美術館「日本刀展」

2008-09-05 21:22:09 | ひとりごと
イトーヨーカドー奈良店5Fに奈良市美術館があるコト、
みなさんご存知でしょうか?

同じフロアにあるレストラン街に気を取られて、見過ごしてしまう方が多いと思いますが、
小規模な美術館ながら、時々いい展示会が開催されています。

今回見に行ってきたのはコレ。
「日本刀展-輝く鉄(くろがね)の美 鎌倉時代から現代まで-」
主催:日本美術刀剣保存協会奈良県支部

武器でありながら、
外装品のみならず刀身自体も高い美術的評価を受けている日本刀。
今回は、鎌倉時代から現代の刀工が作る傑作まで42振と、
鍔や目貫、笄(こうがい)などの外装品を多数展示しています。

こういった日本刀だけの展示会って、あまり開催される事が無いので、
これはいい機会とばかりに足を運んだ次第です。

まずは基本的なところから。

日本刀
たたら製法(もののけ姫でも登場した製法)で作られた、
玉鋼と呼ばれる高純度の鋼を素材とする刀剣。
高温加熱された素材を叩き伸ばしては折り重ねる「折り返し鍛錬」を行い、
さらに硬度の異なる数種類の鋼を組み合わせて、
折れない(柔軟性)・曲がらない(高強度)という相反する性質を実現している。

さて日本刀展。
刀身に独特の反りを持った美しさと同時に緊張感が感じられるのは、
美術的価値が高いとはいえ、やはり武器であるからでしょうか?

でも、鍔や目貫などに施された装飾の繊細さをみれば、
先人たちが、日本刀を単なる武器としてではなく、
それ以上の思いで作り、手にしていた事がわかります。

特に目貫。
柄から刀身が抜けないように止める「目釘」を押さえる部品なのですが、
通常、柄巻きと呼ばれる紐で巻かれる為ほとんど外から見えないのに、
ウサギや瓢箪などの細かい装飾がされ、遊び心満載。

会場では、刀剣協会の会員の方達が丁寧に解説してくださるので、
非常に判りやすくいい展示会でしたョ。

特別展「西国三十三所-観音霊場の祈りと美-」

2008-09-01 20:52:34 | ひとりごと
この週末は、少々アカデミックに博物館・美術館のハシゴ。
日本文化に触れる時間を作ってきました。
昨日で終了した展覧会もありますが、順次紹介していきますね。

まずは奈良国立博物館で開催中の特別展
「西国三十三所-観音霊場の祈りと美-」

あまり食指が動くほどの興味は無かったんですが、
招待券を頂いたので、そのままにしておくのも勿体無いというコトで。。。(笑)

博物館へ足を運ぶ前に、ネット検索でまず予習。
西国三十三所とは、近畿圏32箇所と岐阜1箇所に存在する観音霊場の総称。
江戸期には「巡礼講」という団体が組まれ、盛んに巡礼が行われた。
三十三の数は、観音菩薩が人々を救う際、33の姿に変化することに由来するとか。
(Wikipediaより抜粋)

なるほど、観音様へのお参りが西国三十三所巡礼なんですな。
(かなり大雑把ないい方ですが)

さて会場。
各地のお寺から集められた本尊や秘仏を始め、
縁起(お寺の建立にまつわる言い伝えなどの事)絵巻、経典、仏具・法具など、
三十三所にまつわる様々な美術品が展示されています。

美しい装飾の仏像もさることながら経典に書かれた文字の素晴らしさ。
経典自体の意味はわからないものの、その文字の美しさはホレボレするほどです。

行く前はそれほど興味も無かったんですが、
実際行ってみると、なかなか楽しめました。

ちなみに、やはり巡礼されている方が多いようで、
「○○寺で見た」と言った会話がをよく耳にしましたョ。

西国三十三所-観音霊場の祈りと美-
奈良国立博物館
~9/28まで

ことば検定

2008-08-22 20:55:07 | ひとりごと
ここ数年、いろんなご当地検定がブームになっていますね。

きしの屋が住む奈良にも「奈良まほろばソムリエ検定」なるものがあります。
奈良の歴史・地理・文化・風土などの理解力をはかる検定です。
だったら、普通に「奈良検定」とした方がいいんじゃないかなって思うんですが・・・。

