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足繁く通う演奏会の感想等でクラシック音楽を追求/面白すぎる台湾/イタリアやドイツの旅日記/「ドイツ留学相談室」併設

台北街歩き ~馴染みの道やお店を訪ね歩く~

2023年02月10日 | おもしろすぎる台湾


台湾の旅 2019
毎年3月の台湾家族旅行
初めて台湾の離島を訪れました
台南
小琉球
屏東
台北


4つの地方を巡った5泊6日の旅レポートです

屏東(2)リノベが進む大規模日本家屋群、新左営駅(高雄)からの続き

2019年3月17日(日)~18日(月)一時

左営から高鐵(新幹線)で台北へ。1時間半で到着です。地下ホームですが、台北は空気がヒンヤリ感じます。

駅構内にヒジャブを被った東南アジア系の女性がたくさん。階段もこんな感じで賑わっていました。この人達は何でこんなに集まっているのか後でホテルで訊ねたら、住み込みで働いていて外出もなかなか出来ない出稼ぎのメイドさんたちが、週末は仕事が休みなので仲間と夜まで過ごして楽しむのだそうです。



ポスターを眺めるのも街歩きの楽しみ

拡大可

捷運(MRT)のつり革、働くママ応援フォーラムのお知らせ


お馴染みの「明月湯包」で小籠包三昧!


その後はお決まりの臨江街夜市へ
酸梅湯、割包、糖葫蘆(タンフールー)↓などなど楽しみ・・・



フルーツの切り売り屋台では甘~い釈迦頭を食べました


  

永和豆漿
翌朝は、行きつけの朝ごはん屋さん「永和豆漿」へ。お兄さんが、いつものようにひたすら油條や燒餅を焼いていました。顔なじみの店員さん達の笑顔に会えるのも楽しみ。今回も「好久不見(久しぶり)!」と言葉を交わしました。息子にも「大きくなったね~」と声をかけてくれます。


出来たての熱い豆漿はお腹に優しく沁みこみます。肉包や蛋餅、油條などなど、ここは一日の元気を蓄える朝ごはんに欠かせない場所。けれど、コロナの影響で2020年に閉店してしまいました。。。 2019年12月に仕事で台北を訪れ、ホテルの朝食を食べずに来たときが最後となってしまいました。悲しすぎる 


これまで毎年、美味しい朝ごはんを食べさせてくれてありがとうございました。FBで繋がっているお兄さんに訊いて、今度はここで働いていた人がやっているお店があれば行ってみます・・・

4年前

迪化街
台北で必ず訪れる観光&ショッピングスポットの迪化街(ディホァジェ)へ。捷運の大橋頭駅から迪化街へ続く地下道は、迪化街の風景画のギャラリーになっています。


拡大可

煉瓦造りのアーケードが続きます。




去年も入ったけど、またこの博物館に入ってみました(無料)。


館内の床にも注目!


屋上からは迪化街の街並みを俯瞰できます。

この博物館、残念ながら2022年8月で閉館してしまったそうです。迪化街の歴史を伝える貴重な展示や、屋上から街並みを眺められる貴重な場所でした。残念。。迪化街は次々と新しいリノベスポットを増やしているので、また新たな観光スポットとして生まれ変わることを期待しよう。







迪化街には100年以上の歴史がある長屋式建築がひしめいています。

間口は狭いけれど奥行きがあって、中庭のあるお宅も沢山あります。カフェとしてリノベされていて中まで入れたり、お店の人に言えば奥まで見学させてくれるところもあります。以前入ったお店で、流ちょうな日本語で中を案内してもらったこともありました。


拡大可

台湾で人気のペーパークラフトがあちこちに飾られていました。

見学やショッピングをしながら、永楽市場がある迪化街の南端まで約1時間半かけて歩いてきました。ここは来るたびに新しいお店が出来ていたり、見学スポットが現れたり、発見があったりで、これでもまだまだ時間が足りない感じ。カフェなどで過ごす時間も入れると、半日ぐらいかけてゆっくり楽しみたい場所です。

タクシーで、中山にある行きつけのお茶屋さん「新純香」へ。何種類も試飲させてもらい、お茶菓子も沢山出してもらって、顔なじみの店員さんとゆっくりおしゃべりを楽しみました。このお店はとても居心地がいいのです 次に来るときまでのお茶を買い込みました(この後、ずっと台湾に来れなくなるなんて・・・)


永康街界わい
グルメストリートとして名高い永康街(ヨンカンジェ)へ。お茶とお茶菓子で結構お腹がふくれていたのでお昼は軽めに済まそうということで、行列が出来ているお店で葱油餅を買って、向かいの永康公園で食べました。アツアツで外はパリパリ、中はモチモチです


