私は幼い頃から家族に倣って主を信仰してきました。過去45年の間、私の最も大きな願いは主が再臨なさる時に天国に受け入れてもらうことでした。しかし、最近、牧師たちは新しい見解が何もなく、いつも古くさくて陳腐なことばかり説教しています。信者たちは魂の備えが受けられず、彼らの信仰は大体において冷めていました。私は私たちの教会では主の御前を感じられなかったので、自分の魂が備えを受けられる別の教会を探すことにしました。次の1年間、私は4つの教会を探求しに訪れましたが、状況はとても似ていました。私は少し絶望しました。これ故に、私は主に祈りを捧げました、「ああ、主なる神様、あなたは何処におられるのですか?あなたの御前が感じられません。どうかこの先の道をお導きください。」
主が私の祈りを聞いてくださったことを感謝します。しばらくした後、私は全能神教会のある姉妹と出会いました。姉妹の話を受けて、私は教会が悲惨な状態にある理由がやっと分かりました。神は受肉され、教会を起点に裁きの働きをされておられ、聖霊の主要な働きも世の終わりの神の裁きの働きに移行していたことを知りました。世の終わりの神の新たな働きを受け入れる者のみが聖霊の働きを受けることができ、それを受け入れない者は聖霊の働きによって排除されてしまうのです。これはまるで受肉された主イエス様が律法の時代の末に神殿の外で恵みの時代の贖いの働きをされた時のようです。神の主要な働きは恵みの時代の贖いの働きに移行していました。主イエス様の働きを受け入れた者たちだけが聖霊の働きと主の御指導を授かり、神殿に残って主イエス様の足跡をたどらなかった者たちは聖霊の働きによって排除されたのでした。従って、かつてはヤ―ウェ神の栄光で満ちていた神殿は取引の場、かつ盗人の巣窟と化してしまったのです。私は姉妹の話はとても合理的だと感じ、心がとても明るくなりました。その後、彼女は神の3段階の働きの奥義、人類の罪の根源、裁きの働きの神秘、そして真理のその他の側面について話してくれました。しばらく調査を行った結果、私は全能神は正に再臨された主イエス様であることを確認し、罪を完全に振り払う方法も発見しました。私は主が本当に再臨されるとは夢にも思っておらず、ついに主をお迎えすることができたのです。私はこう考えれば考えるほど、増々嬉しくなり、興奮が高まっていきました。私はとても恵まれていたのです!
世の終わりの神の働きを受け入れた後、私は日中は働き、夜は神の御言葉を読み、全能神教会の映画や動画を見るか、神を讃える讃美歌を聞きました。私は神の御言葉の注ぎと備えに毎日恵まれ、魂の渇きも、心の虚しさも感じなくなりました。毎日が満たされていたのです。
集会の場で、私たち兄弟姉妹は霊的戦いの真理について交流しました。ある姉妹がこう言いました、「世の終わりの神の働きを受け入れた後は、家族に対する迫害、宗教的な牧師たちによる妨害、そして様々な噂による策略を始め、サタンによる様々な度合の妨害と誘惑に直面するでしょう。このような状況では、サタンの罠を見抜き、神の証を立ててのみ、私たちは最後まで神に従うことができます。」私はこの姉妹の交流を聞いてこう思いました:「神を信仰する人々はサタンから妨害を受けることになるのか。まあとにかく、私はこれが真の道だと確認したんだ。サタンの妨害と誘惑に本当に直面することがあれば、私は毅然として神の証を立て、神から決して離れません。」意外にも、しばらくしてから、サタンの誘惑と包囲網が本当に私に降りかかってきたのです⋯
私の家族は全員が主を信仰していたので、私は世の終わりの神の働きを受け入れた後、少しずつ自分の家族に対して神の働きの証言をしていきたいと思いました。彼らがあまり簡単には受け入れてくれないことを恐れた私は彼らが家にいた時は聖書を読まず、神の御言葉の栄唱と讃美歌を自分の携帯電話にダウンロードしていました。私はチャンスがある時にイヤホンをつけてこれらを聞いていました。次第に、私の長男が、私が毎日イヤホンを通して一体何を聞いているのかと知りたがるようになりました。こうして、およそ一か月後、彼は私が家にいなかった時に私の携帯電話を開き、私がダウンロードしていた全能神教会の映画を見つけました。そして、彼はインターネットで全能神教会を非難する中国共産党の否定的な宣伝活動を目にしたのです。私が帰宅すると、彼は一瞬で人が変わったかのように私の肩をつかんで激しく揺さぶり、大きな声で勢いよくこう言いました、「お母さん、全能神を信仰しているじゃないか。