さて、そんな中。
普段私達が使っている「日本語」の検定が企画されました。


「日本語力認定ことば検定」
主管:産経新聞社
第1回の試験日:2008年10月5日
試験会場:全国7都市(札幌・仙台・東京・横浜・名古屋・大阪・福岡)

ここでいう「日本語力」とは、
日本語を正しく理解し、適切に表現できる能力のこと。

1級~3級までの認定級が設定され、
それぞれの検定内容が公式サイトで確認できますが、かなり難しそう。

出題分野は以下の7つ。
※3級レベル(高校生程度)の出題基準です。

「表記・書き方」
現代仮名遣い。送り仮名の付け方。外来語の表記。漢字は常用漢字表にあるもの。

「和語・漢語・カタカナ語」
現代語を中心に、読み方、意味、使い方など。漢語は常用漢字表にある漢字によるもの。

「文法」
現代語の文法的な事柄、文法的な正誤など。

「敬語」
現代語の敬語的な事柄、敬語の正誤など。敬語の分類。

「新語・流行語・特殊な語」
新語・流行語などの意味や使い方。

「言語知識」
日本語およびことば一般に関するさまざまな知識。

「文章構成」
文章の論理的展開。段落の順序など。

2級レベル(一般社会人・大学生)になると、
以上に加えて、古典を含めたより高度な知識を問われるようです。
ちなみに1級は、2級をクリア出来なければ受験資格がありません。
今回は第1回ということで、1級の検定は無し。

ブログを通して、人様に自分の文章を公開しているきしの屋。
多少なりとも、ことばには気を付けているつもりですが、
それが正しいものなのかは・・・どうなんでしょう?

これを機会に、普段使っている自分の母国語が正しいものなのか、
確認してみるいい機会かもしれませんね。

皆さんもどうですか?

「日本語力認定ことば検定」公式サイト
http://kotoba.the-kentei.jp/

北京オリンピックが始まりました。

2008-08-09 21:25:13 | ひとりごと
スポーツ観戦好きなきしの屋としては、
同時進行でこんなに沢山の競技を観られるのは、楽しくって仕方ないです(嬉)

今日は朝からバトミントン個人に始まって、
重量挙げ、体操団体、サッカー女子、柔道とTVに張り付いていますが、
世界各国から集まったトップアスリートの真剣勝負は、
これほど観ていて興奮するものはないですね。
(只今、競泳を観ながらブログ書いている状態です・・・笑)

一方、ネットの中でも中国での開催について、
様々な意見があることは知っていますが、(私自身も思うところはあります。。。)
ここは素直に参加した選手たちの素晴らしい活躍を楽しみたいと思っています。

きしの屋的には、
テニスの錦織圭、トライアスロンの上田藍の両選手に注目。

とかく日本のマスコミが「メダル、メダル」と騒いでいる中で、目立たない二人ですが、
それだけに不必要なプレッシャーを受けずに実力を発揮できるんじゃないかなーと、
密かに期待してます。

これから2週間。
TVの前から離れられない日々が続きます。

減量始めて一年

2008-08-07 20:37:45 | ひとりごと
昨年の8月から減量生活を始めて、一年が過ぎました。

最初は、そう簡単には減らないだろうなー思いつつ続けていたんですが、
蓋を開けて見れば、ナントナント一年間で12kg減。
1ヶ月1kgペースで順調に減量生活が続いています。

一年前、体重80.3kg 体脂肪率32%だったのが、
現在は、体重67.8kg 体脂肪率23%に減りました。
それでも標準体重からは、ややオーバー気味なんですがね。
今のところ65kgあたりを目標に続けていこうと思っています。

ブログでもたびたび書いていますが、あまり極端なことはしていません。

毎日出来るだけ同じ時間に食事をする。
ご飯(炭水化物)の量を減らして、タンパク質は魚や豆類で摂る。
野菜や海藻を沢山食べる。
間食はしない。
休肝日を週2~3日つくる。
でも、週末は楽しく飲み食いする。

