猫と住まふ

人生初の猫との日々を徒然なるままに

感謝のご報告

2011-11-25 21:28:44 | 猫生活、その日常
このブログで度々紹介している姪っ子が、先日、M美大の推薦入試を
受験し、今日の午前その発表があった。
結果は、無事に合格。

発表の時間、姉は仕事中だから、母は外出中だからと、「ネットで
結果をチェックしたらすぐにメールしろ」という使命を与えられて
いたため、昨晩から必要以上に緊張。
私も仕事中だっちゅうねん(笑)。
そのせいか昨晩は、パソコンに向かって「あと10分で発表時間だ」と
あせっている夢を何度も見ては目が覚めてしまった(苦笑)。

発表時間の30分前から、仕事の関係の講習会に参加していたのだけれ
ど、気もそぞろで講師の話も半分しか耳に入らず。
そして、ジャストタイムに発表されるだろうから、それまではチェック
するのをガマンガマンと思いながら、手元のスマホとにらめっこ。
ところが、5分前…、4分前…、もうすぐだ!と思っていたら姪っ子から
「受かった」とひと言メールが。
「え~、先越された~」と、意味不明な口惜しさを感じつつも(笑)、
嬉し涙が出てきてしまい、周りの人に不審がられないよう、ごまかすの
に必死だった。
受かっても落ちても泣きそうと思って、後ろの隅の席に座っておいて、
ホントによかった……。
自分の入試の時も、就職試験の時も泣いたことなんてなかったのに、
どれだけオババカなんだか(笑)。

姪っ子は昨年学校で起こったいろいろなことに深いトラウマを負って
しまい、美大受験は今年のみ、受けるのもこの推薦入試だけ、と決めて
いたので、もし不合格だったら美術の道は断念することになってしまっ
たし、この1年、本人も家族も本当に辛い思いをしてきたので、喜びも
ひとしお。
これからの人生の方がダンゼン長いんだし、大学に入ってもいろいろ苦労
もあるだろうけれど、この喜びをバネにすればなんだって乗り越えられる
気がする。
…って、私がそんなこと思っていても仕方無いんだけど(苦笑)。





かろうじて今回の推薦入試だけは挑戦できたのも、夏の個展にたくさんの
方々に来ていただけたことや、皆さんからの応援がずいぶん力になったんだ
と思います。
他人の、しかも娘や息子ではなく姪っ子なのに、見守って応援してくださっ
た皆様、本当にありがとうございます。
アホなオバは嬉し過ぎて知恵熱が出そうです(笑)。

皆様の期待に沿えるよう、いっぱい良い絵を描いて欲しいゾ。





冬の骨と兎の穴と猫の腹

2011-11-23 16:21:40 | 猫生活、エンタメ
今日はレディースデーだし、ずっと映画館に行っていなかったし、
家では最近「ER」ばかり観ているため若干禁断症状が出てきたので、
思いきって2本の映画をハシゴしてきた。
たまたま2作とも、今年のアカデミー賞主演女優賞にノミネートされ
ていた作品。

まずは1本目、「ウィンターズ・ボーン」。
家族のために貧困と犯罪、そしてそこから生まれる絶望と戦う17歳
の少女の物語。
ただただ暗く、何の希望も見えない状況の中でも、強くて賢くて優しい
心を忘れない少女の姿は、本当に凛々しくて美しい。
そんな難しい役を見事に演じていたジェニファー・ローレンスは、
「X-MEN ファーストジェネレーション」のミスティークよりも更にまた
数段カッコよくて惚れた~。
観終わった後、じわじわと心に温かさと優しさが広がる良作でおススメ!

そして2本目は、ニコール・キッドマン主演「ラビット・ホール」。
最愛の息子を交通事故で亡くした夫婦の物語。
事故を起こした少年との交流によって、徐々に立ち直ろうとする母親を
ニコールが好演。


「ウィンターズ・ボーン」を最後に、今年のアカデミー賞作品賞にノミ
ネートされた10作品をやっと全部観ることができた。
裏日記で付けている採点表を基にしたMyランキングは以下のとおり。
(「ザ・ファイター」のみDVDで鑑賞)

