猫と住まふ

人生初の猫との日々を徒然なるままに

アンディ・ウォーホールの猫たち

2014-03-29 18:15:20 | 猫生活、エンタメ
先日、映画「それでも夜は明ける」を観た。
さすがオスカー受賞作の重厚感だったけど、重かった……。

映画鑑賞後、森美術館で開催中の「アンディ・ウォーホール展」にも行ってきた。
いかにも素晴らしいアート作品や、なんじゃこれ?な前衛的な作品から、とても可愛らし
くてわかり易い作品まで数多く揃っていて、美術に詳しい人でも、私のような素人でも、
かなり満足できる展示かと。
たまたま持っていた無料券で観たのが申し訳ないほど、充実のアートな時間を過ごす
ことができた。

途中に可愛い猫さんのドローイングの展示があって、「これのグッズなんかが売ってた日
にゃぁぜったい買っちゃうよなぁ」なんて思っていたら、やっぱり何種類も売っていて素通り
ができなかった……。





1番左がシール、右上の青い取っ手がついているのは小さなポーチ兼ICカード入れ(SUICA
などが入れられる)、その下の2つはマグネット。





ポーチの裏側はオレンジの猫さん。
このポーチはいろいろな猫さんのバージョンがあって、めちゃめちゃ迷ってしまった。

他にもいろいろあった中からこれだけでこらえたものの、結構な散財。
猫好きは猫グッズにも弱いってことを、グッズ担当者は知っていたに違いない。
まんまとその罠にはまってしまった猫バカなのでございました。嗚呼。





このへんなおじさんはだれでしゅか?



アンディ・ウォーホールっていう有名な芸術家さんですよ。



ふ~ん。へんなおかおをしているひとには きょうみないでしゅ。



こらー!!足蹴にするとはバチあたりなっ!!



その後のすももは、以前よりまだ食べる量はかなり少ないものの、元気はほぼ回復。
猫缶じゃなきゃ嫌だと言ってみたり、シーバは嫌だけどモンプチなら食べるとか、毎日言う
ことがコロコロかわるので、下僕(私)は翻弄されっぱなしだけど。
でも、部屋中をドッタンバッタン走り回ったり、台所のシンク下の棚に入って籠城したり、
朝しつこく起きろ起きろと私をくすぐったりといった迷惑行為が、これほどにも嬉しいもの
とは。
いっぱい悪戯をしてくれるくらいの方がどれだけ安心なことか、身に染みてわかりました
とさ。

ちょっと一安心

2014-03-23 17:16:51 | 猫生活、疑問・困った
すもも姫の食欲がだいぶ戻ってきた。
ここ3週間ほど、朝になっても布団の上から全く動こうとしなかったのだけれど、一昨日
あたりから以前どおりに朝7時になると「そろそろごはんをくだしゃい」と起こしてくれる
ようになってきた。
とは言え、食べる量はこれまでの1/3程度。
しかも、あんなに大好きで選り好みをしなかったカリカリは全くダメで、猫さんにとっては
3つ星レストランの味であるはずのシーバですら、よほどお腹が空いている時しか口を
つけなくなってしまった(涙)。
缶詰も、なぜかこれまで大好きだったサイエンス・ダイエットには目もくれず(涙涙)。

というわけで、近所のペット用品店でいろんな種類のご飯を買ってきて、どれが姫のお気
に召すかお試し中。




モンプチのちょっと大きめのツナが入った缶詰はかなりお気に入りの様子で、昨晩ガツガツ
食べてくれたのだけれど、あまりに勢いよく食べたせいか喉に詰まったらしく、食べた分を
全部見事にケロってしまった(お食事時の方、ごめんなさい)。
今朝はカルカンのカニカマ入りをあげてみたところ、これもかなり大好きのようだった。
が、昨日の経験を踏まえ、4時間で3回に分けて1パックを食べさせてみたところ、無事にケロ
らず完食。




食べる量は少ないし、好き嫌いを言うようになったとはいえ、ちょっとは食べられるように
なって元気も出たせいか、以前のように部屋を走り回るようにもなり、ほっと一安心。
ちなみに↓の写真ですももが鼻で指している箱(中身はその横の緑の容器)は、栄養
補助のためのサプリ(液体状)。
獣医さんが猫ちゃんたちには好評なんですよと言っていたとおり、すももも大好きでペロ
ペロなめてくれる。




でもこのサプリ、ベルギー製でお高いので、早くちゃんとご飯を食べてくれるようになって
欲しいのよ……。
まっ、姫が元気になってくれるんだったら、その分の自分の食費を削ることだって厭わな
いし、何だってするんだけどね。




そんなわけで、日に日にすももの姫度と、私の下僕度が増している今日この頃なのでした。




赤いソファも完全に姫専用となっておりまする。



病院かけもち

2014-03-15 19:39:11 | 猫生活、疑問・困った
すももがあいかわらずご飯を食べてくれない(涙涙)。
カリカリはほぼダメで、猫缶は開ける時は「わ~い!わ~い!」と喜ぶものの、少し
食べるだけで殆ど残してしまう。
なだめすかしながら食べさせて、やっと小さな缶詰を1日2/3缶弱ほど食べるくらい
のペース。
見た目には体調が悪そうなところはないものの、とにかく心配で心配で、今日も朝
イチで獣医さんに行ってきた。