この一年できしの屋が出した結論。
規則正しい食生活で収支バランスが取れていれば、それなりの体重に落ち着きます。
(それが難しいと言われそうですが。。。)

結局のところ、こういう食生活が習慣になれば、
週末に沢山飲み食いしても、次の週末までには体重を元に戻すことも可能なワケで、
きしの屋の場合、
以前の着ぐるみ生活の頃よりも、今の方が週末に外で食事を楽しむことが増えました。
ブログネタも食べ物系が増えましたしね(笑)

こんなので参考になるかどうかわかりませんが、
続けていればきっと体重って減らせます。

それだけは間違いナイですよ。

4年目に入りました。

2008-07-25 20:31:27 | ひとりごと
いつもゆんたくBar『きしの屋』にアクセス下さり、ありがとうございます。
昨日、7/24をもって当ブログは3周年を向かえ、引き続き4年目の道を歩んでいます。

きしの屋が大好きな沖縄のお話や、
趣味としている音楽・読書・食べ歩きなどを中心に書き綴ってきましたが、
お楽しみいただけていますでしょうか?

タイムリーなことに、
只今gooらぼにて「ブログ通信簿」なるサービスを提供中。
早速、このブログの通信簿を取り寄せてみました(写真)

このサービス、
ブログに書かれている内容・文章・更新頻度などを参考に、
ブロガーの性別・年齢・影響度などを推定、通知簿のかたちに仕上げています。
(参考にしているのは、直近10本の記事)

ゆんたくBar『きしの屋』

ナント!!
10歳の女の子が書いています(爆)
※きしの屋の実体を知っている方は、この一文で椅子からひっくり返ったハズ。

以下は、最高「5」の各項目。

意見や感情などを述べる割合を示す「主張度」・・・3
肯定的な表現の多さを示す「気楽度」・・・3
更新頻度による「マメ度」・・・3
ブログ記事の引用数などによる「影響度」・・・3

素晴らしき平均点(笑)
評価も一般生徒と、まさに中道。
きしの屋的には、理想としていた通信簿です。

何故って?
きしの屋がブログを書くにあたって注意している点は、
こんな感じなんです。

1.誰が読んでも同じ解釈になるような、平易な文章を心掛ける
2.オススメはするけど、批判(悪口)は書かない
3.読んで楽しくなるような内容にする

あーっ、
ちょっと小難しい説明になっちゃいますが、この際ですから説明させてください。

1.言葉の一人歩きほど怖いものはないですから、
 出来るだけ誤解が出ないような表現にしたいですね。

2.私は批評家でも評論家でもないので、
 自分が体験・経験して「良かった」と思えるものしか紹介しません。

3.どちらかと言うと「楽しんでること」を書いているだけかも。。。汗
 でも「嫌なこと(グチ)」は書かないようにしています。

だから、この通信簿の結果がかなりウレシイです。

そこそこ言いたいコトがあって、でも肩肘張らないお気楽さで、
2日に1度くらいのペースで更新して、適当に読んでる人の参考(?)になる内容。

こんな調子でこれからも続けていきますので、
ゆんたくBar『きしの屋』を、今後ともご愛顧くださいね。

飛行機って怖くないですか?

2008-07-03 20:39:34 | ひとりごと
いよいよ今週末は、待ちに待ったビーチパーティーin沖縄。

現地滞在28時間で可能な限り飲みっぱなしという、
馬鹿馬鹿しくって、でも楽しい一泊二日の旅をしてきます。

関空発の始発便に乗って、午前中には那覇の人。
その足で現地の友人が企画したビーチパーティーに参加。
夜は市内で2次会。

翌日は、まず24時間開いているそば屋で沖縄そば食べて、
午前中ちょっと某所を社会見学して、その後某ビアパブで飲んで、
空港へ移動してから搭乗時間ギリギリまで、さらに飲む・・・ちゅー予定です。

