【写真:毎月2日は生粋で「秋友会」が開催されます】
会津の各入場施設は今月に入っても教育旅行の児童・生徒が目立っています。そんな中、市内の「城西小学校」の第一学年から第三学年までの子どもたちは毎年今の時期に遠足を実施していて、今年も第三学年の児童95名と引率の先生5名が見学に来館しました。半分ずつに分かれて野口英世記念館と交互に見学をしたのですが、途中から猛烈な雨に見舞われました。
【写真:第一展示室で熱心にメモを取る児童たち】
前半の半分が入館した時には晴天だったので中庭で説明が出来たのですが、後半は雨具がないと移動もままならない降雨量でしたので、展示室と民家の中で説明をすることになりました。それでも、子どもたちは元気よく館内を走り回って見学をしていました。旧馬場家住宅内部でいろいろな民具について説明をすると、関心を持った児童から質問を受けました。(*^_^*)
【写真:雨の中庭を見学していきました】
以前、謹教小学校の教頭だった加藤先生が、現在は城西小学校の校長をされていて、わざわざ猪苗代まで子どもたちの様子を見に来てくれました。午前前に2館の見学を終えて、これから「会津レクリエーション公園」で昼食を取るそうです。雨が上がってくれればいいのですが、ちょっと心配です。子どもたちを見送ってから非常食と持参したおにぎりで昼食を済ませました。
【写真:今日のお昼は非常食と焼きたらこのおにぎりです】
館では、いろいろな方から資料をご寄贈いただくことがります。こちらから収集に伺うことの方が多いのですが、今日は町内金曲地区にお住まいの農家の方が来館しました。玄関先に軽トラを止めて、荷台の資料を届けに来たというのです。積んである資料は、田植え後に使っていた「コロバシ」(ヒエ、タマガヤ、アゼナガなどの除草機)と農耕馬用の「馬鍬」(マグワ)です。(@^^)/~~~
【写真:本日、民俗館に寄贈された農耕用具】
小屋の整理をしていたらしく、使わなくなった農具を民俗館に寄付しようということで運んで来てくださったのです。「コロバシ」(田打ち車)は改良型以前のもので、爪が長い初期の形です。この後、二連式や改良型が出回るようになりました。「馬鍬」も年代物ですから、厩(うまや)に展示させていただくことにしました。
【写真:会津民俗館の特産品は雨後のタケノコ】
午後のなって雨が上がりました。館内では毎年6月がタケノコのシーズンです。採っても採っても出てくるのですが、「雨後のタケノコ」があちこちから顔を出し始めました。何種類かありますが、食用のタケノコは私が責任を持って頂くことにしています。味噌汁の具、煮物やラーメンのトッピングなどにも使います。今後の画像を楽しみにお待ちくださいませ。(*^^)v
【写真:謹教小学校のPTA関係者が集まる「秋友会」で出された料理です】
一日中悪天候だった会津地方ですが、夕方、一次的に晴れ間が見えました。今夜は、毎月2日に開催されている謹教小学校PTAの歴代会長や役員経験者と校長先生が集まる「秋友会」に出席しました。私がPTA会長だった時の横山敏明校長先生もメンバーですが、謹教小学校の児童数の変遷を頂きました。大正2年から先生が退職された平成9年までの児童数や校長名が記されています。最高は昭和26年度の2009名ですが、大正2年当時(666名)と平成9年度(667名)が1名違いとはびっくりです。
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