★×5(満点)
ソーシャル・ネットワーク

★×4.5
英国王のスピーチ

★×4
ウィンターズ・ボーン
インセプション
トゥルー・グリット
ブラック・スワン

★×3.5
トイ・ストーリー3
ザ・ファイター

★×3
キッズ・オールライト
127時間

そうこうしているうちに、そろそろ2011年度の映画賞の季節も間近。
映画館通いを再開せねば。


そんな私にとっての映画の季節は、すもも姫にとっては食欲の季節。
姫の腹時計は都合よくできていて、30分早く寝たら30分早く起こされ
るのに、なぜか30分遅く寝ても起こされるのはいつもと同じ時間。
だから祝日だからといって、いつもよりたくさん寝てられるということ
は一切無いのであります。とほほ。








膝泥棒の季節

2011-11-13 10:02:53 | 猫生活、その日常
急に寒くなってきて、隙さえあれば甘えん坊が私のお膝を狙いに来るように
なってきた。





仕方がないから、いつでもお膝を貸してあげるよ。





「りんママのためにのっかってあげてるでしゅ」






足の指骨折以来、ひどい運動不足になっているので、すももとまったり
ばかりしてないで出かけなくちゃって思っているのに、昨今の酷い温度差の
せいで、またまた風邪っぴき。
咳風邪になるとやっかいなので、昨日今日は大事をとって引き籠り中。

観たい映画もいっぱいあるのになぁ。
「ウィンターズ・ボーン」
「ラビット・ホール」
「エンディングノート」
「マネーボール」
が気になって仕方がない。
「ステキな金縛り」も観たいけど、そこまで手がまわりそうにないので、DVDに
なるのを待つしかないか。
そうこうしているうちに、メチャクチャ楽しみにしている「リアル・スティール」
の公開も近づいてきたし。

映画館行きたいよぉ~!!!


すももの報復

2011-11-06 18:36:45 | 猫生活、その日常
先日予告したとおり、昨日今日と、福島の裏磐梯方面に1泊2日旅行に行って
きた。
紅葉シーズンは1週間の差で既に終了と言われたけど、ローカル線の車窓から
見る色とりどりの山々は充分美しくて感動。

道には綺麗な落ち葉が↓





ホテルは五色沼の近くだったので、チェックイン後、早速散策へ。
五色沼は中学の修学旅行で訪れたことがあって、「キレイだった」という非常に
曖昧な記憶だけ残っていたのだけれど、点在する沼はもちろん、そのトレッキン
グコースの周りは、本当に風光明媚。
いくつかある沼の中でも、特に「るり沼」がそれはそれは美しくて、しばらく
その場を離れられなかったほど。
携帯写真では全く伝わらないと思うけど、水色の湖面に葦(?)が写り、その
背景には磐梯山と、まるで1枚の絵画を見ているよう。





この「るり沼」、ヘタすると通り過ぎてしまいそうな所にあって、実際、かなり
の人が気づかない様子だった。
実にもったいない!!
これから五色沼に行かれる人は要注意。

本当は全ての沼を見て回ると片道1時間強かかるのだけれど、そんなに歩く
体力が無いので、全体の1/3強で挫折。

ホテルはバブルの残骸のような巨大リゾートホテルで、正直情緒とかは全く
無かったものの、広い部屋からは桧原湖が見渡せるし、スタッフも感じが
よく、快適に過ごすことができた。
壮観な眺めの露天風呂付き温泉には、昨日2回、今朝2回も入ったし。

ただ、雨女の私は今回もお天気には恵まれず、今日寄った猪苗代湖はご覧の
あり様↓。





なにはともあれ、とにかく福島は美しかった。日本は美しい国だ。
なのに、どうしてこんなことになっちゃったのか……。
歳のせいですっかり涙もろくなっているので、ホテルから駅までのシャトルバス
を見送ってくれたスタッフの笑顔にちょっとうるうる。
タクシーの運転手さんが観光客は激減と言っていたけれど、風評被害なんか
に負けないで欲しいよ。
福島、がんばれ~~~~!!!


帰宅後、すもも姫は超お怒りモード。
そして事件は起こった……。

すもものトイレを掃除中、なんか嫌な予感がして寝室を覗いたら、そこには久々
登場のおぴっこ星人が!!!
先日わざわざIKEAで買ってきたばかりのフリースを含め、3枚の毛布の廃棄処分が
決定……(号泣)。
でもでも、今回は私が全て悪かった。
「かまってくだしゃい」と走り回るすももを無視して片付けを優先させてしまい、
しかもおぴっこをしたそうだったのに、トイレ掃除を始めてしまったから。

お留守番が嫌だったんだよね。
ごめんね、すもも。

しかしショックだ……。