足を運ぶ予定の場所は、残念ながらココでは内緒。
大事なブログネタですから、小出しにしていきます(笑)

でも、その前に。。。
飛行機がねぇ。

沖縄へは、20回を越える回数足を運んでいるにもかかわらず、
未だ飛行機の離発着が怖いきしの屋。

シートベルトサインが消える頃には平気になるんですが、
機体が滑走を始めて上昇し続けている間は、ずーっと変な汗かいてます。

妙にリアルな地上との距離感がそうさせるのか、
かなり「地に足が着かない」感がするんですね。

とくに伊丹空港の場合、
北向きに離陸した機体が、正面の山を避けるために急旋回するんですが、
その時眼下に見える大阪の街々に
「あー、このまま落ちたら。。。」なんて考えてしまいます。

車や電車、船に乗っても平気なのに飛行機がダメっていうのは、
頭のどこかで「鉄の固まりが浮くわけない」と思ってるからなんでしょうね、きっと。

なので、時間が許せば船旅で沖縄を目指したいんですが、
会社勤めの身では到底無理な話。
船だと、大阪南港~那覇新港間で片道40時間の二泊三日ですからねー。
那覇に着いたその足で飛行機乗って帰ってこなくちゃなりません(苦笑)

周りの友人たちは、飛行機が平気な人ばっかりで、
なかなかこの思いを共有できる人が見つかりません。

飛行機って怖くないですか?

食事バランスガイドって知ってますか?

2008-06-19 21:40:52 | ひとりごと
今日の朝刊の全面広告。

ピカチュウを全面に押し出してのキャッチーな仕上がりに、
ついつい「なんだなんだ!?」と食いついたきしの屋。

そこには、どこかで見たことのあるコマの絵。
「食事バランスガイド」です。

何それ?
と言う方に、農林水産省のホームページから説明文を拝借~。

「食事バランスガイド」は、望ましい食生活についてのメッセージを示した「食生活指針」を具体的な行動に結びつけるものとして、1日に「何を」「どれだけ」食べたらよいかの目安を分かりやすくイラストで示したものです。厚生労働省と農林水産省により平成17年6月に決定されました。

つまり、新聞広告のピカチュウが持っているコマの中に、
一日で食べたものを当てはめていって、自分の食生活を確認してみようというもの。

「バランスが悪いと、コマがすぐに転んだりするから気を付けてねー」と、
おせっかいというか、判りやすいというか、
最近、国が率先してアピールしている国民健康維持活動の一環ですね。

で、本日6/19~3/25の1週間が、食事バランスガイド実践週間。
この内、3日間(平日2日、休日1日)の食事をチェックしてみようということだそうです。

そのチェックした食生活データを基にアンケートに答えると、
ナント!!
新聞広告の載っている「ピカチュウ&食事バランスガイド壁紙」がDL出来ると。

べ、別にピカチュウの壁紙は欲しくはないですが、
自分の食事バランスを見直すにはいい機会かもしれません。
きしの屋の場合、平日は肉類の摂取が大分少ないですからね。

食事バランスガイド実践週間のサイトは以下のアドレスから。
https://www.shokuji2008.jp/orca/RR29606185/70Bb_CEujU2FVEDLMyecrq5bUV9vBhBYd=a

ごめんなさい。
携帯用のサイトは設定されていないようですので、ご容赦。

肝炎ウイルス検査に行ってきました

2008-06-11 15:34:03 | ひとりごと
今日、肝炎ウイルス検査に行ってきました。
簡単な問診と採血して、結果が出るのは来週初め。
多分陰性だとは思うんですが。。。

ちなみに、この病院ではメタボ検診は7/1からの実施ということで、
今回は無しでした。
ホッとしたやら、肩透かしやら。。。

標準体重をまだまだ越えているのが現状ですから、
次に検診する機会までに、もうチト体重が減っているよう頑張りますか。

肝炎ウイルス検診って。。。

2008-06-03 20:48:06 | ひとりごと
こんな拙文ブログにいつもお越しの皆様はご承知の通り、
日頃は減量の為の小食、週末はたっぷり飲み食いを楽しんでいるきしの屋。

一応年齢は非公表にしておりますが、決して若くはございません(苦笑)
というか、そこそこの歳になってきて、
時々「毎日、こんな調子でいいのかいな?」なんて疑問を感じなくもない。。。
なんてこともなく、マイペースで楽しく過ごしています(どっちや!?)

