船越お頭神事 （南伊勢町）

お頭神事は　伊勢志摩の各地に多く
旧歴の１月１５日頃に行われている
船越のお頭は　地元に有った　大クスノキを使用し
一人の人が彫り　元和７年（1621）に完成
変遷を経て　祷屋制となった伝統ある行事で
八幡神社の五穀豊穣と厄払い神事です
紙垂に包まれた　お頭の獅子


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町内回りに出発 （南伊勢町船越）

獅子は　獅子のスカートに　くるまわれ　
４人に担がれ　出発です
角に架かる注連縄は　祀りの日だけの物
左の藁つくりの大きな丸い物は　橙
右が　見えにくいが　藁と縄で　
伊勢えびが付いていた


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獅子の本家帰り（南伊勢町船越）

お頭事で　まず先に訪れるのは　
大クスノキのあったお宅
今は　どなたも住まっていなく　関係者が
出迎えを受け　太鼓を打って挨拶
当家は　お餅　ミカン　干し柿を振る舞う


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獅子の水鏡映し （南伊勢町船越）

獅子の里帰り近くの小道を行くと
清水が止まる　小さな池に　
獅子が顔を映す
この水で顔料を塗ったとされている
獅子は　ここで　初めて顔を見せる

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厄祓いの触れ太鼓 （南伊勢町船越）

町内を太鼓を打ち　回る一行
本来は　夜中に行われ祭灯を
持参し　通過うる行列を
辻や　家の門で拝む

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神事の獅子舞 （南伊勢町船越）

太鼓が急打ちになり　お頭は　飛び跳ねる
厄年の方の氏名が読み上げられ　
祈祷すると　獅子は　３回首を回し舞い
真剣が獅子に　与えられた

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獅子の厄払い（南伊勢町船越）

厄除け者の名前を　獅子が一身に受け
墓地へ行き　わらじの様な餅を供え
墓地に向かって　猪突猛進（ちょとつもうしん）で
厄払いの神事は終った

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