ボチボチいきる。

ぽいぽいです。癌と10年以上共存、現在緩和ケアへ移行。
詳細はブックマークに年表、動画有り。ピアサポートやってます。

長期罹患末期がん患者の不安とダンピングと余命と再発と。。。

2017-05-09 20:00:00 | インフォメーション/ピアサポート
窓から見えてる景色では無いですけど、、、
彩りってコトでw

ピアサポート外伝じゃ無いですけどw
カテが無いので取り敢えず。。。


直接のメールで問われる事が多いことで、個人差はあるんですけど、、、
個人的に返信してしまうと、個人に対してミスリードになってしまいそうなので、、、

本当に、あくまでも私心であります。。。


何を今更?って、タイトル上げてみました。

昔の記事で細かくは書いてたりするんですけど、、、
今回は軽めな?感じで、、、
あくまでも個人の見解なので、合わなかったら見なくていいし、、、
少ししたら消すかもです。。。


不安に付いて。。。

告知されると5年生存率って不安ですよね?
それも、有りながら精神的な不安のフォローって
まだ、最初の告知時にフォローされるのって少ないのが現状。
悩むのは仕方無いです。でも、少しずつ慣れてくるんです。
告知から受容まで精神的な受け入れの過程があるってのを
知るか知らないかで、自分を責めてしまったり、、、
無闇なハードルを上げてしまったり、、、
それは、受容までの過程の一つに過ぎなかったりするモノなのですが、、、

決め込まない、先は誰も判らない、、、って考えられればな?と思います。


ダンピングに付いて。。。

まぁ、普通にあるべき臓器が無いんで有るのは当たり前。
自分も油断すると、10年以上経っても痛い思いは普通にしてるので
エラそうには、とても言えませんけどw
個人差はあれど、慣れる、、、っていうか?
学習して回避、回数を減らすコトが出来ると思っています。
同じ生活を続けながら、同じ様に苦しむのは???
それも、何年も何年も、、、どうなんでしょうね?
逆に、それだけ相談出来る主治医や、医療従事者と話せてないのか?
話していないのか?民間療法とか、市販薬、とか自分の見解って
個人では良かれと思っていてもミスリードにしかならないんですよね。。。

信頼出来る医療機関と話し合える環境って大切な事だと思います。


余命に付いて。。。

そんなの判るか!
罹患すると気になるトコですけどね、、、
そう成ってなきゃ、気にしないっすよね?普通。。。
自分は昨年の9月に余命半年の告知を受けています。
既に振り切ってますが、、、それを気にしても仕方ありません。
自分の現状と向き合う事の方が大切です。
勿論、具体的には色々な準備も有りますが、、、
それも、余命に合わせてやってきた訳では無く、
自分自身と向き合って決めています。
残念ながら?不老不死の人間なんか居ないんですよね。。。
早い人も、遅い人も居ます。。。
それでも一喜一憂しますが、、、

それ以上でも、それ以下でも無いと思っています。


再発に付いて。。。

ココは、難しいトコですね。
医療は日進月歩です、、、
ただ、現状で再発、転移してしまうと簡単では無い事は確かです。
基本的に医療選択は自身または、それに近しい身内が選択する事です。
残酷な言い方ですが、ただ、奇跡を願うだけでは無く、
それに伴う、メリットとデメリットを理解することかな?と。。。
正しい知識を色々、得るコトは本当に長く闘病を続けた上で思うに
自分にはマイナスにはなっていません。。。

負の考え方を排除したいのは、道理ですが、、、
硬く目を塞ぐ事だけは避けた方が良いと思うのです。



結構、抽象的ですけど、、、
二回目の胸水抽出の緩和ケア入院中に何となく、、、私心を!
個人的な見解なので、合わない方は、
本当スルーで!気にしないで下さい。


痛いのはコントロール出来てるので問題無いけど、、、
少しでも苦しさが先送り出来る感じで、、、現状を、、、

最近は傾眠(うつらうつら)との戦いになっておりますw
痛く無いけど億劫になってしまってるのが悔しいかな?

まぁ、データ系は次の機会に!


気が向きましたら、お願いします。
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5年生存率は64.3% 。。。

2015-09-18 20:00:00 | インフォメーション/ピアサポート
5大がん、5年生存率は、、、ちょっと、この表記は?

たまには真面目に!