公園内に、こんな本棚がありました。本を自由に置いたり借りて行ったりできる青空図書スペースのよう。ベルリンの街中でも同じようなものを見たことがありました。




次はマンゴーかき氷。この辺りでマンゴーかき氷と云えば思慕昔(スムージー)。永康街の本店はいつもすごく混んでいて行列が絶えませんが、1本道を隔てた麗水街の支店は比較的空いていて、すぐに入ることができました。


フワフワの雪花氷のマンゴーかき氷(芒果雪花冰)プリン付きを3人でシェア。250元。この時期はまだフレッシュなマンゴーは出ていませんが、冷凍ものでもとろける美味しさでした。


永康街から更に足を伸ばして、日本時代の家屋が多く残る青田街エリアへ。ここも古い家屋がリノベされ、来るたびに新たなスポットが出来ていて、今回もまた発見がありました。ひとつはここ。古い日本家屋がライカのショールーム&ギャラリーになっていました。



玄関には昭和レトロな丸窓が・・・


室内は最新スタイルのギャラリーに

「去年の12月にオープンしました」とスタッフさんが日本語で。古いものに新たな息吹を吹き込む台湾人ならではのセンスと優しさを感じました。

その近くにも日本家屋を使ったカフェがありました。

裏庭にもテラス席があっていい感じ。この後も予定が目白押しなので、外から見ただけでしたが、次はこんなところでゆっくり過ごしたいな。


再び永康街へ戻ろうと歩いていたら、お姐さんが「どこ行く?」と日本語で声をかけて来ました。行き先を伝えると、永康街は歩いていたのと違う方向だとわかりました。。こうしてすぐに日本語で声をかけてくれて、助けてくれるのが台湾です

無事に永康街へ戻り、永康公園のなかにある「聚落山海」という茶芸館を訪れました。ここは「回留」という名前でずっと続いていた茶芸館のオーナーが代わり、店名を替えて同じ場所で茶芸館を営んでいます。「回留」時代も含めて、ここを訪れるのは初めてです。

「好きなところにどうぞ」と云われ、靴を脱いで座る和風のテーブルにしました。落ち着いた照明の店内に静かなBGMが流れ、時間がゆっくり流れている感じ。「白茶」というのを飲んでみようと店員さんに尋ね、「烏龍茶とも紅茶とも異なる独特で不思議な味わいですが、香りが良くておいしいですよ。お勧めはこちらの中国産、オーナーが厳選した高級茶葉です」と教えてくれたお茶を選びました。この方の日本語はパーフェクト!と思ったら日本人でした

最初はお店の方がお茶を淹れてくれました。複雑な香りで、深くてまろやかな味が口に広がりました。



お茶請けはタロイモケーキラズベリーソース添え。上品な生菓子でした。


窓からは公園を望めます。


地下はギャラリーで異次元空間の趣きでした。

お茶もお菓子も美味しく、落ち着いた居心地の良い空間でくつろぐことができました。この後も予定があるので1時間半程度の滞在でした。

茶芸館から歩いて、息子が行きたいと云う大安森林公園に立ち寄りました。どこまで続いているのかわからないほどの広さ。大きな池の周りの木に白い鳥のような生き物が沢山群がっていました。サギのようです。



ゴイサギ君でした。それにしてもスゴイ数!

この後は台北のお友達、ホエホエさんとの夕食です。公園に直結する捷運の駅から淡水信義線の紅樹林站でホエホエさんと待ち合わせて、以前にも一度行ったことがあり美味しかった「平價快炒」で食事を楽しみました。

ホエホエさんと通じる言葉は中国語オンリー。僕の貧しい中国語と辞書、Google翻訳などで悪戦苦闘しつつも、プレゼント交換したりしながら楽しく美味しい時間を過ごしました。

全部で8品注文した料理はほぼ完食!

このあと地下鉄の地下通路経由でスーパーの頂好に寄りたい僕たちを、ホエホエさんは最寄りの出口まで案内してくれました。

頂好ではまたまた色々と買い物をしてホテルへ戻りました。今日も2万歩越えだ~!

台湾の旅 2019
6年ぶりの台南(その1:古刹と統治時代の面影を残すグルメの街歩き)
6年ぶりの台南(その2:夜の街歩き。正興街、神農街、赤崁楼近くの屋台村)
6年ぶりの台南(その3:日本時代の台湾三大古典建築のひとつ、旧台南地方法院見学)
サンゴ礁の島、小琉球ツーリング(その1:リゾート民宿、島探検、黒マグロ)
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屏東(1)夜の屏東の街を歩く ~慈鳳宮、屏東夜市~

新型コロナウイルスが奪った台湾旅行~
優しい台湾 ~三峡で出会ったおじいさん(台湾人の優しさを考える)~
おもしろすぎる台湾

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