goo blog サービス終了のお知らせ 

ポケットの中身

冗談にも程がある。

ニールセン(C.Nielsen):交響曲第1番 Op.7

2009-11-09 23:38:26 | ニールセン



後の作品に比べるとやや物悲しげな印象を受けるが、要所の力感と力強さは変わらず。
悲壮感も伴う盛り上がりという点では後の作品より訴えかけるものは強いかもしれない。

曲の「重さ」でいけば一番だろう。

やはり第一番ということで力を入れて書いたのだろう、硬い印象も受ける。

若々しいとする評もあるが、まさにそのとおりであると思う。



ニールセン(C.Nielsen):交響曲第2番 Op.16 「四つの気質」

2009-11-08 02:28:57 | ニールセン


四つの気質のフルバージヨン。
やはりニールセンの楽曲はダイナミズムに富んでいる。
ダイナミックなティンパニなどが聴く者を圧倒する迫力あるパートと、静かに聴かせるパートの組み合わせも絶妙。

ここしばらく不滅以外のニールセンを聴き続けるうち指揮者ヘルベルト・ブロムシュテットの名前もすっかり覚えてしまった。

いままでブロムシュテットといえば、「バイエルライン艦隊副司令官レマー中将の旗艦」だったのだが。

ヘルメスベルガー、ザンデルリック、シェーンヘルについても調べてみようか知らん。
ヘルメスベルガーことヨーゼフ・ヘルメスベルガー2世はヴァイオリン演奏家にして作曲家であるらしい。

まずはこのあたりからいってみようかしらん。
そろそろ、子供の領分から抜け出る時期だ。




ニールセン 交響曲交響曲第二番「四つの気質」より第四楽章「多血質」 ストコフスキー

2009-10-31 03:01:26 | ニールセン


サリエリのような荘厳さは感じない。
ベートーベンのようにやたらと熱くはない。
だが、元気の出てくる曲である。
しかも分りやすい。
格調高さよりも活力を前面に押し出すニールセンの作風がよく理解できる曲でもある。

同じ国民楽派の作曲家で「貴族」と呼ばれるシベリウスに対して「農民」と呼ばれるニールセンの面目躍如といったところであろうか。

果たして、銀英伝であればどういったシーンに使われるであろうか。
3分台終盤から4分台頭の盛り上がりはなんとなく各話エンディング前っぽいなあ。