今回は資料的なモノが多いのでHPや資料にリンクを張っています。
クリックして合わせてご覧下さい。
PDFのデータだったりするのでPCやスマートフォンが推奨です。

主旨は新しいデータの紹介であり
公に大それた見解を述べてる訳では有りません。
個人的に注意すべき点や考察を掲げています。
悪しからずご了承下さい。


では、、、

先頃、このブロクのブックマークにもリンクがありますが
「国立がん研究センターがん対策情報センターがん情報サービス」から
2007年のがん診療連携拠点病院院内がん登録生存率集計が発表されました。
全国紙にも取り上げられたので、ご存知の方も多いと思います。

それって何?って感じも有るかもしれませんが
手っ取り早く言うと5年生存率の新しいデータってコトです。

この病に罹患してしまうと、一番気になる言葉。

丁度、昨年の今頃の「ピアサポート」のカテゴリーでも
5年生存率を詳しく説明していますが、
今回はその資料が新しくなったので、早速目を通してみました。

その資料は↓こちら!
がん診療連携拠点病院院内がん登録 2007年生存率報告書(PDF)


まぁ、色々と気になる所ですが
資料の前文にも有る様にあくまでも資料的なモノに過ぎません。
でも、当事者的には気にしてしまう。。。

それで、全国紙には胃ガンの場合、71.2%とか題名の様な
訳が判らない乱暴な書き方をされてる始末なんで
そんな所の見方の注意を補足したいと思います。

2007年生存率報告書(P30~)
先ず、対象者が15歳から99歳である事です。
日本人の平均寿命が男性約80歳、女性86歳。
そして、発表されている罹患者の年齢割合が
70歳以上で50%を占めていて
60代を合わせると80%を越えています。
勿論、人命に変わりは有りませんが、
平均的な数字の変化の推移には係ってくる値です。

それと、当事者であるのか肉親なのであるのかの
温度差や環境によって大きく変わるので
またの機会に記したいと思っていますが
高齢者のQOLに付いての考え方も結果的な数字に
現れているのでは無いかと個人的に考察しています。
それによって、初期は別として
進行しているステージに於ける5年生存率も
推移が有ると考えます。

しかし、データ的に特質される部分としては
観血的治療(ここでは手術)が行われた場合の
5年生存率が約85%であると言う事が
着目する点だと思います。

術後、抗ガン剤治療をされてる方や、
投薬が終了した方でも再発転移の
5年生存率に囚われている方に
少しでも寄り添える様な考え方の
ヒントになれればと思います。

今回、一罹患者としてのピアサポートとして
個人的な見解を記しました。


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年齢、病期、分化、術法、副作用、食事、そして正しい知識。。。

2014-09-26 20:00:00 | インフォメーション/ピアサポート
今回はピアサポートって括りより
インフォメーションです。


いやぁ~w
更新を怠っていた年表を、やっと追いつかせました。
TS-1+シスプラチンも中止しちゃったし、
ルーティンワークの三ヶ月毎の血液検査と造影剤CTだったんで
結果は劇的に変わるモノでもないので
結果はコチラの日常のブログで済ませていました。

「ぽいぽいのボチボチいきる。」の年表も
最初は1ページで済むと思っていたんだけど
内容が増え過ぎて2ページへ、、、
今では、それも長くなって、またページを増やさねばと思っております。

適当に飽きちゃうかな?と思っていた、このブログも
ならなくて良い、再発を繰り返しながら続けております。
年表見ると、マジ、長いっす!
最初はブログが流行りだしたのと
初発入院時の覚書程度ってコトだったんで
闘病記なのか?グルメ日誌か?判らない内容。
なので、内容も病気に付いて話してたり
混ざってたりで理解不能って感じであります。

再々発の手術を経てメールなどで
相談を受ける様になって正しい知識と
ソーシャルワークの必要性を実感して
微弱ながら色々な知識と必要な経験を学んだりしました。


初発時には、癌研と癌センター位しか
正確な情報も無かったし、時代的に拠点病院とかも
法整備されてもいませんでした。
拠点病院が制定されても足並みは揃わず
地域の医療格差など問題点は多くありました。

しかし現在では拠点病院も昔とは違ってきて
連携しつつ、まとめたデータなどが開示されてきました。
前回、偶然に取り上げた五年生存率に付いても
詳しい解析が様々な部位別、病期別、年齢別などにまとめられています。

全がん協加盟施設の生存率共同調査で調べられます。
上のリンクのトップページから次へと進むと
最新の五年生存率のデータを確認出来ます。

地味?にブックマークも更新して
病期(ステージ)の正しい認識や、未分化、高分化における
再発転移のWeb版の公開講座など
そして年齢別、病期別の資料など、リンクを張りました、
正しい知識を得るために参考になさって下さい。


