
トンネルを抜けると~

山だった! 涼しい~ 1カット目のトンネルから、かなり行程をショートカットしております(^^)
画面中央辺りにテン場があるのがわかりますでしょうか? なんとなくザイテンから眺める涸沢に似ています。しかしバックにそびえるノコギリ状とも針山ともいえる異様な山容が違います。そう、劔岳です。

牧歌的風景が広がります。しかし、ここに人が気軽に踏み入れるようになったのは近代になってからだそうで、、確かに日本的ではない風景。
しかしそういうのではなくて別の理由が。。

前置きが長くなりました。今回、お盆ということで、仏教信仰に縁のある山を登ってきました。上の曼荼羅でも描かれている立山連峰です。
当初は槍から西穂縦走を予定し、荷物も徹底的な軽量化を図り準備していたのですが、前日にあまりにハイボール飲み過ぎて寝坊。急きょ、アプローチが比較的楽な立山に。だって、ロープウェイやケーブルカーとかで全自動で2400mまで行けるわけですから、寝坊した分、取り返せます。
上の写真は、有名な立山曼荼羅。先に紹介したテン場はこの曼荼羅でいうと、左上隅に描かれている針の山(劔岳2999m)の前あたり、えんま様がいる辺りでしょうか。その昔、劔岳は決して近づいてはならない山、針山地獄として恐れられていたそうで、曼荼羅にもその様相がうかがえます。
そして真ん中に位置し仏様が雲に乗って見下ろしている山が、立山の主峰、雄山 3003mです。
ここの山頂は極楽浄土とされ、昔から多くの方が参拝登山しており、現在は参道のような整備された道が途中まであります。

なんだか道標も地獄モードです。
Wikiの立山修験によると、
”立山を巡拝することで死後の世界を擬似体験し、形式上「他界」に入り「死」から戻ってくるという修行を積むことができ、超常的な力を身に付けることができる”
地獄と極楽。私も信心深いので当然、先に地獄に行ってきました。その後、極楽でお清めです。
詳細のレポはこの後で。
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