しかし、やっぱりそんなに若くは無いので、
市の保険センターなる部署から「肝炎ウイルス検診のお知らせ」が届きました。
要旨は以下の通り。

…………

ねー、知ってる?
B型・C型肝炎ウイルスに感染しちゃうと、
知らないウチにキャリアになって、肝硬変や肝がんになっちゃうことがあるんだよ。
だから、生きている間に一回ぐらいは検診してみようよ。

今年は昭和○○年に生まれた君たちの番。
でもね、無料じゃないの。
ごめんね。

あっそうそう。
ついでにメタボ検診も受けてね(はーと)

…………

う~む。
肝炎かぁ。。。

減量を始めるきっかけは、昨年の健康診断で問診してくれたお医者さんの一言でした。
(思い出すだけでゾッとするので、ここでは敢えて書きません…苦笑)
20代の頃から後先考えず飲み食いしてきたから、
大きな着ぐるみを付けるハメになっていたワタクシ。

その一言以来、10ヶ月で10kgの体重を落として、
多分、昨年よりも健康体に近づいていると思われますが、肝炎は果たして。。。

なんだか受けるのが怖い気もしますが、
折角の機会なので、近所のお医者さんに行ってもいいかな。
でも、やっぱり。。。

と、ただいま少々煮え切らない状態でございます(笑)

続、素晴らしき浮世絵の世界

2008-05-20 19:31:59 | ひとりごと
4/5から前後期に分かれて開催中の「ミネアポリス美術館秘蔵浮世絵展」
その後期展示を鑑賞してきました。

「浮世絵」
その絢爛たる多色版画の世界は、
他国には見られない日本独自の絵画文化といえるでしょう。

しかも、それは一部の金持ちが独占した美術品ではなく、
大衆が買い求めたグラビア(美人画)であり、観光ガイド(名所絵)であったところに、
江戸時代を生きた人々が持つ精神文化の豊かさを垣間見る気がします。

今回も溜息が出るような作品の数々に会ってきました。
図録の表紙に載っている3作品を簡単にご紹介。
(写真参照…画像、ちょっと小さいですが。。。)

喜多川歌麿「南國美人合」…(写真左上)

この人の描く女の人は、なんと艶っぽいんでしょう。
柔らかなラインの頬、少し開いた口元、細く美しい髪の生え際、
そして襟足を合わせる指のしなやかさ。

映画「写楽」では、
佐野史郎が遊郭に入り浸って遊女を書き続ける歌麿を好演していましたが、
実際にモデルを目の前に丁寧に観察してこそ切り取ることが出来る表情が、
歌麿の絵には溢れています。

葛飾北斎「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」…(写真左中)

恐らく世界中が知る、最も有名な浮世絵でしょう。
主題の富士山を遠景に、ハイスピードカメラで1/1000秒の一瞬を切り取った様な大波と、
その大波に翻弄される三艘の小船。

歌麿とは正反対。
絶対に写生では描けないそのアングルは、
北斎の非凡な想像力を否応無く思い知らされる傑作です。

歌川広重「名所江戸百景 大はしあたけの夕立」…(写真左下)

フランス印象派の画家ゴッホが模写したことでも有名な作品で、
これも先ほどの北斎同様、
低い建物しかなかった当時、写生では絶対描けない上空からの俯瞰構図。

隅田川に掛かる大橋の上、
突然振り出した雨に、慌てて家路へと足を速める人々を活写した作品ですが、
大胆な構図、降り注ぐ雨を表現する細い線、垂れ込める黒雲のぼかしなど、
絵師、彫師、摺師の三者の技術が合わさってこそ完成する、
版画史上の頂点に立つ名作だと思います。