仕方無いコトではあるんですが
偏った知識を持ってしまって、過剰に不安を抱えている方も
罹患した方で多く見受けられます。

本当に正しい情報を自分で理解することが大切です。
個々の情報だけをピックアップするのではなく
全体を把握して受け止めることで
過度な不安は解消出来る方向に向かうのでは無いかと思います。

食事の慣れ方、抗ガン剤の副作用、病気の受け入れ方は
個人個人違うと言うコトを認識して自分自身の状態を考える事が必要です。
一部分が似通っているからといって、その一例に重ね合わせると
かえって負担になる事は少なくありません。
無理は禁物です、かと言って何も出来なくはありません。

情報は上手く使っていきましょう!

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胃癌治療ガイドラインと五年生存率の数字。。。

2014-09-03 20:00:00 | インフォメーション/ピアサポート
毎年、大体この時期、入院でもない限りブログ更新怠ってますw

これはCTのカバーを取った中身の写真、、、

もう、30回はコレの世話に?なっております。。。


と、前フリは置いといて、、、タイトル通りであります。
カテゴリーがピアサポートの項目の記事、
「医療従事者の足りない言葉。。。
」の後半部分でも
概要的な事は触れているんですけど
今回は、その資料元と数字に付いてです。
ピアサポートのカテゴリーですので基本的なお話です。

所々で引用元のリンクを貼っておきますので
合わせてご覧ください。
PDFデータのリンクもありますので
閲覧可能なPCもしくはスマートフォンを推奨します。
リンク先のHPで直接リンクが問題がある様でしたら
ピアサポートのメールアドレスの方へ
ご一報いただければ追って対処致します。
大意はございませんので悪しからずご了承ください。


10年前、初発時の自分は
第2版ガイドラインの分類でステージは3B、
そのガイドライン内の資料の中に5年生存率が記されています。
ステージ確定後、病院近くの書店街の医療関係書籍の棚で
「胃癌治療ガイドラインの解説」を手に取り
自分の5年生存率が30%余りである事を知りました。

資料:日本胃癌学会「胃がん治療ガイドラインの解説」P50

「胃がん治療ガイドラインの解説」一般用2版カラー(PDF資料)

ちなみにこの資料の「胃がん治療ガイドラインの解説」は第2版ですが、
一般向きなので医療的な進達度、リンパ節転移、分化度など、
そして術法や医師との対処の仕方まで、判りやすく表記されていて
正しい知識を得る事が出来るので絶対に読んでおく事をお勧めします。

日本胃癌学会全国登録の1991年度症例で
初発において胃切除手術を施行、第二リンパ節の廓清までした
症例数4,500人余りのデータを元に作製されています。

資料:日本胃癌学会「胃がん治療ガイドライン医師用第2版」P28

「胃がん治療ガイドライン 第2版」カラー版(PDF資料)

5年生存率という事で追跡のタイムラグはありますが
自分の初発年2004年時でも10年前、現在では20年前のデータです。

最近は胃癌に付いて医療機関や他の色々な団体等で
まとめてあるHPもよく目にしますが
現在でも5年生存率を表すのは
このガイドラインからの引用が殆どの様に思われます。
2010年には「胃がん治療ガイドライン 第3版」が
発刊されましたが、新しい5年生存率のデータはありません。
資料:「胃がん治療ガイドライン 第3版」Web版

中には個々の病院のデータをまとめて居る所もありますが
症例数は比較にはならない数です。

確認したところ、拠点病院を中心として症例数12,000ですが
ステージが簡素化されている2001~2003年の症例に対する
5年生存率のデータは存在します。

資料:全がん協加盟施設の生存率協同調査

部位別臨床病気別5年相対生存率

こちらも今では10年近く前のデータになっています。
以降も、まとめている状態の様ですが、
ガン全体、胃ガンに限らず部位によってステージ自体が
変化をしてきたりしているのでステージはどうなるのでしょう?
医療統計的に「限局」「領域」「遠隔」と区切られるのが一般的な様で
胃ガンの様に細分されたステージのデータ化は困難に思われます。
ちなみに資料として上記の分類で2003~2005年のデータは
国立がん研究センター、がん情報サービスの集計表ダウンロードのHP
生存率データよりエクセルデータで閲覧可能です(対象者:約18,000名)
資料:国立がん研究センター、がん情報サービスの集計表ダウンロード


