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最近の近況

2023-02-20 01:46:07 | 日記
母の葬儀が終わった。何百キロと遠く離れた土地から来てくれた、私の妻や子供に対して特に何も思わない人間たちとも
ようやくこれで疎遠になれる。

毎回、実家に帰れば私の家族のせいで妻や子供に不愉快な思いをさせた。
実家へと超長距離から帰省して、疲れ切っているのに、すぐに家事をさせる、自分の気持ちや苛立ち、不満をすぐにぶつけてくる。
気を遣うのが嫌なら帰省を求めねば良いのに、毎回帰れと呼びつける。

人として無礼極まりないが、当人に自覚はなく、指摘しても醜くて苦しい自己弁護に固執するだけで。

一番酷いと思ったのは、何百キロと離れた土地から私の親へと敬意を持って帰省してきた妻や子供に対し
「所詮、遠くの内孫より近くの外孫」と高らかに父母が笑った事だ。もちろん、半分冗談だ。しかし、口にして良い冗談ではないだろう。

その外孫も、強権を持っていた私の父が亡くなった途端に疎遠になった。
疎遠になったら、今度は私の子供に対し、優しい祖母を今更演出しようとする母だった。

また。その葬儀においても。

誰も母の喜ばしい逸話など語らず、井戸端会議ばかりしていた。少しでも故人に敬意があるなら、何も求めなくてもこういう場では故人の人柄が語られて、笑顔で送ろる。
それだけ。
母は他人から何の関心も持たれない人だった。

母は何でもやった。ボランティアも宗教も。PTAも率先して参加した。
しかし。
やった事に対して、凄く恩を誰にでも押し付けるし
他人の功績には辛口で語り
侮辱するのに何のためらいも持たない、よくいる「本音で語る女気取りの迷惑人間」だった。

だから誰もが、母の世話になりたくなかった。なったが最期。どこまでもむしられるからだ。

その母は、祖母から大変嫌われて。会うたびに酷く叱責されていたが。
本人はなぜ叱られるのか。死んでも理解する事はなかった。

母はその生涯において、自分を不幸だと定義し続けた。不幸の証明をずっと粗探しし続ける人だった。

母は
ずっと生涯において、お姫様で居たかった。
母で居るのも苦痛だし
大人で居る事も嫌だった。
だから「したくない」が「お姫様扱い」されたくて
率先して何事も参加した。

火葬場で。
母の火葬が終わる間、せめて母の話をしようと思ったが、それも私には出来なかった。
母の功績を語れば、その酷い後日談も語らねばならないからだ。

母はまるで
何かに呪われたように
何もかも台無しにする人だった。

何を語っても結局は「母が怒り狂った」という後日談に結び付く。延々と侮辱を続けた姿に結び付く。

だから誰も母を語れない。

母はようやく。安息を得た。全てのしがらみから解放されて無になった。楽になれただろう。

私はせめて。
母を知る者として
母の生涯から学び取らなくてはならない。

私の学びは「何もかも結局は自分の為にやっている」その自覚を持つこと、だ。
私は少なからず。慈善意識で活動すれば、きっと母と同じことになるだろう。

例えばの話。人にお金を1000円貸したとする。母がもし貸し付けた場合、見返りなど一切求めない。返金も求めない。
しかし。
その後、生涯に渡って尊敬と優越を求める人間だった。

それは1000円を素直に返金したほうが良い、最悪の事だ。何十年と渡ってずっとそんな事などできるわけがない。

だから私は誰にもお金を貸さない。人にご飯を奢る事があっても、それは単純に私が「割り勘の計算が面倒」「他人の支払いを別々にすると、お店の人が大変だし待つのも嫌だから」という自己都合だ。

別に寛大なわけでも、奢りたいわけでも何でもない。
他人に煩わされたくないだけだ。

話題は変わるが。
近年は「男性が女性に飯を奢る」云々の話題が盛り上がっているようだが。

私はそもそも。フェミニストでも何でもないので、特別な気持ちもないのに特定の女性と飯を食ったりなどしない。
だから、浮気や不倫をする側に生涯回れない側だ。私はその気がないのなら、ご飯を共に食べるという事さえしない。

ビジネス絡みであれば、絶対に特定の女子とは食べない。私にその気があろうがなかろうが、それは単純に私の自己都合でしかない。
他人が私と女子とご飯を食べる姿を見て

誰が何をどう想像しようが。それを操作する事など私にはできない。どんな噂を流されても文句は言えない。

だから私は交際する前提で女性とご飯を食べる。だから、妻意向は妻以外の女性とご飯を食べていない。
そして100%飯代も出すし、デート代は全て自分持ちだ。言い訳できない関係になる気100%だからだ。

だから女友達も今ではいない。連絡さえ取らない。冷たいと思われて結構だ。結局、妻がいるからどんなに盛り上がっても最後は冷たくするしかないじゃん。
だったら最初からそうしておいたほうが、結局はお互いのためというもの。

私が会社で女性に優しく接するのは「操作が煩わしいから」だ。親族の女性に対しても優しく笑顔で接するのも同じ。
煩わしいから。

だから今でも。
妻以外の女性とは職場以外で会う事はしない。せいぜいで飲み会だけだ。それも2次会とか一切しない。
飲み会なら割り勘計算は最初から済ませているし。そういう場なので奢ったりなどしない。

なので「女性に奢りたくない」男性とはつまり。遊び仲間だとか、そういう女子を想定しているのだろう。

対して「奢れ」という女性は、最初から男女関係になるつもりあるから「奢れ」なのだと思う。

だから女子もはっきりと言えば良いのだ。ご飯食べるって事はさ。やましい関係になるつもりだって事?って。

友達としてしか見られないなら、そりゃ女子も財布を出すだろう。たかが友達に奢られるなど気分悪いからだ。そして自分の食事代は絶対に出すと思う。
そこで男が無理に奢れば、むしろ女子側がドン引きだろう。気持ち悪いとさえ言うはずだ。

某ユーチューバーの女子が「男が奢る時に財布出したら引く」とか言って炎上したようだが

私も妻とご飯を食べる時に現金を出した事がない。カード払いだけだ。理由は簡単。
「自分がドジな自覚はあるので、お釣りをもらう際に貰い損ねたり、こぼしたりしてお金を落として拾う醜態を見られたくないから」だ。

最近はケータイで支払う事も多い。

だから、男も本気で落としに行ってる女子相手なら、たぶんそうすると思うのね。みっともない姿を見せたくないから。

なのでまあ。炎上しているって事はさ。つまりそういう事で。
男性は大半が「ただの遊び」で飯を食っているって事だろう。そんなに大事じゃないって事でさ。いつでも切れる関係を女子に求めてるって事だ。そしてそういう関係を女性が男性に求めるシーンも大半なのにさ。

そこを抜いて発信するから炎上する。
あのユーチューバーの女子たちも
何かの間違いで私のようなクソ親父とご飯を食べたりした場合に
そのクソ親父がカードケースを出した瞬間に自分の財布を出すだろう。
むしろクソ親父の支払いさえ出して、一目散だ。勝手に逃げ出すだろうに。

そして妻も何十年と毎週デートして私が数千回と支払ってきたが
同じ数だけ感謝と労いの言葉を、支払いの後に忘れない。

だから私も払い続ける。

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