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野良暮らし ねこ暮らし

田舎暮らしを夢見て、こつこつとお金を貯めています。

タスカニー

2011-06-04 12:26:56 | バラ
今日はガリカローズのタスカニーです。
昨日から久々の雨なし天気になりました。
庭のバラも最盛期を過ぎ、今日明日と花がら取りを行います。
このタスカニーもほぼ咲ききり、後は来年に向けての剪定を残すのみとなりました。
そのタスカニー、3年前に新苗をホームセンターで見つけました。
昨年は3月に茶色い芋虫に花芽の殆どを食料にされてしまい、花を見ることが出来ませんでした。
今年もその茶色の芋虫の食害は他のバラでも見られましたが、毎日1つ1つつぶさに観察することでほぼ捕殺しました。
なので今年はご覧の通り、立派に花を付けてくれました。
このタスカニーを購入する以前に、タスカニー・スパーブという同じようなガリカを同じホームセンターで購入したことがありました。
そしてその翌年、開花したは花はどう見ても自分の知るタスカニー・スパーブではありませんでした。
でもそのバラは確かにガリカだと思われますし、甘酸っぱいすごく良い香りもします。
すっかりそのバラはお気に入りになりましたが、やっぱりタスカニー・スパーブが欲しいという思いは募るばかりでした。
そんな時に巡り会ったタスカニー、スパーブとは違いますが、
而してそのタスカニーは期待以上の素晴らしいバラとなりました。

デジマメでは微妙な色合いが出ませんが、赤紫のような花色に黄色いおしべがアクセントとなり美しいバラです。


雨のときや気温の低いときにはあまり香りません。
陽が当たり気温も高くなると強くはありませんが甘酸っぱい良い香りがします。


こんな感じで沢山の蕾が付いています。
何よりもありがたいのは、雨降りでもちゃ~んと開花をしてくれることです。


今回の台風の直前に撮ったタスカニー。
残念なのはこのバラの最盛期が台風と重なってしまったことです。


おまけ

タスカニーにも小さなバッタが来ていました。
いいアクセント、いい画になるな~。
これでは殺虫剤の散布はやはり出来ませんよねっ。

花粉もいっぱい付けるのでミツバチもクマバチも良くやって来ます。
このタスカニーも何れは「村」へ移植をすることとなるでしょう。


さらにおまけ
3月も終わりの頃、この御仁に出芽したての芽を食べ尽くされてしまうのです。
よく見ないとまったく気が付きません。


分かりますか?
時には枯れ枝のように斜めに突っ立ていることもあり、見分けが付かないこともあります。


この時期にスミチオンを散布することで、食害を防ぐのがベストだと思います。


さてさて、花がら取りの続きしないと。

でもこれって本当にタスカニー???
スパーブも今年購入したので、来年には本当かどうか判明します。



ザ・ピルグリム

2011-06-03 20:00:00 | バラ
イングリッシュローズのピルグリムです。
今年が初めてのイングリッシュローズです。
大きくなってしまうのかな~と今まで敬遠していましたが、今のところは小ぶりな株のままです。
花は7,8cmとこれまた小ぶりで、ティーの心地よい香りがあります。
今までのところ枝、ステムとも細く、開花するとうつむいてしまいます。
この先どう成長していくかこれからが楽しみです。

初めてお目にかかるピルグリムは綺麗なロゼットになって開きます。





時間が経ってくると周りは反りだし白く退色してきますが、これはこれで美しいです。


退色し反り返っていく外側と、内側のロゼットの部分とのバランスが絶妙です。



そろそろ終わりを迎えるころです。
まさに有終の美と言ったところでしょうか。

10号鉢にて育てていますが、これからどう仕立ててみますか?
小さく行燈仕立てにしてみようかな?
和洋折衷な~んちゃって

コンパクトデジカメを使いこなす

2011-06-02 23:52:13 | その他
ここのところバラばかしだったので、ここらでちょいと一休みです。
そこで、ちょうどひと月前、30km圏内の「村」で撮った葉っぱの画をアップします。
ずっと紹介しようと思っていたのですが、やはり今はバラということで機会を逃していました。
コンパクトデジマメでも、ちゃんとした一眼レフに負けない画を撮ることが出来ます。
ただしレンズによる被写界深度が深くなってしまい、また露出もオートとなるため絞りでの深度調整が出来ません。
しかし、光線の選び方や露出補正を使って、それなりの雰囲気のある画に仕上げることは可能です。
そこでこれらのことを踏まえて新緑の葉っぱを撮ってみました。
被写体は必ず半逆光から逆光で狙うことにしてプラス目に露出補正を加えます。

