
7:45 赤岳鉱泉小屋(2210m)を出発 雲一つ無い快晴で登山日和。

8:14 行者小屋(2350m)に到着。ここでアイゼンを装着

9:23 文三郎尾根分岐(2700m)が見えてきました。写真では平穏に見えますが風がすさまじかった。

赤岳直下の斜面をトラバース。
いつもはここは急勾配のアイスバーンで一番注意するところなのですが、今年は岩肌が出ていて歩き易かったけれど、アイゼンの爪の減りが気になる。

9:48 赤岳鉱泉を出発して2時間、八ケ岳の主峰、赤岳山頂(2899m)に到達

赤岳を後にして、横岳に向けて下ってゆきます。途中、赤岳展望荘(2722m)が見えてきました。
冬期営業していて、今度はここに泊まって朝の雲海を見てみたい!

10:13 地蔵ノ頭でお地蔵さんに手をあわせて。

振り返ると、赤岳とさっきまでいた赤岳展望荘を眺めることができます。

11:08 ほどなくして横岳(2829m)に到着。

振り返ると澄み切った空の向こうに富士山が見えます。思わず手をあわせてしまった(^^)

横岳からの下り。写真ではわかりにくいですが、幅1mくらいで両側がスパッと切れた遊歩道。
バランスを崩したら終わり。

横岳から硫黄岳に向かう途中。足を滑らせれば一巻の終わり。アイゼンをきかせながら慎重に歩を進めます。

11:27 硫黄岳山荘が見えてきました。本日の核心はここから。
一見、スキーでいえば中級コースくらいのなだらかな斜面なのですが、左の山下から吹き上げて来る西風がすさまじかった。。
多分、下の気温が高い分、温度差が大きく吹き上げが激しいのでしょう。容赦なく身体に吹き付けます。
ですので普通にまっすぐ歩けません。1歩1歩が普通より何倍もの時間と労力がかかる。それでむちゃくちゃ風が冷たい。

11:39 強烈な風に煽られながら硫黄岳山荘(2650m)にやっとのことで到着。先ほどの写真のところからたかが10数分の下りだったのですがここが一番キツかった。
耳をニットで覆ってるにもかかわらず左耳が凍傷になるかと思った。

12:05 赤岳鉱泉を出発して4時間20分、最終目的地の硫黄岳山頂(2760m)に到着。
硫黄岳山荘からここまでの登りも強烈な風だった。

これまで辿ってきた道を振り返ります。真ん中に見える赤岳からずっと歩いてきました。

13:06 お昼のラーメンを食べたくて急いで下山し、赤岳鉱泉に到着。トータル5時間20分の山行でした。

人工ウォールの方って 素手だと手がもたないと思うのですが、もしかして手袋して登るのでしょうか?

13:39 ウォールを眺めながら自家製チャーシューと棒ラーメン。うまかった!

下山して、茅野市にある道の駅『信州蔦木宿』で温泉につかり、夕食にビール飲んでそのまま車中泊(^^)
ここの道の駅、最高すぎる!! リピート確実。
2016年初登りは八ケ岳3座縦走で始まり。山は春まで休止。週末はキャンプをして過ごそうと思います。