抗がん剤の奏功率が認められ、承認されて
胃がん治療ガイドラインが第3版になって、
進行ガンでの抗がん剤投与が標準治療となりました。

しかし、その5年生存率は現在進行中で
統計結果として出ないのです。

5年生存率って一種の見通しとか思われるのは仕方ない事だけど
その数字の意味を知って向き合っていけたらと、考えました。


一般用の「胃がん治療ガイドラインの解説(第2版)」
元に第3版などの医療向けのガイドラインも判りやすくなります。
資料として第3版をまとめた日本癌治療学会の「がん診療ガイドライン」
ココとブックマークにリンクをしておきます。
第2版には無かった化学療法(抗がん剤治療)のレジメン(治療計画)や
変化したステージについての解説もあり、
第2版と第3版の改訂部分の説明も含め
過去にブックマークにあった第3版の資料より判りやすいです。


私自身、医療従事者ではありませんので指針の明言は控えます。
ただ、実際の罹患者や患者関係者が、
これらを読み取り、理解する事で病と向き合う事が出来たらと思います。

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再発、転移、末期。そして混合診療。。。

2014-06-23 20:00:00 | インフォメーション/ピアサポート

すげぇータイト!おっとコレは球違い、、、


タマには、ちょっと真面目な書き出しからw

先頃、政府によって混合診療を拡大する方針が打ち出されました。

混合診療って?のは散々説明してるサイトもあるので
細かくは省きますが、簡単に言うと保険診療(三割負担)で受ける治療と
自分で自由診療(有償)が受けられるコト。
今迄は基本、保険で認められていない診療(自由診療)を受けようとすると
保険適応内だった診療も保険に因る負担が認められませんでした。
つまり、自由診療を選択すると
患者負担分は保険診療料金の三割が→十割となって+自由診療料金となります。

良く知られてる丸山ワクチンとかはグレーゾーンってか、
治験薬として有償なんだけど保険診療と使えたりするけど
今回は、置いといて、、、

医療業界全体からの考え方たとしては
そういうモノを認める前に臨床や治験を充実させて
保険が適用される様にしろよ!とか言われてますが、、、
それも、置いといて。。。


これって、ガン患者にとって
結構、画期的だったりしてるのかなと、、、

症例が多い部位のこの病気は
エビデンス(根拠に基づいた医療)が確立されて
治療にあたり定型のプロトコール(治療規定)で完治を目指しますが、
再発時や転移時、高次進行時にもプロトコールが
決定されていて治療のラインが限定されてしまうのが常でした。
でも、この混合医療が拡大されるとなると
乱暴ですけど医学的に確認されているモノが自分で選べると言う事。
決して馬鹿にしてるわけじゃないですけど、良く判んないキノコとか
自然食品とか水よりも充分、説得力あります。
海外の事例や、論文を元に検討してもらう事が出来る。

十年前、ガン拠点病院とか出来る前、まだ法整備前に
薬の認可の遅れをガン患者の先輩の方々が訴えていたのを思い出しました。
その時、海外で認可を受けた薬を使うとなると
自由診療になってしまうので、経済負担的に使用出来ない。
だから、認可を早めて欲しいってのが少なからずありました。

将来的には医療格差に発展してしまうかもしれません。
でも、基本的に治療は自分で選択出来るモノでなければと、、、
先に書いた様にプロトコールのラインが限られてしまう
人にとっては、考え方の一つになるのでは無いかと思うのです。

本当に一番良いのは、とっとと忘れられる事が
出来ちゃえば良いんですけど。。。

まぁ実際、自分自身の今の状態に於いて重なるトコがあるので
今回は私心も含めてですが、参考になればと思いピアサポートの括りに!


これだけネットが身近になった中、
海外などの最新治療について知るのも出来ない事ではないでしょう。

悪い結果になっても選択の余地は広がりつつあります。
闇を怖がるより、自分の地図を描き
暗い道でも前に歩ける様にしていきたいと思えば
あるかもしれない不安を少しでも軽減出来るのではないでしょうか?


