京漬物近清の九代目日記

毎日、お店や九代目の周りで起こった事、九代目からのお知らせ等を日記形式でお伝えしていきます。

毒入り餃子

2008年02月01日 | Weblog
テレビが毒入り餃子の一報を一斉に流した頃、丁度私は量販店本部で商談中。

商品本部は大空襲が起きたかのような大騒ぎ。商品部では全ての業務を一旦中断し、この事態の対応に追われます。

当然私の商談も急遽中止、打ち合わせは後日に延期、私も出先なので詳細は判らずながらも大体の線は商品部で把握、会社には中国国内加工品は無いので、その点は安心ですが、塩漬け原料は業務用のラッキョウ、それと一口茄子が。

頭の中を色々と整理すると、その二点とも仕入れ時にかなり厳しい残留農薬チエックと添加物チエックはクリアー済み、まあどうもないだろうと考え、漫画喫茶に飛び込みテレビチエック。

どうやらかなりの件数で食中毒と言うよりも毒物中毒が・・。

ただ農薬の残留の危険性を常に抱えている漬物屋の私が考えるに、食べて直ぐ症状が出るほどの高濃度の農薬が果たして加熱調理後の加工食品に出たのがどうも腑に落ちず、当初は捜査一課、そう殺人事件として扱われたと言う報道に納得。

是はテロの危険性が高いな~と思い帰路につきました。

其の後の報道を見るにつけ、原料由来ではなく、完成品包装中の混入、もしくは袋に塗布されていた可能性が強く、私は人為的なと言うか意図的な混入の可能性がかなり高いんじゃないかな~と感じています。

つまり何らかの意図を持って、日本へ輸出されるであろう餃子に毒薬を塗布した可能性は否定できないと思います。

どちらにしてもやはり中国製品は恐ろしいって言うのを改めて実感。

うちは現在、原材料国産比率は95%程ですが、早期に100%に持っていあかなかんな~と思うと同時に、一斉に全メーカーが原料を国産にシフトした時の原料枯渇と高騰を恐れます。

現状、何らかの形で中国製品を使用しているものは冷凍食品の70%、外食産業では50%程度、スーパーに並ぶ加工食品では30%程

ここでチャイナフリーが始まればオイルショック以来の大変な事態も想定されます。

ただ中国寄りの福田さんは中国と手を組んで、製造工場の従業員が経営陣との軋轢から毒薬を混入って事で検挙、即日死刑、中国側の正式謝罪で手打ち、外食産業スポンサーで中国製品は安全です、大キャンペーンって事も有り得るな~とも邪推します。

う~ん、どっちにしても頭の痛い話、間違いなく3月か4月から食料品は暴騰しますよ。皆さん。

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