映画を観てきた
ピアノマニア っていう映画
ピエール= ロマン ・ エマール というピアニストが
バッハの 「 フーガの技法 」 を録音するときのドキュメンタリー映画
ピアニストが表現したい音を
調律師がピアノを調律していく映画なんだけど
そのこだわりが凄い
理想とか常にその高みを目指していく
そんな生き方って 素敵だし
なんか ジーンとくるね
それと
スタンウェイ本社に行って
音のいいピアノを探すのだけど
ずらりと並んだスタンウェイのDタイプを
片っ端から弾いていって ダメだししていくのは
とても 痛快だった
一台のピアノで チェンバロ ・ オルガン ・ クラヴィコード
の音を再現して録音していくのだけど
最後の方で
これがギリギリの調律
・・・・ これ以上やるとピアノのバランスが崩れてしまう
って いうところまで調律するんだ
そのピアノの音の澄みきって はりがあって
それでもって とても豊かで
すべてが満たされるような音
今でも 耳に残っているし
その音は再現できる
ウィーンの コンツェルトハウス で録音するのだけど
各シーンにウィーンの街並みが映し出される
特に 夜 雨に濡れた景色は
とても きれいだった
行ってみたいな~ と思った
バッハのフーガの技法もよかったけど
やっぱり モーツァルトのピアノコンチェルトかな ・・・・
それと
ブラームスの 「 夏の夕べ 」 がよかった
今 声楽をやっているから
いつかはこの曲を歌いたいなぁ
とても美しい音を堪能できた いい映画だったよ