伊勢志摩つれづれ

伊勢志摩の今を楽しんで頂けます
郷里を離れた方に 今の故郷を 
また 伊勢志摩の旅行の前に ご覧ください

波切「わらじ祭り」神事・稚児は主役(大王町)

2012-09-09 05:54:54 | 写真と観光・伊勢志摩の風景
大王町波切(なきり)で 毎年9月の申の日に行われる
大草鞋(わらじ)の祭りです

300年以上の伝統的を誇る祭りですが
江戸時代に書かれた古文書の中には
平安時代の寿永年間(西暦1182年頃)に始まりと記した
文献があるようで
古文書通りであれば 820年余りの長き祭りとなる

元禄十六年(1476年)に復興され 
韋夜権現(いや権現=わらじ曳き)の秋祭り
韋夜権現祭と言われる様になった

現在の言い伝えでは
ダンダラボッチの民話が元になっているとされている

着飾った稚児です


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波切の「わらじ曳き」神事・稚児の舞(大王町)

2012-09-09 05:50:31 | 写真と観光・伊勢志摩の風景
稚児5人が曳く わらじ祭りのハイライト
この部分からが 三重県の無形文化財です

9月の 海は台風で「しけ」
海難事故が多発する 
日は申(さる=去る)の日です 


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波切の「わらじ曳き」神事(大王町)

2012-09-09 05:48:44 | 写真と観光・伊勢志摩の風景
昔 波切(なきり)の大王島(だいおうじま)に
ダンダラボッチと言う 三〇尺(しゃく)以上の
一ツ目片足(かたあし)の巨人(きょじん)が棲(す)み
ダンダラボッチが歩けば 
その重(おも)みで 岩が海の底に沈(しず)むほどの
大男だったという

村里を荒し回り 雲を呼び 風を起し 
船(ふね)がひっくり返し 
美しい里の娘さらった

村人は 知恵(ちえ)をしぼったあげく
「大わらじ」を作ったという伝説です


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