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TVアニメ「迷い家」まとめ

2016-07-06 04:03:50 | 日記
 総評すると、後半だけ見て居れば良かったアニメ。前半にはキャラ紹介以外の意味がない。6話か、7話までの話に殆ど意味がない。内容としては全7話で良かったようなアニメだった。実質の中身としては、最後まで見るとその程度。このエンディングなら、半分近い時間は無駄だった。

 むしろ、説明が必要な部分を端折って、別に必要ない部分だけを間延びさせてしまった。後半の更に後半で、突然「納鳴村を調べる学者」が唐突に出現するし。しかも学説として発表までしてました、それも数年前です。じゃあ、この都市伝説とか謎とか何よ?あのバスに乗り合わせた全員が知らないとか、何だそれ?聞いた事もないだとか。記事にまでなっているのに。彼らはウィキすらしないのか?

 結局、納鳴村に関しては、何が何だか「ようわからんがトラウマが実体化して、それを何故かナナキと呼ぶと定義付けられていて、それを失うとエネルギーを失い、受け入れると帰れる」とか。結局、得体が知れないままに幕引き。何だかそういう事なんだろう、で線引きされてお終いだった。

 んで「迷い家」という題名とのつながりも希薄。家が主体でも何でもない。「迷い里」で良かったんじゃないか?これじゃ「遠野物語」に喝を食らうよ。「迷い家と言う割りには、迷い家と何の関連もなく、更には家も何も関係ないじゃん!」だ。

 今のところ、俺の中で2016年度見るんじゃなかったアニメ大賞の筆頭に位置している。下手に遠野物語を知っていた分、変に勘ぐってしまった。大失敗だ。もう消去済み。

 消去には一切の迷いがなかった。