伊勢志摩つれづれ

伊勢志摩の今を楽しんで頂けます
郷里を離れた方に 今の故郷を 
また 伊勢志摩の旅行の前に ご覧ください

港の風景

2022-02-26 00:00:02 | 写真と観光・伊勢志摩の風景

陸では 大型のブロック造りが続いている

ここから 消波 漁礁に運び出す作業船が停泊

手前には フジツボなどが海中で付着した漁網やブイが

置かれていた


汗かき地蔵縁日(志摩・波切)

2022-02-25 00:00:06 | 写真と観光・伊勢志摩の風景

2軒四方のお堂に 汗かきお地蔵さんが安置されている

赤い提灯大きな 欄間の彫り物 天井など 

汗かきお地蔵さんの年季が感じられる

 

朝は 家の屋根が夜露で凍て 車は 白く雪のように凍り付いていた


汗かきお地蔵さん

2022-02-25 00:00:05 | 写真と観光・伊勢志摩の風景

天文年間に 漁師の惣左衛門さんの漁網に大石が3度も掛かってきたので

不思議に思い 浜辺に置いた この石に無礼をするものは

必ず悪いことが起こるので 後になって 愚像の形へと変わった

 

江戸時代 志摩の殿様が大病に罹りこの地蔵様に念ずると 全快し

信仰はますます広まった 

 

石のお地蔵さんが 何と汗をかくという

良い年であれば 白い汗 悪い年であれば 黒い汗といった具合に

その年の吉凶を占うと伝えられている

果たして 今日は どちらのあせも出ていなかった

平穏な年になるのかな

2月 汗は大気中の湿気が汗となり 今日は 寒い乾燥の日だった


思案地蔵

2022-02-25 00:00:02 | 写真と観光・伊勢志摩の風景

江戸時代末期 波切騒動があり 亡くなった人々の供養に建立された

騒動とは 天保元年(1830)幕府直轄地の代官へ納入する米を積んだ

船が大王沖で遭難 漂流の難破船を漁民が発見 大量の濡れ米を持ち帰り

江戸へは 船は沈没と報告した

 

翌年 取り調べに 役人が夜更けに波切へ出向いた

里人は 強盗と間違え1人を殺してしまう

密告した者があり 殺人発覚 庄屋以下14人が江戸送りとなり

牢死し 村民475人が罰せられた

 


薬師瑠璃光如来堂

2022-02-25 00:00:01 | 写真と観光・伊勢志摩の風景

本尊は 鎌倉時代に造られたと伝えられており

立派な文化財

薬師本尊の右側には観音浄土補陀落山像には 

那智の信仰を受けたものらしく 熊野権現の神紋 3足の金鳥があり

左側には 西国33か所の各観音像が祀られている

 


栄通神社例祭 翁能奉納に向かう (伊勢市通町)

2022-02-24 00:00:05 | 写真と観光・伊勢志摩の風景

伊勢三座といわれる 三っの猿楽の座があった

室町末期 保護を受けていた国司北畠氏が滅び

勝田流は 通町に 和谷流は 一色町 青尾流は竹ケ鼻町に転じたが

早く滅び 勝田流に合併した

能楽師苅田太夫が始めたもので

通町に移住して 伝統の通能となった


翁は本来 翁禊

2022-02-24 00:00:03 | 写真と観光・伊勢志摩の風景

勝田が苅田であった頃から 家元の秘事として 神社で舞い

舞う日の替わる子の刻(午前零時)神社の井水で 一糸まとわず

身を清め 人目を避けて 五穀豊穣 国家 家内安泰を祈願う

翁禊が 連綿と続いている


天下泰平の祈願

2022-02-24 00:00:02 | 写真と観光・伊勢志摩の風景

シテ どうどうたらりたらりら たらりららりららりどう
地謡 ちりやたらりたらりら たらりららりららりどう
シテ 所千代までおわしませ
地謡 われらも千秋さむらおう
シテ 鶴と亀との齢にて
地謡 幸ひ心にまかせたり
シテ どうどうたらりたらりら
地謡 ちりやたらりたらりら たらりららりららりどう
千才 鳴るは瀧の水 鳴るは瀧の水 日は照るとも
地謡 たえずとうたり ありうどうどう
千才 たえずとうたり たえずとうたり
 
<千才舞>
千才 所千代までおはしませ われらも千秋さむらおう 
鳴るは瀧の水  日は照るとも。
地謡 たえずとうたり ありうどうどう
 
<千才舞>
シテ あげまきやとんどや
地謡 よばかりやとんどや
シテ ざしていたれども
地謡 まいろうれんげじや とんどや。
シテ 千早ふる 神のひこさの昔より ひさしかれとぞよわい 
地謡 そよやりちや とんどや 
シテ 千年の鶴は 万才楽と歌うたり 又万代の池の亀は 
甲に三極を備えたり
   天下泰平国土安穏 今日のご祈祷なり ありわらや なじょの翁ども
地謡 あれはなじょの翁ども そやいづくの 翁ども
シテ そよや
 
<翁舞>
シテ 千秋万才の 喜びの舞なれば 一舞まおう万才楽
地謡 万才楽
シテ 万才楽
地謡 万才楽