う~ん。
素晴らしい。

ミネアポリス美術館秘蔵浮世絵展は、今月25日(日)まで。
まだ御覧になっていない方は、お急ぎくださいね。

ダイエット、近況。

2008-05-16 21:18:37 | ひとりごと
いいお天気が続いていますね。
日差しはやや強く感じますが、空気が乾いているので爽やかな風が心地良いです。

でも、ご注意。
この日差しの中に、たっぷり紫外線。
確かに肌が焼ける感じがしますもんね。

さて。
昨年8月から始めた体重減の長期計画。
とうとう落とした体重が10kg越えました。

お腹周りが結構スッキリしてきてます。
最近、お風呂上りの体重計が楽しくって楽しくって(笑)

最初は1年間で10kg落とせたらイイかなと思っていたんですが、
思いのほか順調なペースなんで、1ヶ月1kgペースに上方修正。
大体1週間200g減を目標に続けています。

続けている…というより、
この10ヶ月で習慣付いたという方が正しいかもしれません。

・1日3食、出来るだけ決まった時間に食べる
・ご飯少な目、副食は野菜・海藻を中心に
・タンパク源は魚&豆、でも時々肉
・間食しない、でも時々する
・21時以降は口にしない(週末を除く)
・最低、週3日は休肝日
・週末は沢山飲み食いするゾー!!

慣れてしまっているので、あまり大袈裟に感じませんでしたが、
こうやって箇条書きにしてみると、結構沢山ルール作ってますねー。

どれも大事な気がしますが、決まった時間と量の食事が大きいかな。
あとは週末の飲み食い。

遊びに出掛けた先で食べるランチや、友人たちと楽しむ飲み会はとても大切。
そういう所までガマンしてまで続ける必要はないと思っています。
(実際、最近美味しいものネタ記事が増えているし。。。)

まぁ、そんなこんなでの10Kg減ですが、一番大事なのは続けることでしょうか。
習慣を変えて、それを維持するのに慣れるまでは、チト辛いかもしれません。
でも続けていれば、きっと成果は表れてくると思います。

まずは、出来る範囲で始めること。
ずーっとガマンするんじゃなくて、食べる時と食べない時のメリハリを付けるコト。
食べたい時は「いっちゃえ~」でもいいと思います。

でも…。
「いっちゃえ~」だけじゃ、勿論ダメですよ(笑)

