#大岡昇平 新着一覧
大岡昇平の「渋滞の跡」、「人間への絶望」、そして「戦争体験」からの再生と小林秀雄の存在-大岡昇平と小林秀雄とベルクソン哲学③-
批評とは、分析であり、分析の限りを尽くして、もはやそれ以上分割不可能なものを見出すことではないだろうか。たとえ、究極的には、その最終的に分析不可能なものが、もはや1個の無であったとしても、...
大岡昇平の『俘虜記』と『野火』みる「解釈や意味に対する絶望」と「現実や生活に対する深い信頼」-大岡昇平と小林秀雄とベルクソン哲学②-
小林秀雄が、ベルクソン論である「感想」のなかにおいて、ベルクソンのことばで、「君達には...
大岡昇平が『野火』のなかでベルクソンに言及した理由-大岡昇平と小林秀雄とベルクソン哲学①-
大岡昇平の作品には、小林秀雄という孤独な魂に対する共感と批判を内包しているものが多いよ...
ドストエフスキー論で「物理学の革命」のモデルを用いた小林秀雄が示していること-小林秀雄と理論物理学と20世紀の「物理の革命」-
私たちは、小林秀雄の文体を模倣しても、小林秀雄になることは、できない。その理由のひとつ...
ベルクソンのいう「贋の追想」に抗う大岡昇平の姿から-大岡が『野火』のなかでベルクソンに言及した理由-
大岡昇平は、敗残兵がフィリピンの荒野を彷徨し、「人肉喰い」の場面に直面する小説『野火』...
「文学が裁く戦争」第5章
横浜駅そばのいつもの喫茶店で「文学が裁く戦争 東京裁判から現代へ」(金ヨンロン)の第5...
食慾について 大岡昇平
「もの食う話」所収 文春文庫 戦前の軍隊でのいやしい男について描かれている。 食欲の激しい男と...
大岡昇平の小説『野火』
戦争で人を殺すものは兵器のみにあらず。敗戦間近フィリピンに従軍した一等兵は部隊を離れ、...
その、細部を聞こう。
母は1933年昭和8年生まれです終戦は1945年昭和20年です母が12歳で終戦をむかえました実家は愛知県海部郡蟹江町です長屋で6人兄弟の次女で
大岡昇平「成城だより」
新聞の書評で「俘虜記」が取り上げられていました。フィリピンで従軍した大岡昇平の代表作の...
大岡昇平著「野火」
大岡昇平著「野火」を読む。レイテ島での戦いを描いた小説だ。読み進めていると、この本を原...