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医療従事者の足りない言葉。。。

2014-04-11 12:05:49 | インフォメーション/ピアサポート

コレをピアサポートのカテゴリに入れて良かったかな?
ま、ちょっと乱暴なトコはご勘弁を。。。

危篤な病気になった時に人は
4つのプロセスを踏むと言われています。

正式なモンは告知から受容までとか、
プロセスとかでサーチすれば出てきますけど・・・
ここでは、いったん置いといてw

大変な病気!それこそ判り易いのが、この悪性新生物ってヤツです。
二人に一人がなって、三人に一人が亡くなってるって、、、
ま、全年代でですけど、、、統計に出てます。

まして働き盛りの時期に告知されりゃ、大騒ぎ!


で、簡単にプロセスをまとめると、、、

第一段階の最初はショック!混乱期
まぁ、当たり前です。統計的にってのは判り易いですから。
何も知らないで聞くので混乱錯乱の時期ですな、、、

第二段階は否認とか逃避
病気そのものが信じたく無い、信じられないとか、
エビデンスの無いモノに引かれるたりするのもあります。
意識してないけど、ある意味の自暴自棄が
この時期かと、、、

第三段階は承認、、、判り難い言い方ですな。
自分では勝手に術後の胃切除、全後の健常者ではない
身体的な現実を受け止める時期だと思っております。
自分に歯がゆかったり、ハンデキャップを
持ってしまったと思う時期かと、、、

で、第四段階が受容です。
まぁ、悟りと言いましょうか?
なっちゃたモンは仕方無いって思う事でしょうか?
判り易く言っちゃうと、慣れです。
それ言っちゃ、元も子も無いってって感じですけど
時期が経ても前段階に戻ったりすることもあって
結構、時間が掛かるけど安定期へって感じ。
全ての自分を受け入れる時期ですな。

罹患者の方の中には、もう自分も受け入れたって方も
いらっしゃるでしょうけど、コレは結構
自分で思っているヨリ、年月が掛るみたいです。

自分の場合は、やっと?第四段階でしょうか、、、

初発の時期では、やっぱり慌てて
こんな時期があったか?って感じで過ごしてしまいましたが
ブログ見返すと良く判りませんなぁ。
再発の時は面白い様に、このプロセス踏んでましたねw
当時から色々な資料を読みあさってて
この、プロセスの事も斜め読みで何となく知ってはいたんですが
そこは、自分って人間が天の邪鬼なんで、
そんな風にならん!とか、もう受容とか思ってましたw

再発後、二年過ぎても受容には至っていなかったなぁ、、、
自分の身体に裏切られちゃったって感もあったりしてね。
それから半後の肝臓の影の発覚から第二と第三を
行ったり来たりしてた様に思います。

なんとか受容を自分の中で容認出来たのは
血行転移が確定してからかな?

もう、いい加減、血行転移までしてるんだから
腹括って付合うしかないって思って受容に至った感じ。


自分の場合はとても特殊な状態だけどw
この病気に掛ると五年生存率ってが必ずつきまといます。
でも、五年生存率って全年代に向けてのモノです。
罹患する20代から90代に対して。
語弊があるかもしれないけど
平均寿命を越えてる人も、その中に入っています。

それに、ずっとフォロー診してた人が術後5年目に
初めて再発転移して亡くなる事は極めて稀。

2年、3年でほぼ、五年生存率のパーセンテージは
区切られているのではと思うのですがねぇ、、、


で、ココからが本題。。。

プロセスにしても五年生存率にしても
資料的なモノは幾らでも探せばあるんだけど
余りにも罹患者に対して医療従事者の説明不足を感じます。

プロセスなんか罹患した時に
ちゃんと説明してくれたら自分の感情を
客観的に考えられる様にもなるし、
より冷静に対応が可能になって
受容も早まる様に感じます。
そして、五年生存率の意味も理解すれば
少しは早く不安が解消される様に思うのです。


