ポレポレタイムスのぽれーっとした日常

ポレポレ隊員による映画や写真、時にはよもやま話など。現在「水になった村」を広めつつ新作「バオバブの記憶」(仮)制作中!

監督です(岐阜から福岡)

2009年05月20日 21時57分15秒 | 水になった村
久しぶりにブログを書きます。
今は福岡のホテルからです。
昨日まで岐阜、名古屋と忙しい日々を過ごしていました。
先日、名古屋市内で映画祭がありました。
若い学生さんたちが一生懸命立ち上げてくれた映画祭で、
大勢の方々が来てくれて本当によかったと思います。
スタッフの皆さん!本当にお疲れ様でした。
スポンサーがなかなかつかず、
学生さんのみんながこの映画祭の資金を集めるためにフリーマーケットで物を売ったり、路上ライブで稼いだりした結晶の映画祭でした。
上映に至る過程に感動しました。
この場をかりて改めてありがとうございましたとお礼を申し上げます。また必ず会いましょう!
それから忙しい日々が続きました。
岐阜新聞社、中日新聞社、朝日新聞社、FM岐阜の取材を受けました。
今度の新しい本が25日に出版されるための、営業活動です。
マスコミの友達に世話になりました。
早速岐阜新聞には掲載されました。
ラジオは今週土曜日をスタートに4週続きます。
昼の1時から15分間です。
岐阜県の方々、ぜひとも聞いてください。
そんなわけでまもなく、やっと本が史上に出回ります。ぜひ手にとって見てやってください。

監督です

2009年05月13日 01時31分44秒 | 水になった村
久しぶりにブログを書きます。ご無沙汰してしまいすみません。
新刊『徳山村に生きる~季節の記憶』の印刷が本日終了しました。
おばあちゃんは木になった(ポプラ社)ひとりひとりの人(精神看護出版)の二冊を今まで立ち会いで印刷の様子を見てきました。今回の本で3回目です。
今回が一番感動したと言うのか、興奮したと言うのか、爽快な気持ちで印刷所を後にしました。
片面に一日、その裏面は翌日と二日間の日程でした。少しづつ色の微調整をしてくれるのが、写真集を何十冊も手がけている高柳さん。今回、一緒に仕事するのは二冊目です。
一枚の紙で16ページ分の印刷をします。大きな紙にパズルのような組み合わせになった写真が印刷され、少しマゼンタを、少し黄色をと指示が飛び交います。
これでどうですかと僕に最後の確認をし、『大西!』とサインをして、本番の印刷が始まります。時速7500枚(ゆっくりらしい)の機械が一気に回転し始めます。
日本中にこの写真が広がり、何千人という人の目に触れるという緊張がこのサインを書く瞬間にあります。
この本を作って来た苦労はもちろんありますが、それより何より、多くの職人さんたちが一冊の本を完成させる為に全精力を費やしている、その空気に感動します。
山のように積まれた紙がこれからの旅立ちを待っているかのようでした。
ぜひ見てください。高柳さんが最後にいい本になることを祈っています!と言ってくださいました。
本は僕の結晶であり宝物です。

13日、浦和の埼玉会館5B室で、3時ころから話しをしに行きます。八ツ場(ヤンバ)ダムの集まりがあり、その方々の前で写真を見てもらいながら話そうと思います。