伊勢志摩つれづれ

伊勢志摩の今を楽しんで頂けます
郷里を離れた方に 今の故郷を 
また 伊勢志摩の旅行の前に ご覧ください

栄通神社例祭 翁能奉納に向かう (伊勢市通町)

2022-02-24 00:00:05 | 写真と観光・伊勢志摩の風景

伊勢三座といわれる 三っの猿楽の座があった

室町末期 保護を受けていた国司北畠氏が滅び

勝田流は 通町に 和谷流は 一色町 青尾流は竹ケ鼻町に転じたが

早く滅び 勝田流に合併した

能楽師苅田太夫が始めたもので

通町に移住して 伝統の通能となった


翁は本来 翁禊

2022-02-24 00:00:03 | 写真と観光・伊勢志摩の風景

勝田が苅田であった頃から 家元の秘事として 神社で舞い

舞う日の替わる子の刻(午前零時)神社の井水で 一糸まとわず

身を清め 人目を避けて 五穀豊穣 国家 家内安泰を祈願う

翁禊が 連綿と続いている


天下泰平の祈願

2022-02-24 00:00:02 | 写真と観光・伊勢志摩の風景

シテ どうどうたらりたらりら たらりららりららりどう
地謡 ちりやたらりたらりら たらりららりららりどう
シテ 所千代までおわしませ
地謡 われらも千秋さむらおう
シテ 鶴と亀との齢にて
地謡 幸ひ心にまかせたり
シテ どうどうたらりたらりら
地謡 ちりやたらりたらりら たらりららりららりどう
千才 鳴るは瀧の水 鳴るは瀧の水 日は照るとも
地謡 たえずとうたり ありうどうどう
千才 たえずとうたり たえずとうたり
 
<千才舞>
千才 所千代までおはしませ われらも千秋さむらおう 
鳴るは瀧の水  日は照るとも。
地謡 たえずとうたり ありうどうどう
 
<千才舞>
シテ あげまきやとんどや
地謡 よばかりやとんどや
シテ ざしていたれども
地謡 まいろうれんげじや とんどや。
シテ 千早ふる 神のひこさの昔より ひさしかれとぞよわい 
地謡 そよやりちや とんどや 
シテ 千年の鶴は 万才楽と歌うたり 又万代の池の亀は 
甲に三極を備えたり
   天下泰平国土安穏 今日のご祈祷なり ありわらや なじょの翁ども
地謡 あれはなじょの翁ども そやいづくの 翁ども
シテ そよや
 
<翁舞>
シテ 千秋万才の 喜びの舞なれば 一舞まおう万才楽
地謡 万才楽
シテ 万才楽
地謡 万才楽