超高校級のスラッガー

期待に溢れた高校生ドラフトでしたが、残念ながらワタクシにはどこの球団からもお声が掛かりませんでした。
テレビの前で父、十兵衛と二人で身を乗り出して、まさに食いついて、まさに血眼にワタクシの名前を探したのですが、ついぞ夢は忘却の彼方に消えてゆきました。ジーザス。
父、十兵衛がワタクシに「しょうがあるまい」的に微笑みをかけますが、ワタクシとしては、オリックスの中村GMのバツの悪い表情がツボにはまり、ドラフトなど、どうでも良くなった次第でございます。
マスコミ等で何かと籤引きで交渉権を決める事に異論があるようですが、ワタクシなんぞは明日のご飯もサイコロをふって決めている始末ですから、籤引きで高額な契約金がもらえるなんて羨ましい限りでございます。