伊勢の蓮台寺柿

栽培の歴史は古く約350年前　神宮祭主の大中臣永瀬が
現在の伊勢市勢田町に建立した鼓獄山蓮台寺(れんだいじ)にちなんで
この地で育つ渋柿を「蓮台寺柿」と呼ぶようになった

樹で熟した赤い柿は　柔らかく　殊の外　甘くて美味しい
なを　蓮台寺は　明治２年　廃寺となった

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蓮台寺柿共選場へ納入の柿（伊勢市藤里）

蓮台寺柿は　本来　渋柿で　炭酸ガスで　一昼夜さわすと
美味しい甘柿に生まれ変わる
各農家は　それぞれガスで　さわした柿が
午後　共選場へ納入運び込まれる

蓮台寺柿は　伊勢市の勢田町・藤里町
前山町・宇治浦田町に多い

JA伊勢蓮台寺柿部会に所属する農家は５８軒　
伊勢市の　天然記念物となっている

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蓮台寺柿共選場は カキ かき 柿 （伊勢市藤里）

蓮台寺柿の期間は短く　9月下旬から　11月下旬近くまで　
生産量は200ｔ余りです

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選果機に掛けられる 蓮台寺柿 （伊勢市藤里）

選果は　ベテランの人たちで　柿の葉擦れの傷や　
形の良くないものが　取り除かれ　
選別機にかけ　検量されて　10キロの箱詰めとなる

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美味しい蓮台寺柿 （伊勢市藤里）

選果場で　頂いた　美味しい柿

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蓮台寺柿の規格外品 （伊勢市藤里）

規格外品は　15時から　共選場で販売している
家庭用なら　この商品で充分かと思います
10キロ入りで　規格品の半額です　

さわした柿は　案外早く　柔らかくなり　
食感は　滑らかです
柔らかくなった柿は　柿ジャムのほか　
冷凍で保存すれば　シャーペットになります
　
固いものは　柿の掻き揚げや　サラダに添えてよし等々
工夫次第です

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