ボチボチいきる。

ぽいぽいです。癌と10年以上共存、現在緩和ケアへ移行。
詳細はブックマークに年表、動画有り。ピアサポートやってます。

再発、転移、末期。そして混合診療。。。

2014-06-23 20:00:00 | インフォメーション/ピアサポート

すげぇータイト!おっとコレは球違い、、、


タマには、ちょっと真面目な書き出しからw

先頃、政府によって混合診療を拡大する方針が打ち出されました。

混合診療って?のは散々説明してるサイトもあるので
細かくは省きますが、簡単に言うと保険診療(三割負担)で受ける治療と
自分で自由診療(有償)が受けられるコト。
今迄は基本、保険で認められていない診療(自由診療)を受けようとすると
保険適応内だった診療も保険に因る負担が認められませんでした。
つまり、自由診療を選択すると
患者負担分は保険診療料金の三割が→十割となって+自由診療料金となります。

良く知られてる丸山ワクチンとかはグレーゾーンってか、
治験薬として有償なんだけど保険診療と使えたりするけど
今回は、置いといて、、、

医療業界全体からの考え方たとしては
そういうモノを認める前に臨床や治験を充実させて
保険が適用される様にしろよ!とか言われてますが、、、
それも、置いといて。。。


これって、ガン患者にとって
結構、画期的だったりしてるのかなと、、、

症例が多い部位のこの病気は
エビデンス(根拠に基づいた医療)が確立されて
治療にあたり定型のプロトコール(治療規定)で完治を目指しますが、
再発時や転移時、高次進行時にもプロトコールが
決定されていて治療のラインが限定されてしまうのが常でした。
でも、この混合医療が拡大されるとなると
乱暴ですけど医学的に確認されているモノが自分で選べると言う事。
決して馬鹿にしてるわけじゃないですけど、良く判んないキノコとか
自然食品とか水よりも充分、説得力あります。
海外の事例や、論文を元に検討してもらう事が出来る。

十年前、ガン拠点病院とか出来る前、まだ法整備前に
薬の認可の遅れをガン患者の先輩の方々が訴えていたのを思い出しました。
その時、海外で認可を受けた薬を使うとなると
自由診療になってしまうので、経済負担的に使用出来ない。
だから、認可を早めて欲しいってのが少なからずありました。

将来的には医療格差に発展してしまうかもしれません。
でも、基本的に治療は自分で選択出来るモノでなければと、、、
先に書いた様にプロトコールのラインが限られてしまう
人にとっては、考え方の一つになるのでは無いかと思うのです。

本当に一番良いのは、とっとと忘れられる事が
出来ちゃえば良いんですけど。。。

まぁ実際、自分自身の今の状態に於いて重なるトコがあるので
今回は私心も含めてですが、参考になればと思いピアサポートの括りに!


これだけネットが身近になった中、
海外などの最新治療について知るのも出来ない事ではないでしょう。

悪い結果になっても選択の余地は広がりつつあります。
闇を怖がるより、自分の地図を描き
暗い道でも前に歩ける様にしていきたいと思えば
あるかもしれない不安を少しでも軽減出来るのではないでしょうか?


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