僕は貴女がほしかったけど
思い詰めて 家に引き返す子供のように
この気持ちを隠してしまった
でも
優しい微笑みとふつうの言葉に想いをのせて
貴女を慎ましく抱きしめたかった
だから 僕は言葉と聞こえないメロディーで
このoperaを演じることにしたんだ
それは 甘い妄想が許される
わずかなステージのひととき
春と冬とが交互に通り過ぎ
人々が忙しく行き交うステージに
貴女は上から降りてくる
それが このoperaの始まり ・・・・
そして
ありきたりの言葉の中で
このoperaは
終わるともなく終わっていく
あとは ごく当たり前の
普通の生活にもどっていくだけ
Easy Does It - Sister Moonshine