大泉の仲間たち

大泉高校15期生の交流/親睦のためのブログです。

フッ化物イオン電池

2022-10-25 09:30:00 | 日記

 リチウム電池よりも7 倍も貯められる電池のようで、レアメタル
を使わないようにもできそうです。最適な電極材料と電解質の組み
合わせが課題のようで、実用化には少し時間がかかるようです。

 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC11ANH0R11C22A0000000/?unlock=1

 これからも、さらなる研究開発で、様々な材料で試験を繰り返す
必要がありそうです。リチウム電池で問題になった安全性について
は、言及がないのでなんとも・・・^^; 

 しかし、これらの電池は蓄電には化学反応が必要ですから、充電
に時間が掛かることには変わりがないでしょうね。現状では蓄電式
の電気自動車がガソリン式/ディーゼル式自動車の代替えにはなり
得ないものと思います。

 解決せねばならないのは三つあると思います。
 まずは、充電に使う電気をどの様に発電するかです。石油や石炭
で発電していては、CO2 の発生源が発電所に移るだけで、車利用の
際のCO2 削減にはなりません。

 現時点で蓄電池利用の自動車の最大の問題は、充電時間がかかり
過ぎることでしょう。高速道路のパーキングエリアの充電サービス
では、最低30分はかかり、その間に食事をと思っても、充電待ちの
人のことを考えると、ゆっくりしてはいられないとか。^^; 
 蓄電式電気自動車の利用は、現状では夜間に充電できるマイカー
や、配達車やバスなど、行動範囲が決められた範囲で運用するもの
に限定されるでしょう。

 充電時間の長さをクリアすべく、蓄電池交換式自動車が開発され
ましたが、多くのメーカー車での互換性が確保しにくいためなのか
沙汰止みになってしまいました。電気自動車の最大のコストになる
蓄電池をレンタル方式にして、サービススタンドで交換することに
すれば、交換に10分も掛からないでしょうから、今のガソリン車並
のサービスが可能になるのにねぇ。そうなれば当然、電池なしの車
の価格は半分以下になりそうですよね。

 



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