伊勢志摩つれづれ

伊勢志摩の今を楽しんで頂けます
郷里を離れた方に 今の故郷を 
また 伊勢志摩の旅行の前に ご覧ください

船越の正月 

2020-01-02 07:00:08 | 写真と観光.・伊勢志摩の風景
神木の注連飾りとアタラシキ
除夜の鐘が鳴るまでに 
神社総代 自治会役員が注連縄を 
竹棒で担いでゾーエン ゾーエンと 
掛け声高らかに進み 神木に飾る
 
除夜の鐘が鳴ると 境内の高台から 
アタラシキの祝詞を述べる
ローマ法王の説教の雰囲気がある



人気0ブログランキングへ
 

アタラシキの行事

2020-01-02 07:00:07 | 写真と観光.・伊勢志摩の風景
この挨拶会は 大昔 地震の津波で
壊滅状態になり 残った10軒前後の
民家から復興 
家柄が厳しかったのを解消し
力を合わせ 神社に集うこととなった
ちなみに 昔の村名は 大津波村
(おおつなむら)から 船越となった 

「新しき年の初め トウニ サイワイ 
ジュウゴケイクロ モチノタカラ コガネノタカラ
オオイソノ オオメタカ コイソノ コメタカ
イロイロノ イトㇵト ゼニコ モチモチマイタ
ヤランタノシ ココノカカハ イチバンガスキ
サンドノサカナハ キョキョ」を3回唱えて

終わる



人気ブログランキングへ
 

トトツリアイ

2020-01-02 07:00:06 | 写真と観光.・伊勢志摩の風景
1月元旦 ご膳時から始まる
大晦日 午後8時から 消防団の手で
うず高く積まれた 藁や萱に火がつけられ
開始のころには あらかた燃え切っている

若い男子が 派手な花柄などの女物の長襦袢を着
頬ぶりをして 現れた
鰹釣りの様子を表現したとされことから
トトツリアイという



人気ブログランキングへ
 

トトツリアイは山の神の祭り

2020-01-02 07:00:05 | 写真と観光.・伊勢志摩の風景
山の神の火祭です
前の浜で 若い女性の色鮮やかな
花襦袢に身を包み 燃え上がる火に
ナル(丸太)を刺しこみ 夜空高く跳ねあげ
火の粉の大きさを競い合う
この様子は 魚を釣り上げる仕草に似ており
大きな火あれば かつお 
小さければ イワシといい 
トトツリアイの由縁であるのが



人気ブログランキングへ
 

炎が天に昇る

2020-01-02 07:00:04 | 写真と観光.・伊勢志摩の風景
ほぼ10m近いナルの先端を火の中へ差し
先端火に近い人の肩を「てこ」に
火を跳ね上げる 冬とは言え
火の傍の人は たまらない
うまく行くのは 3回に1回かな



人気ブログランキングへ
 

強風下のトトツリアイ

2020-01-02 07:00:03 | 写真と観光.・伊勢志摩の風景
強い風が イレギュラーな方向へ舞う
どこにいても 突然火の粉 灰を被る
凄い勢いで舞う火の粉

最近気になることは 志摩の海岸線の
砂浜が狭くなった 
波で 砂や砂利が海に引き込まれるのか
陸の沈下ではないと思うが 
海が広まっているように思われ
逃げ場に余裕がなくなっていた



人気ブログランキングへ


凄い炎

2020-01-02 07:00:02 | 写真と観光.・伊勢志摩の風景
熱いです 美しい凄い炎です
この炎に 当たっておくと無病息災という
未明にかかわらず たくさんの観客でした

<a href="http://blog.with2.net/link.php?863292" title="人気ブログランキへ">

人気ブログランキングへ
 

トトツリアイの女装の秘話

2020-01-02 07:00:01 | 写真と観光.・伊勢志摩の風景
実は このトトツリアイには 裏話がある
なぜトトツリアイなのか 
大津波で 集落が残ったのは数軒
前島半島は 島だったが津波で
陸つなぎとなった

家柄の厳しい集落だったが それを無くし
男女交際を認め 夜女性の家の出入りは
女装が都合よかった
母親や 姉さんは 応援し
花柄の色襦袢を 使わせたという


それを物語るように 船越には 数か所千人塚がある
これは 地震などの犠牲者だそうです
また 大津波(おおつば)村 の地名は
地元として 好まないだろうが
旧地名は 歴史を物語り 旧地名を大切にしてほしい


人気ブログランキングへ