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ただ考えるの好きです

ミイラ取りがミイラになる

2023-03-04 08:36:19 | 日記
どこぞでセクハラを訴えるはずの弁護士が、実はセクハラを依頼者にやらかしてましたっていう報道があり。

この先は、私個人の色んな事を見てきた事から、勝手に想像をふくらませて考えた事であって、こう考えると腹落ちしやすいって話で。

この件って。まあ。当然、この既婚のセクハラ弁護士が元々知恵の回るゲス野郎だったのは間違いない。だけど。
知恵の回る分、ここまではボロを出さずにやってこれたのね。色んなやばい事も回避したり、隠し通したり、やれたと思うの。

それが今回。完全にボロを出したのは何故か。「相手が”芸能人”だったから」という事に尽きると思う。

私も若い女子と会社で仲良くするし、しなきゃ仕事をやれないので、心の中はどう思っていようが、笑顔を作る。仲良くしようって雰囲気は出す。
会社の中限定だもの。8時間ちょっと我慢すれば良い話。女子の人格にどんな問題あろうが。
それでハチャメチャな発想で、メチャクチャな事をしでかして。
人事や上層部の怒りを買い。解雇されて女子が捨て台詞を吐いて辞めるまで。

仲良くするように。それが仕事。会社の外まで仲良くしろ、飲みに行け、飯を食えだの言われてないもん。
なので良い子だろうが、人格破綻者だろうが、割り切って接している。
どんなに無礼、失礼やらかそうが。私が彼女らの人生を預かる話ではないので。

あくまでたかが、会社の先輩で上司でしかないから。

だから中には当然。凄く「紛らわしい言動」をする女子も多数居る。
無自覚を装っているけどさ。

そんなもん、普通にこの年齢まで生き残ってりゃ。自覚あるのか、無自覚なのか。わかる。
たかだか20年の嘘つき軍団の力量でさ。
ごまかし通せるわけがないだろ。

たった20年ぽっち。嘘をつき続けた程度で。心にもない事を言い続けた程度で。

なので基本。女子は「本当の事を言わない」と思っているし。本音トークも、いつでも翻す裏切り者でさえあるとわかってる。
実姉がそういう人種だったので。

早い話が、私は女子から「紛らわしい言動」を受けても「嬉しい!」とか喜んで見せるだけで。
そんだけ。
はしゃいで見せて、ウキウキな振りしてればさ。それで良いんだよね。

「遊びに行きたい」だの「飲みに行きましょう」だとか。
いやどこに隠しカメラ、マイク、仲間を仕込んでいる?って話で。そういうもんだろって、そういう視線で見てる。
なので満面の笑顔で「また今度、時間があえば!」とか言って無期延期とか。
あるいは素直に「いや、外で職場の異性とは会わない事にしてます。私がやましい、やましくないじゃなくって、もし他の人が見たら、その人がしたいように誤解する話なので。得しないでしょ?」って。

まあ。ぶっちゃけ。笑い話が欲しくてさ。こっちに誘いかけてるだろって。
間抜けそうなおっさんに、好きそうな振りをして。
誘いかけて、実はドッキリでした、バッカじゃねーの?って言うつもりだろって。

女子の本音とか一切信用しない。いつでも都合で嘘にすりかえるから。

と。まあ。こうして自衛するんですよ。
普通の親父ならね。
こっち既婚なのに。
誘いかけてくるって罠以外の何でもないだろ。
純度100%の嘘つきだ。
そういう事をして。
生きてきた奴だろって。
卑怯、卑劣、信義だのまともな倫理観もない奴だと。

でもね。ここから本題に戻るけどさ。
そういう「嘘」で生き残る世界ってのがあって。

そのひとつが「芸能界」なわけで。

好きでもないのに、好きと言い。
嫌いなのに、そうじゃないと言い。愛してもいないのに、愛してると言う。それが芸能界のお仕事。
それでお金を貰うのが、このお仕事の基本。なのでこういう連中のハウツー本とか、買う人が多くてビックリしてる。
基本、よくできた嘘なのに。語られる理屈はよく似せて作られた、立派な贋作、紛い物だ。
腹落ちの良い猛毒でしかない。

なので。このセクハラ弁護士もさ。
それまで嘘ついて、良い人間の振りをしてこれたけど。
もっと酷い嘘つきにさ。翻弄された格好なんだろうなってこと。策士、策に溺れる?違うな。

人を騙す人間ほど、騙されやすい人間は居ないって事だ。

芸能人は嘘の応酬で生計を立てている、嘘のベテランだ。嘘の匠であり。嘘を嘘と思わせない事を芸と言うのが芸能人だ。
本音トークも、本音トークと言う名のサービストークで。全部嘘。

その生い立ちも、主義も、生き様に至るまで真っ赤な嘘だと思わないと、私らはまともな会話さえ成り立たない。
それが芸能人だと私は考えている。

そこに半端な嘘の使い手が、紛れ込めばさ。
当然、利用されて潰される。
今回のように。

しかし、それも天命だったのだろう。
嘘で固めて、人生うまくいって。図にのって。芸能界に関わった流れだろう。

何でも度を超すとかえって良くない。

それがわかっていながら、人はターニングポイントを見過ごしてばかりなのは。

自分でターニングポイントがわかるって、勝手に信じ込む所為だ。

そんなもん。わかるわけないだろ。
どこまで行ったら、引き返すべきなのか。わかればそんな人生、生きている意味がないだろう。基本、見定めとか一切無理だ。

しかし。普通は見定めとかしなくても。
この社会において、大抵は大きな破綻をしないのは

身の程を知って、行動しているからであり。
分をわきまえない人間が、勝手にこうしてコケ落ちているだけの話だ。

このセクハラ弁護士が、こうならないように生きる術は、たぶん生まれた瞬間からなかった。
こうなるべく生きてきた。
そして定まるところに堕ちた。堕ちるために、今まで上がっていただけの人生なんだろう。

人生詰んだ、はいきなり来ない。
それまでやってきた積み重ねがある。

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