フィルムのときからよくモチーフにしていたイヌブナ(たぶん)の葉っぱです。
構図をしっかり決め、露出もプラス補正しながら数カット撮ってみます。

プラス側に補正することで柔らか味と温か味が出ます。
もう少し背景をぼかしたいのですが、このへんがコンパクトデジマメの限界かもしれません。

どんな被写体でもそうですが、必ず黄金分割を念頭に構図を決めていきます。
このような平凡な被写体にも空間に動きと広がりが出てきます。
ただしこの場合も背景をもう少しぼかすことが出来ればよいのですが。


こちらもさらに逆光に近い光線で透明感を演出し、
さらに背景の葉っぱを大きくぼかすことで主題となる葉っぱの透明感を際立たせます。
同時にバックの葉っぱを近くに遠くに配することで空間に広がりを持たせます。
この画の場合、水滴がこのモチーフをさらに引き立ててくれています。

これでもう少しバックが大きくぼけてくれれば、もっと良い画になったのですが。

こちらも半逆光の光線でとらえています。
この場の空気が伝わってて来るように構図と露出を決めています。


そして最後は、薄暗い森の中の流れに朝日が差し込んでいるところで先ほどと同じくカエデ(?)の葉っぱを撮ってみました。
水面に反射をしている光を上手に逆光となるようスタンスを考え、
主題の葉っぱと光る小川それと暗い部分とを黄金分割を意識して構図決めしていきます。
さらにさざ波の玉ボケを大きくしたいので、明るさのバランスを考慮しながら露出補正とシャッタースピードを変えながら(
ISOを変えてみる)、
最も美しく表現できる条件をワンカットづつモニターで確認していきます。
そして最終的に仕上げた作品がこの画となりました。
きれいに撮れているでしょう。  自画自賛
本当はもう少し暗めにしたかったのですが、そうすると玉ボケが小さくなりバックが煩くなってしまいます。
この辺がコンパクトマメラの限界でしょう。

このようにそれなりの苦労を厭わなければ、コンパクトデジマメでもそこそこ良い画を作ることが出来ます。
おらのデジマメはNikonのクールピックスの何とかという奴です。
ニコンは発色が自然に近い(地味)なところが好感が持てます。
でも、やっぱり一眼レフカメラの方が簡単に作品が作れます・・よねっ。

おまけ
やっぱりスミレです。

上手に撮れているでしょう!

ケニゲン・フォン・デンマーク

2011-06-02 19:44:35 | バラ
本日もう1つアルバローズ、ケニゲン・フォン・デンマーク。
デンマークの女王様というような意味です。
このケニゲン・フォン・デンマークも遅咲きになります。
さらに、このバラとメイドンズ・ブラッシュとはほとんど見分けがつきません。
本当にケニゲン・フォン・デンマーク???
でもメイドンズ・ブラッシュに比べて、こちらの方が株が大型になるかな~?
それに枝もこっちの方がしなやかな様に感じるな~?
これくらいの違いしか分かりません。
でもよ~く見ると花びらがこちらの方が繊細に見えなくもありません。
いずれにしても、ため息の止まらないくらいの美しさであります。