ネットで沢山の記事を検索したけど、お母さん目を覚ますべきだよ。」彼は溜息をつきながらインターネットで見た否定的な情報について触れました。私は彼の取った行動にショックを受けてこう思いました:「これがよく私について教会に行っていた私の正直で素直な長男なの?」私はこれが信じられませんでした。彼の極端な行動を見た私は何を言ってよいのか分かりませんでした。こうして、私は慌てて心の中で神に祈りを捧げました、「ああ、神様、どうか私に智恵をお与えください、喋るべき言葉をお与えください。私は彼に何を言えばいいのでしょう?」その瞬間、私は兄弟姉妹が私と交流していた内容で、中国共産当が噂を流して神を中傷し、神に抵抗する目的で利用する様々な言い回しを思い出しました。これ故に、私は勇気を出して彼に神の証言をしました。私は彼にこう言いました、「神は新しい働きをするために本当に来られているのよ。中国共産党は無神論政党で、神の存在を信じなければ、人々が真の神を信仰することも許可しないの。大勢の人たちが全能神教会を調べていることを知った中国共産党はそれに憤慨し、全能神教会を中傷して、その信用を傷つけるために噂を捏造し、人々が真の道を調べ、それを受け入れるのを阻止しているの。中国共産党の言葉は信用ならないわ、私たちは神の御言葉に従って神の御言葉を信仰するべきなの。」しかし、私が何を言っても、彼は私の言葉よりも中国共産党の噂を信じたがりました。私はとても悲しくなって落胆しました。突然、私は兄弟姉妹が交流してくれた霊的戦いに関する真理を思い出しました。神はそれについてこう仰っておられます:「神が人々に対して行う働きのあらゆる段階で、物事があたかも人の手配で生まれたかのようであり、あるいは人の干渉から生まれたかのようであり、外面的には人々の間の相互作用のように見えるかもしれないが、舞台裏では、働きのあらゆる段階、起こるすべてのことは、神の面前でサタンが作った賭けの対象であり、人々は、神に対する証しにしっかりと立つことが要求される。ヨブが試練に会った時のことを例にとってみよう。秘かにサタンは神と賭けをしており、ヨブに起こったことは人間の行為であり、人間による干渉であった。神があなた方に対して行うすべての段階の背後にはサタンと神との賭けがある――その背後にはすべて戦いがある。」これは真実です。私が直面しているのは単にサタンの妨害と誘惑なのではないでしょうか。表面的には、私の息子が私を妨害し、邪魔しているように見えますが、実はこれは霊的戦いが行われているのです。そして、サタンは私を弱く否定的にして神への信仰を失わせるために私の息子を使って私を邪魔しているのです。私はサタンの狡猾な策略を見抜いて神の証を立てる必要があるのです。
自力では私の妨害をできないと知った私の息子は伯父の所へ行きました。私の義理の兄はすぐに私の家にやってきました。彼は一言も喋らず私に向って叫び始めました、「義理の妹よ、聖書には主が来られる時は先ず死者が蘇ると書かれている。お前は神がお戻りになられたと言っているが、どうして私は死んだ聖徒たちが蘇るのを見ていないんだ?」これは主が戻っておられないことを証明しているんだ。お前は聖書の言葉に従って神を信じて、今すぐ改心するべきだ⋯」義理の兄からの質問を前に、私は全能神は本当に主イエス様の再臨であると分かっていながらも、どのように反論してよいのか分かりませんでした。そして私は突然気分がとても悪くなり疲れを感じました。私はただ神を適切に信仰したいだけなのに、どうしてこんなに多くの困難が降りかかってくるのでしょう。私はこれはサタンが人々を使って私の神への信仰を妨げようとしているのだと分かっていましたが、この状況の中で、まだ少し弱かった私は、彼らに打ち勝つことができませんでした。これ故に、私はあの姉妹に電話をしてこれ以上は神の御言葉を読まないと伝えました。その日の午後、私は突然、魂が暗く、沈んだ気分になり、体中が弱く感じました。以前感じていた喜びと平安は感じられなくなり、まるで地獄に落ちてしまったかのように神の御前も感じられなくなってしまったのです。私はとても怖くなり、急いで神の前に行き、慌てて神に祈りを捧げました、「ああ、神様、私はあなたを裏切るべきではありませんでした。私は自分が間違っていたと分かっています。しかし、私はあのような状況を打開することができません。神様、どうか私をお助けください。」こう祈りを捧げた後、私はあの姉妹が来て私を支えて助けてくれることを心底願いました。
