ポレポレタイムスのぽれーっとした日常

ポレポレ隊員による映画や写真、時にはよもやま話など。現在「水になった村」を広めつつ新作「バオバブの記憶」(仮)制作中!

監督です(埼玉より)

2009年10月14日 00時11分09秒 | 水になった村
いろいろと大変な時代になってしまいました。
ここまで早く政権交代らしい動きがある事は想像していませんでした。想像していた事の一つは、八ッ場ダムが中止となった場合、ほかのダムの現場が休止、または凍結することでした。それは想定内でした。
先日発表になったダム工事の凍結。いろいろな知人がテレビ画面に出てきました。
今日の夕方のTBSの報道特集で山鳥坂ダムの事が報じられていました。
そこには中田さん一家が出ていました。僕の写真も使用していて、昨日東京放送から連絡がありました。
八ッ場は大変な事になってしまった訳ですが、同じ事が全国区でこれからまさに始まろうとしています。
僕はその中でも、愛媛県の山鳥坂ダム、福岡県の小石原川ダム、熊本県の川辺川ダムは特に通っている場所で、たしかに今後の見通しがついていない現場でした。
青森県の津軽ダム、先日行ったばかりの夕張シューパロダムはなんとか継続される事になっているようです。
そこに暮らしている方々もそして工事を行っている人、そしてその家族までもヒヤヒヤと毎日前原さんの発言を気にしているのではないかと思うのです。本当に恐い話です。
小石原川ダムなんて、まさに引っ越しの真っ最中なんです。先日も言ったばかりでその時は中止の雰囲気なんてもちろんありませんでした。それどころか、どんな家を建てようか、その話題の方が多かったように思います。
その現場の人の顔を思い浮かべるだけで、泣けてきます。一体どうしたいいんだろうか。
ダムで移転する事を転機に、自営業を引退した人だっています。ダムの先が見えていたならば絶対にその仕事は辞める事はなかったでしょう。一体どうしていいものか。
この話がもっと前に議論されていたならば、徳山村は村として今も存在していた事と思います。そのタイミングは村の生命を分けた形です。
今週は八ッ場ダムに行くかもしれません。そして徳山ダム、来月は川辺川ダム、小石原川ダム、山鳥坂ダムに行ってきます。
時間をつくり、長崎県の石木ダムにも足を伸ばしたいです。
しかし今は国の直轄事業の現場ばかりが指摘されています。まだ県のダムのあります。その数は凄まじいものなんです。その事が報じられ、世間の認識としてあればうれしいですが、一時のブームになっては、また今までと一緒です。
僕もややあたふたしたところはありますが、今まで十数年ダムの村に関わってきたことを’乱さずに、今まで通い続けたいと思います。また報告します。

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1 コメント

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津軽ダム (tamami)
2009-10-16 06:57:43
 津軽ダム工事で出土した縄文時代の石棺をみてきました。現在、14基が出土しています。研究者の案内で、出土したそのままに出会うことができました。この場所は、移住した砂子瀬の方々の墓地でもありました。祈りの場が4000年以上も続いてきたことに、こころ打たれました。

 夕陽が石棺を照らします。この地域でもっとも日当りがよくて、もっとも良い場所を、縄文時代からずっと、祈りの場にしてきた人たち。

 森吉の縄文遺跡の見学会にも行きましたが、ほんとうにつらいです。米代川流域で1万年も暮らしてきた人たちのすみかが、ダムの底に沈むことは。生きながらはがされたいのちの重みが、痛いほどに伝わります。

 

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