今日は特にまた激混みで、巨大なスタンダードプードル2頭ほかのワンコさんたちで
待合室があふれかえっていた。
あんなにたくさんのワンコさんを一度に見るのは すももにとって初めてのことだったから
か、好奇心旺盛に目をキョトキョトしていて、その姿がなかなか可愛かったワ(親ばか)。

私とすももは一番乗りだったので、早々に診察室へ。
先週採血して調べてもらっていた心臓の結果は問題無し。
再度、血液検査をしてもらったところ、先週から特に値も悪くなっていない。
甲状腺の検査も異常無し。
次に考えられるのはホルモンの関係か?、ということで、副作用の無い分量のステロイド
注射を一本うって、また1週間様子を見ることになった。
原因がわかったらわかったで心配だけど、わからないのも心配だわよ(ため息)。

そんな中、幼なじみが入院したとの連絡を受け、獣医さんに続いて人間の病院にお見舞
いに行ってきた。
ご主人の機転で迅速に的確な治療を始められたおかげで順調に回復はしているものの、
治療が遅れていたら命が危なかったらしいと聞き、心臓が凍る思いだった(涙涙)。

友人もすももも、はやく元気になってくれますよーに(祈)。





病院から帰宅する途中、ペットショップですももが食べてくれそうなご飯をいろいろ購入
してみた。
そして手始めにと、猫さんたち御用達のグルメご飯「シーバ」を1袋(20g入り)あげてみた
ところ、すごい勢いで完食!!
注射が効いているのか、はたまたシーバの威力なのか……。
いずれの理由でもいいから、この食欲が続いてくれることを祈るばかり。


シンパイノタネ

2014-03-08 20:41:08 | 猫生活、疑問・困った
人気ブログ「チワワとトラ猫」の猫さんの正宗お兄ちゃんが虹の橋を渡っていって
しまった。
少し前に、食欲が無いので病院に行ったと書かれていたので心配していたのだけれど、
その後は元気そうだったのに……(涙)。

涙涙でその報告を読んでいた直後の水曜日の夜から、突然すももの食欲もなくなって
しまった。
これまでも1日2日くらいだったらそういうこともあったので、そのうち食べ始めるかと
思っていたのに、今朝になってもいつもの半分も食べない。
普段はカリカリの入ったケースの近くに私が行くだけでもつきまとって大変なのに寄って
すらこないし、心なしか少し元気も無いからとにかく心配で、今日の朝イチで獣医さんに
行ってきた。

お熱を測っても正常で、触診や聴診器で診ても特に悪そうなところは無いとのことだった
のだけれど、もうすぐ7歳のシニア世代に入ることもあり、この際徹底的に調べましょう
ということで、血液検査、レントゲン、エコー検査をしてもらうことになった。
いったん私は診察室の外に出されたので、「ひとりで大丈夫かしら」と心配しながらも、
続々と他の患者猫さんや犬さんがやってくるので、内心で「時間がかかってごめんなさい」
と謝りつつ、待つこと1時間。
やっと呼ばれて、先生が検査結果を説明してくれた。

血液検査の結果は、若干数値が基準値より上回っている項目があるものの大きな問題無し。
心臓は、右心室がちょっと大きくなっているものの、血流は正常。
レントゲンには、異物や腫瘍的なものはうつっていない。
しかし、ひとつ大きな問題が発覚。

すももの肝臓は、普通の大きさの半分しかない「小肝症」なのだとのこと。
酷い場合は門脈シャントという症状から脳障害を起こすこともあると聞き、目の前が真っ暗に。
ただ、すももの場合は血液検査でみる限りは肝機能は正常なので、小さいながらも今のところ
はきちんと機能しており、食欲不振とは直接関係があるようにも思えないという説明だった。

心臓が原因という可能性もゼロではないということで、とりあえず1週間後の血液検査の結果を
待つことになった。それまでに食欲が戻らないようであれば、最悪の場合は肝臓の詳しい検査
をして、手術ということも考えねばならないらしい。
これまで元気で何の問題も無いと思っていただけにショック……(号泣)。

家に帰ってきてからは、いつもとあまりかわらず元気そうだからちょっと安心してはいるもの
の、やはりご飯は食べず。
ただ、おやつは喜んで食べるし、たまたま通販で頼んであった猫缶が届いたので少しあげて
みたら、パクパク美味しそうに食べ始めた。
ひょっとしてカリカリに飽きちゃっただけ??
いっそそうだったら嬉しいんだけど。

いつもはこの場所↓で、お腹がすくとギャーギャーうるさくご飯を催促する。





うるさくっても暴れても構わないから、はやくいつもの食の亡者に戻ってくれないかな。




今回、検査に1時間、私への説明に40分と、診療にたっぷり1時間40分もかかった。
他の方々を待たせたのは申し訳なかったけれど、先生の説明は本当に丁寧で、質問にもしっかり
答えてくれたことには本当に感謝。
良い先生が近所に居てくれて良かったワ。