ちなみに、きしの屋本日一日のメニューは以下の通り。

朝食
ご飯(お茶碗1/3程)、サヤエンドウの玉子とじ、
モズクの酢の物、シメジとワカメの味噌汁、瓜の浅漬け

昼食(女の子サイズのお弁当箱)
ご飯、豆腐ちゃんぷるー(昨日の残り)、鶏唐揚げ(デリカ)、ひじきの煮物、
ブロッコリー(軽く塩茹で)、プチトマト、シバ漬け

夕食
鯛の煮付け、厚揚げステーキ、そぼろ肉味噌と水菜のサラダ
キリン一番搾り500ml

晩酌(今、ブログ書きながら)
久米島の久米仙ウコン茶割り、瓜の浅漬け

結構いろいろ食べてます。

手作りスプーン&ストラップ

2008-04-28 21:03:58 | ひとりごと
奈良アートクラフト祭で買ってきたスプーンとストラップです。

まずはスプーン。
柳生にあるアジア食堂「Rupa」さんの手彫り作品。
「幸せをすくうスプーン」

ナタとノミだけで彫り出していくこのスプーンは、
一日に1~2個しか作れないそうです。

スベスベした手触りが心地よく、
柄の丸みが手に丁度フィットして持ちやすいですが、
何と言っても、その口あたり。

金属スプーンにはない柔らかさと温かみに、
少しずつゆっくり食べたくなる気持ちになります。

今回購入したスプーンは3,200円。
少々お高いですが、完全手作りの一点モノ。
充分価値アリだと感じました。

Rupaさんのブログ「日月出づる処へ」
http://rupa.exblog.jp/


続いてストラップ。
こちらは和歌山県白浜から参加の工房「桂」さんの作品。
水牛の角を使ったアクセサリーを作っている工房です。

赤い組紐と縞模様が入った角の組み合わせが目を引き、即買い。
可愛らしいデザインで気に入っています。
このストラップ、お値段は1,000円。

工房「桂」さんのショッピングサイト
http://store.shopping.yahoo.co.jp/kobokei/index.html

奈良アートクラフト祭は、秋に第2回が開催されるという話もあるそうで、
その時は、また宝物を探しに行きたいと思います。

素晴らしき浮世絵の世界

2008-04-12 20:40:48 | ひとりごと
奈良県立美術館で開催中の
「ミネアポリス美術館秘蔵浮世絵展」に行ってきました。
全展示数245点、前期・後期で作品総入れ替えの大規模な展覧会です。

浮世絵は日本が世界に誇る木版画(一部肉筆画も含む)の総称で、
海外での評価も高く、幕末~明治期に相当数の作品が海外へ流出しています。
今回は、ミネアポリス美術館収蔵のコレクションからの出展。

開館とほぼ同時に会場入り。
ゆっくり時間をかけて見てまわる事が出来ました。
教科書に載っているような作品も数多く出展されていて、
それを目の前にするのも楽しみ。

展示は時代別にされています。

誕生期(17世紀後期~18世紀初め)
単色摺りにあとから筆で彩色しているのが特徴。
主な題材は歌舞伎や古典。

錦絵の始まり(18世紀中期~後期)
多色摺りが可能になり、その美しさから「錦絵」と呼ばれるようになる。
鈴木春信によって描かれた細身立ち姿の美人絵が、大人気を博す。
この時期に絵師・彫師・摺師の分業制が確立する。

黄金期(18世紀末~19世紀始め)
喜多川歌麿の大首絵(バストアップ)の美人画や東洲斎写楽の役者絵が登場し、
浮世絵の世界が最も華やかな時代を迎える。

爛熟期(19世紀中期~後期)
葛飾北斎や歌川広重が名所絵(風景画)のシリーズを発表。
爆発的なヒット作となる。

多色摺りによる版画がこれだけ隆盛を極めたのは、世界でも浮世絵だけだそうで、
多彩な題材、色彩の豊かさ、繊細な彫りや摺りの技術など、
溜息が出るほどの美しさです。

作品に集中するあまりきしの屋、
何度か展示ガラスに近づきすぎて、鼻息でガラスを曇らせてしまいました(苦笑)

黄金期のフロアに展示されている喜多川歌麿の美人大首絵。
髪の毛の一本一本まで細かく描かれ、柔らかな口元や手の仕草など、
とても艶やかでドキッとする色っぽさです。
これが当時のグラビアだったんですね。

爛熟期のフロアに入ると、色彩が一変します。
漠々とした深い闇(葛飾北斎 百物語 さらやしき)
宇宙まで届きそうな晴れ渡る空(葛飾北斎 富嶽三十六景 下目黒)
清らかで吸い込まれそうな川の流れ(歌川広重 東海道五十三次 川崎六郷渡舟)

共通するのは藍。
元々ドイツで発見された人口顔料(ベロ藍)ですが、
のちにパリの印象派たちによって「ヒロシゲブルー」と呼ばれた深い青の色で、
この藍を多用することで、風景画に無限に広がる奥行きが生まれる気がします。

いやぁ~、素晴らしい。
こういう版画が額縁に入れられ、一部の人を対象とした美術品ではなく、
一般大衆を購買層にした極々身近なものだったことに、
江戸に暮らした人達の心の豊かさを感じます。

この展覧会、前期は4/29まで。
展示作品を総入れ替えののち5/1~25までが後期です。
機会があれば是非足を運んでみてください。
後期には、超有名な葛飾北斎の富嶽三十六景「神奈川沖浪裏」も展示されますョ。

奈良県立美術館
奈良市登大路町10-6
0742-23-1700
http://www.mahoroba.ne.jp/~museum/index.html

特別展「ミネアポリス美術館秘蔵浮世絵展」
大人1,000円
大高生700円
小中生400円
前後期券1,600円