静から動に移るとき 動から静に移るとき
すべて それには理由 ( わけ ) がある
その理由とは
ただなんとなく・・・・ とか
強要されて ・・・・ とか
使命を感じて ・・・・ とか
愛ゆえの ・・・・ とか
まぁ いろいろある
そして それに対して感情が起きてくる
それが 立ち居・振る舞い となる
舞 とは そのようなものではないかな ・・・・
と 思ってしまった
限られた振りのなかで
神や人の生業 ( なりわい ) を踊り尽くした
素敵な舞だった
舞ったのは 加藤木 朗 氏
鶏舞 という舞
円熟という言葉は使いたくないが
ときに激しく ときに優雅に
そのような舞だった
この国の 人と神との関係って
本当におおらかだよね
舞が神と人との関係のとき 神楽になり
舞が人と人との関係のとき 民舞となる
どちらにしても 人の生活や営みが根っこにあって
それを表現しようとする動きなんだなぁ
なんて 思ってしまった
それと 和太鼓で
だんじり囃子 という お囃子を叩いた
それが また素敵だった
加藤木氏の太鼓の音は 透明感があって
響きが素直だと思う
それに 情熱を焚きつけてくる太鼓だった
和力