昨日は、看護師さんにお願いしてベッドから車椅子に移してもらって
食事の間の短い時間だけ車椅子に座っていただんな様ですが
今日から午前中にリハビリが始まって手すりにつかまりながらゆっくりと歩く練習もしたそうです。
まるで赤ちゃんのつかまり立ちと同じだって笑っていたけど
今までほぼ1ヵ月以上も寝たきりの生活を強いられて、食事も思うように摂れていない状況だったので
一見大人の男性の脚とは思えないほど弱々しくか細くなってしまっているだんな様の脚と体力では
かなり疲労も激しく根気のいるリハビリだっただろうと思います。
ベッドの上に腰かけてただ起き上がっているだけでも今のだんな様には、リハビリの一環になると
先生にもそう言われたそうなので私が部屋にいる間にベッドに腰掛けて新聞や漫画雑誌を読んでいました。
久しぶりに見るだんな様の普通に起き上がっている姿に感動。
しかもそれが今迄みたいに苦しそうじゃなくてホントに普通な感じで。
ただ、その後ろ姿には、背骨に沿って縦にかなり大きな傷当てクッションが貼ってあって
あぁ、やっぱり背中切ったんだなって改めて大きな手術をしたんだなっていう
うれしいとも哀しいとも言えない複雑な気持ちを感じずには、いられませんでした。
それから今日は、自分で何とかベッドから車椅子に移って食事の準備してました。
もちろん看護師さんにも車椅子を支えてもらっていたりしていたけど
昨日みたいに看護師さんが身体ごと支えて移すのと違ってだんな様自身の力でがんばっていました。
私たちが毎日、何気ない動作をしたり歩いたりしていることで保たれている筋力を
これからかなりがんばって元に戻るように鍛えていかなくちゃならないんだものね。
焦らず、気負わず毎日少しずつで良いから自分で出来ることを増やしていこうね。
そして歩く練習が出来たことで手術前から付けられていた尿管がやっと外されていました。
私も不妊治療時代に1度だけ付けられたことがあったけど
これってず~っと違和感があって気持ち悪いし、痛いのよね。
だんな様は、術後の痛みが酷くてそれどころじゃなかったと思うけど。
で今日は、夕方から採血とCTとレントゲンの検査があってレントゲンの検査の結果
肺の状態が転院前と変わらずで良くも悪くもなっていなかったということで
心配されて鼻に付けられたままになっていた酸素の管も夜になってようやく外されたと
夜になってだんな様から連絡がありました。
あと術後の背中の傷がムズムズ痛痒いって言ってました。
ようやくこちらも自然治癒しようとしてるんだろうね。
まだずっと微熱ある状態続いてるしね。
今は、まだだんな様の体調も落ち着いているように見えるけど
リハビリは、もちろん、今回の手術のために延期している抗がん剤治療の2クール目も
いつから始めることになるのか気になります。
リハビリ後に退院が可能になるのかも気になるし。
これからがまたいろいろ大変だろうけど希望を持って歩いて行こう。