↑の花が開いて見れば、
中央から外側へのこの微妙なグラデーション、これを表現できる言葉が見当たりません。





香りはメイドンズ・ブラッシュと同じく、強く甘い良い香りがします。


優雅に咲いています。
なるほどケニゲン・フォン・デンマークなのです。



沢山の蕾にうずもれて咲く様は本当に美しい。

メイドンズ・ブラッシュに比べて花弁の数が少ないかな?
それで繊細に感じるのかもしれません。
本当に美しいバラです。

メイドンズ・ブラッシュ

2011-06-02 13:00:00 | バラ
今日はアルバのメイドンズ・ブラッシュです。
6,7年前から10号鉢で育てていますが、今では地植え状態になっています。
ホームセンターで手に入れたものなので、メイドンンズ・ブラッシュなのか
グレートメイドンズ・ブラッシュなのかは分かりません。
とりあえずメイドンズ・ブラッシュである事を信じています。
我がバラ庭の中では遅咲きな乙女さん、
開花の頃は毎年雨になることが多く、なかなか美しい姿を楽しむことが出来ません。
今年も開花が始まったと思っていたら、間もなく台風の洗礼を受けることと相成りました。

余計な説明は必要ありません。
この美しいメイドンズ・ブラッシュをご堪能下さいまし。








このように周りに蕾をあしらった姿はアルバ特有です。




この日、夜明け前より台風の影響で雨が降り出しました。
ほんのりと雨にぬれる姿も美しすぎます、がこのあと丸1日大雨と強風にさらされてしまいました。


この時が今シーズンの美しい姿の見納めとなりました。

このところず~っと雨続きの毎日。
そして今朝、1つ1つは綺麗に花を咲かせていますが、
全体としては、残念ですがやはり美しくは見えません。
雨対策を考える必要があるかもしれません。

メイドンズ・ブラッシュとは頬を赤らめた乙女、つまり乙女の恥じらいのような意味です。
参考までに、Songというポーの詩に、
That blush, perhaps, was maiden shame・・・
と言う一節があります。



カザンリク

2011-06-01 19:30:00 | バラ
ダマスクのカザンリクです。
以前に今シーズンはほとんど花芽を付けていないことを書きました。
その数少ない今シーズンの花です。
半地植えになっているカザンリクに蕾は全部で14個ほどでした。
その他、昨年の挿し木苗が2鉢、こちらは普通に蕾を付けていました。
香りは、言うまでも無くダマスクの濃厚な香りです。
ブルガリアのローズオイルはこのバラから採取されます。

まだ小さい挿し木苗にも、立派な花がいくつも咲きました。


半地植えのカザンリクに鉢苗を添えて。


株いっぱいに花を付けたら、さぞかし・・・なんて想像してみます。


台風の直前に


大きくなるバラですが、7号鉢程度の小さな鉢で上手に仕立てれば・・・なんて想像もしてみます。


今朝取りのカザンリク、午後から雨の予報なので切り花にしてコップ咲き。な~んちゃって。


朝からい~ぃ香りで、ぼか~幸せだな~。


空想の世界へ入り込んじゃうょ・・
おっと、遅刻しちゃうょ・・



ヘリテイジ

2011-06-01 11:40:34 | バラ
最もポピュラーなイングリッシュローズの1つヘリテイジです。
ころころとふくよかな蕾からは甘酸っぱい素晴らしい香りがします。
今シーズンの咲き始めは雨も少なくきれいな蕾になりました。



いかにもヘリテイジらしくまたいかにもイングリッシュローズらしく開いています。
初期の部類に入るイングリッシュローズの魅力でもあります。


周りに蕾をあしらえ、房の中央が咲き始める頃のヘリテイジもまた素晴らしい。



花粉をいっぱい付けるので、晴れの日にはミツバチや小さなハナバチが花粉まみれになることも。
カップの崩れたこの姿もヘリテイジならではの美しさです。


先日の台風の直前の朝、これからが開花本番と言う時の雨です。
これまた急いで撮影しました。


これくらいの開き加減がヘリテイジを最も美しく感じさせます。
文字通りカップなので、雨水をためてしまい重みでうなだれてしまいます。


花持ちは悪く開花後1,2日で散ってしまいます。
これはグラハム・トーマスもそうですが、
一気に散ってくれるので、痛んだ花びらが残ることもなく汚く見えることもありません。
またパラパラと落ちてゆく様にはかなさを感じさせ、いっそういとおしく思えるのかもしれません。


この後、雨風とも強くなりました。

明けて月曜の朝にはステムの折れているもの、開きかけていた花の痛んでしまったものと、
見るも無残な姿になっていました。
このヘリテイジもまた、これが納めになってしまいました。