神は私の霊的背丈をご存知で、私の困難にも配慮してくださりました。あの姉妹は私の状況を知った時、急いで私の所にやってきて、神の御言葉のこの節を読んでくれました:「神は人に愛されることを強く願っているが、人が神を愛するほどその苦しみは大きく、より愛すればより人の試練も大きくなる。もしあなたが神を愛すれば、あらゆる苦しみがあなたにもたらされるであろう──そしてもし神を愛さなければ、多分何もかもが順調にゆき、あなたの周囲では何もかもが平和であろう。あなたが神を愛する時、周囲の多くの事が克服し難く、あなたの霊的背丈があまりにも小さいために精錬され、神を満足させることができないと感じるであろう。神の旨はあまりにも崇高で、人の及ばぬところにあると感じるであろう。そうした事すべてのために、あなたは精錬されるのである──内に弱さが多くあり、神の旨を満足させられないものが多くあるため、内を精錬されるのである。しかし、あなたがたは、穢れは精錬によってしか拭い去れないとはっきり知らなければならない。」神の御言葉を読んだ後、姉妹は私と沢山交流をしてくれました。神の御言葉についての交流を通じ、私は、今現在は真の神に従っている限り、多くの苦しみに耐える必要があることを理解しました。これはなぜなら真の道は古代からずっと迫害を受けてきているからです。主イエス様は働きをなされた時、パリサイ人と権力者の迫害を被りました。主に従う弟子たちも迫害を受けましたが、彼らは自らの命を犠牲にしてでも真の神に従いました。現状も例外ではないのです。私がいとも簡単に神の偉大なる御救いを授かり、天国に救い招かれることを、サタンが許すわけがないのです。これ故に、私が神に近づけば近づくほど、サタンの包囲攻撃は増々深刻になり、私は増々苦しみに耐えなければならなくなるのです。サタンは私が神のもとを去り、神を裏切り、最終的には地獄に落ちて一緒に罰を受けるようにしようと、様々な人々を使って私を迫害し、私の邪魔をすることを望みました。これがサタンの悪意に満ちた動機だったのです。これはサタンの誘惑でありましたが、同時にこれは神から私に対する試練でもあったのです。神はサタンによる妨害を利用して私を試され、私の信念が真なるものであるかどうかを見られていたのです。それと同時に、神は私が神の証を立て、試練の中でサタンを辱めることを期待されました。私は神の前で、「神の証を立て、神から絶対に離れない」、という自分の決意を思い出しました。当時、私は神に対し忠実で、大きな信念を持てていると思っていたのです。しかし、真実は私の真の霊的背丈を明らかにしました:私は一時的な安心を得て、自分の親戚との関係を維持する目的で神を裏切りかねなかったのです。私は本当に恥ずかしくなりました。その瞬間、私は自分の置かれている状態を少し理解しました。私はサタンの狡猾な策略を見抜き、神の証を立て、サタンを辱める必要があるのです。
後に、私は姉妹の交流を通じて、「死者の復活」の真の意味を理解しました。それは「死者が墓から出て来る」という私たちの考えとは全く異なりました。これは私たちの観念と想像意外の何でもなく、それは単に聖書の文字どおりの意味を理解しているに過ぎないのです。神はこう仰ります:「神は人を造ったが、その後、人はサタンによって堕落させられ、この堕落が人々を死人にしてしまった。したがってあなたが変わった後、あなたは死人とは違うものになる。人々の霊にいのちを与え、人々を再生させるのは神の言葉であり、霊が再生した時、人々は生かされる。死人についての言及は、霊を持たない死体のこと、霊が死んでいる人々のことを指している。霊にいのちが与えられると、人々は生かされる。以前語られた聖者とは、生かされた人々、サタンの支配下にあったがサタンを打ち負かした人々のことを指す。」私たちの先祖アダムとイブはヘビに誘惑されて善悪の知識の木の実を食べてしまい、エデンの園から追い出され、堕落の中を生き、そして魂を欠く死者と化しました。神は世の終わりに真理を表して私たちの堕落した性質を明らかにし、私たちがサタンによって堕落させられているという真理を知り、サタンの支配を振り払い、神に従い、かつ神を知ることを成し遂げ、真の人間らしさを貫けるようにしてくださるのです。このような人々のみが蘇り、これこそが「死者の復活」の真義なのです。その時、私は世の終わりの神の働きを受け入れずに、ただ自分の観念と想像の中を生きていたら、自分がどれだけ愚かで情けない状態になっていたかを知りました。