今日は、あたしも最初の頃苦労したおっぱいについて...
赤ちゃんにもお母さんのおっぱいにも個人差があるし状況も違うので一概には言えませんが
あたしの場合、ちびちゃんが生まれた翌日から母子同室を希望して
まだ出ない出る気配さえないおっぱいをふくませていました
おっぱいが出てなくても我が子におっぱいをふくませて
一生懸命吸ってくれてる姿を見ているだけでとってもしあわせです
でもちびちゃんは、まだ小さくておっぱいの吸い方も上手じゃないし
自分で吸いたいように吸うことも出来ません
月齢が2、3ヵ月を過ぎてくれば大抵の赤ちゃんは
吸い方も上手になって吸いたいように吸えるようになるらしいのですが
産まれて間もない頃は、お母さんが吸わせるようにしか吸えないそうです。
お互いに初めてのことでちびちゃんは、一生懸命おっぱいを吸うし
あたしは、たくさん飲ませてあげたいし...
でも思ったより吸う力が強くてあたしは、おっぱいの痛みを我慢して
なれればきっと痛くもなくなるだろうと思っていましたが
なれる前におっぱいが切れてしまって痛みは、増すばかり
でも我が子のためなら痛みも忘れられるんですね
ちびちゃんががんばって出ないおっぱいを吸ってくれたおかげで
おっぱいをあげて2日目になるとおっぱいの先っちょに初乳らしきものが出るようになり
おっぱいの足りない分を補っていたミルクも5日目からは、あげないようにして完全母乳を始めました。
でもおっぱいは、ミルクと違ってどのくらい出てどのくらい飲んでくれてるのか分かりません
退院してからもおっぱいの傷は、なかなか治らないので
途中から傷のある左は、搾乳機で搾り直接ふくませるのは、右だけにしていましたが
あたしの場合、搾乳機では出にくいらしく痛みをがまんして搾乳しても
毎回20mlくらいしか搾乳することが出来ませんでした
自分でマッサージして搾っても左のおっぱいは、思うように出なかったので
おかげでおっぱいが張ってゴリゴリするのでその痛みもありました
このままおっぱいが張る状態を続けていると乳腺炎になることも心配だったし
右のおっぱいだけでおっぱいの量が足りているのかも不安だったので
傷がほぼ治ったと同時に左のおっぱいもちびちゃんにふくませると
おっぱいの張りでゴリゴリしていたのも少しは、解消されましたが
この頃は、まだちびちゃんにふくませても張るとすぐにゴリゴリして痛みがありました
結局あたしの場合、退院してちびちゃんの1週間検診を受けたときに
ちびちゃんの体重の増えが悪いことでおっぱいが上手くいってないかもしれないと思い
思い切っておっぱい外来を受診することにしました。
その結果、ちびちゃんの場合授乳時間は長いけど思うように充分飲むことが出来てないということが分かり
あたしのおっぱいも吸ってもらうと出るのに搾乳機では、出にくいということが分かったので
ちびちゃんが自分で上手に飲めるようになるまであたしが抱き方を工夫することで飲み易くしてあげるようにしました。
そして右と比べると少し出にくくなっていた左のおっぱいを少し長めにふくませて
左右交互にふくませることで左右のおぱいがどちらも出易くなるようにすることを指導されました。
おっぱいが溢れるようにどんどん出ているお母さんは、別ですが
この頃の赤ちゃんには、赤ちゃんが欲しがるだけおっぱいをあげて良いし
赤ちゃんに吸ってもらえば吸ってもらえるだけおっぱいもどんどん出るようになるので
あたしのような場合は、搾乳せずにちびちゃんに飲んでもらった方が良いということでした。
おっぱいが出るようになるための簡単な食事指導もありました
身体を冷やすものは、控えること
ご飯とお味噌汁中心の食事を心掛けること
穀物を多めに摂ること
( お餅の摂りすぎは要注意
)
お豆腐や納豆などの大豆製品を多めに摂ること
わかめなどの海藻類を多めに摂ること
甘いものや油物を摂り過ぎないこと
お母さんの中には、おっぱいのために野菜ばかりの食事を摂って
お魚や特にお肉を摂らないという徹底したこだわりを持つ方もいらっしゃるようですが
お魚もお肉も適度に摂ってないとお母さんの体力が落ちて
風邪を引き易くなったり体調が悪くなったりしてしまうこともあるようです
ようするに健康的なバランスの取れた食事が良いということですね
おっぱい外来に通うようになってから...
あまり増えなかったちびちゃんの体重も順調に増え続け授乳時間も徐々に短くなっていきました 。
結局、1週間に1回全部で4回くらいおっぱいマッサージをしてもらいながら
ちびちゃんが上手におっぱいさん出来るように工夫しました。
マッサージも最初は、痛いけどちびちゃんが上手に飲めるようになったので
おっぱいに出来易かったしこりも出来ないようになるし
ちびちゃんの授乳のリズムとおっぱいのリズムが合うようになってからは
おっぱいが張りすぎて痛いということもほとんどなくなって
ちびちゃんもあたしも楽になっています
おっぱい外来に行くまでちびちゃんもギリギリのおっぱいの量でがんばってくれてたので
ちびちゃんのために思い切っておっぱい外来を受診して良かった
間違っていればあたしの完全母乳で育てたいという思いだけで
ちびちゃんも大変なことになっていたかもしれません
ちびちゃん本人が産まれてからずっと元気でいてくれたのが救いです
おっぱいでもミルクでも赤ちゃんがすくすく順調に育ってくれるのが1番ですねッ