まぁ、一番大切なのは患者自身が
治療は自分自身で選択出来るって事を念頭に
病気に対して正しく、幅広い知識を得るってのに
尽きるんですが、、、思うのですが、、、

自分のプロセスの時期がなんで有るか考えられないと
安易なドクターショッピングとか、
自分のエビデンスを作り上げてしまう様な
例も多く目にしたりするので、、、

でも、やってみなきゃ判らんと思うし、
そのうち時間も経って慣れちゃったり。

あぁ、そんなコトも有ったなって、
そんな人も一杯いる。。。

自分と同じ様にステージが末期手前の3Cでも
治って卒業してる人も実際に普通にいます。

数字と向き合うと
中々、受容まで至るのは難しいか。。。

まぁ、医療従事者じゃないんで
勝手な事、言ってますが、、、
10年以上長く病人してると色々、気になります。

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罹患者、働き盛りと高齢者。。。

2014-03-31 15:16:16 | インフォメーション/ピアサポート

魚はホッとしますなぁ。。。

ガッツリ、更新空いてしまいました。

今年の花粉は少ないって言われてたのに
どんだけシンドイんだと思っていたら、、、

気管支炎。。。
花粉症の鼻水と声が出ない状態で伏せていました。

なんでココまで酷くなるまで気付かない?
度重なる手術と抗ガン剤の副作用とかに
慣れちゃって鈍感力三割、五割増しであります。
胆嚢が破裂寸前でも、ガッツリ開胸しても
ちょっと我慢すりゃ大丈夫って具合なんで、、、
こんなトコで弊害が出てますな。

でも、ちょっと寝込むと覿面に体力落ちます。

これが歳を重ねたってことなんでしょうか、、、
若い頃は、、、ってこう言う言葉が出ること事態、トホホ状態w
で、そん時は体力が有った方ですから開腹とかしても、
半年、1年後位にゃジムやランニングとか
何でもなかったんですけどねぇ。。。

30代の時の開腹後の状況と
50代過ぎての状況って変わるもんですよねぇ、
確かに、規模とか回数に因っても違いますけど、、、
働き盛りって呼ばれてる、この世代間でも差があるんですから
高齢者に至っては尚更だと思います。


胃ガン。
この部位については、とても症例が多く、
ガイドラインが確立されていますが、
それ故に、ガイドラインにしか沿わない治療しか認めない
医療従事者が多いのも実状です。

働き盛りと高齢者の補助化学療法は
医療行為としては別として
社会生活上、決して同じラインで並べる事では無いと思います。

もう少し、一人一人の年齢層や
生活状況に寄り添った考え方を元に、
ガイドラインはあくまでも基本として
罹患者自身やその家族が選択出来る治療方法を
医療従事者とコミュニケーションを取りながら
求めていかなければなりません。

自身が納得出来る、治療方針、それは自分で選択出来ます。

最近、メールでよく質問を受けるドクターとの対応の
基本的な考え方の大意を覚書で。。。

個々の質問はメール、又はコメントで受付けています。


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10年間、闘病して。。。

2014-03-11 12:12:12 | インフォメーション/ピアサポート
ちょっと、インフォメーション。。。

初発の一年後から長く使ってきた
gooIDメール使用が出来なくなったので
個人的な質問や連絡用のメアドを変更します。

いままで、ご質問やご相談のメールを下さった方は
変更願います。

poipoi64@mail.goo.ne.jpで受けていたメールは
コチラ→poipoi64アットマークinfoseek.jpへお願いします。
本文中にメアドを入れるとサーチ系で
勝手に迷惑メールを送られてしまったりするので
ご連絡が必要な方はアットマーク→@に直してお送り下さい。

メールチェックは2、3日に一回くらいなので
返事はタイムラグがあるのを、ご了承下さい。

頂いたメールやコメントへの質問に付いては
長く闘病生活を続けてブログを書き綴りながら
微力ながらにも培った経験と知識を元に
途中、ソーシャワーク等の学びも経験する中で
出来る範囲、判る範囲で答えさせて頂いております。

ただし、あくまでも自分は、医療従事者では無いので
具体的な医療的アドバイスは差し控える様にしています。
あくまでも個人的なピアサポートとして
知識と経験値によるアドバイスをさせて頂いています。


自分自身、30代後半の働き盛りに罹患して
この部位では予後が悪いと言われる再発を繰り返しながら
10年の長きに渡り元気な?闘病生活を送っております。

部分切除、全摘出の状態や後遺症について、
そして各々の状態に置ける食生活。
入院生活や医療費の不安や、社会資源の活用、
告知、再発時の精神的な受入、家族や職場とのスタンスの取り方
抗ガン剤の副作用や心構え、医療従事者への話し合い方等、
今が不安で、ちょっと疑問に思った事が有った時に
答えを導き出すヒントをお教えできたらと思っております。

基本的に匿名、ステアドでメールやコメントを頂いても
お答えする様にしていますので
小さな事でと思っても遠慮なさらずにお気軽に!
poipoi64アットマークinfoseek.jp


私自身、古くからブログを続けて同じ罹患をされた方々に
ネットと言うソースの中で助けられてきておりますので
コレからも続けて同じ様に出来たらと思っております。

今回、メールアドレスの変更に伴い、
個々に受けていたご質問やご相談の事を
改めて、インフォメーションさせて頂きました。



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