毛唐もすなるブログといふものを

日本男児もしてみむとてするなり

広告

※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

地球市民は非人間的

2005-03-10 14:33:58 | 社説に一言
今日は東京大空襲から60年です。各社社説に東京大空襲を掲げると思いきや毎日と日経は違いました。

日経は経済紙だからという言い訳があるのでしょうが今日の発展の基となった戦争中の大きな出来事を扱わないのでは公器とは言えません。それともアメリカに遠慮したんでしょうか?それでは金の亡者です。嘆かわしい。
毎日は先日の署名記事ではいいものを掲げましたが社説はなし。やはり雑多な毎日はこの問題について社説を書けないのかも知れません。これが毎日がサヨク一辺倒でないことを示すものならば、先日の記事と相俟って、まあよしとしましょう。

では残りの讀賣、アサヒ、産経ですが、今回は讀賣の社説が出色の出来、産経には少々失望、アサヒは言わずもがなの恩知らずぶりでした。以下感想。

【東京大空襲 明らかに『戦争犯罪』だった】《讀賣》

《讀賣》は、米軍の空襲を『戦争犯罪』と断じ、空襲の立案・責任者ルメイなどが自分のやったことが戦争に負けていれば『戦争犯罪』だったと述懐していたことを紹介した上で、『東京裁判』に対する根本的な疑問を投げかけます。そして、あろうことかルメイに戦後日本国が《勲一等旭日大綬章》を贈ったことを『東京裁判史観』による歪みの象徴とします。現在も日本人を呪縛し続ける『戦争犯罪』、それを根拠にした『東京裁判』の欺瞞を敗者の視点から検証する作業を地道に行おうという姿勢にわたしは共感します。


【東京大空襲 勝者の非人道性も検証を】《産経》

東京大空襲とともに旧ソ連による『非人道的行為』を取り上げ、欧州における勝者の『非人道性』に対する検証と関連付け、それが世界の大きな流れになっており、日本もそれを検証しようといった内容でした。

一読しての印象は焦点がボケているということでした。限られた字数に多くのことを盛り込み過ぎだと思います。そのせいか一般論に終始しているような印象を拭えず、なおかつ日本国民が受けた苦難に対する同情・共感の薄い文章になってしまっています。ルメイに日本国が《勲一等旭日大綬章》を贈ったことを単に【皮肉なめぐり合わせ】と書いているのはその象徴といっていいでしょう。《讀賣》が【東京裁判による歴史観の歪みの象徴】と書いていることと比較すればそれがよく分かります。

それと気になったのは、《産経》がどういう考えで『戦争犯罪』という用語を用いず『非人道的行為』という用語を使ったのかと言う点です。好意的に考えれば『東京裁判』(および『ニュンベルグ裁判』)に基づく『戦争犯罪』という概念を《産経》は認めないということなのかもしれません。すなわち『戦争犯罪』は敗者のみが負うという概念が定着している以上それを用いるのは議論が混乱するから、『戦争犯罪』の根拠になった『人道に対する罪』=『非人道的行為』という用語で真実に迫るということです。もしそうであるならば十分説得的なのですが、文章全体からそういう感覚が伝わって来ず、却ってアメリカに遠慮しているような印象を受けてしまうのは、わたしが穿ち過ぎなのでしょうか。


【東京大空襲――あれは「戦場」だった】《アサヒ》

不思議なことにアサヒにはアメリカの爆撃に対する否定的表現が一切出てきません。あるのはアサヒが戦時中に行ったことに対する責任逃れと、近時のイラクの犠牲者に対する同情・共感だけです。日本は空襲当時アジアに対する【加害者】だったから同じくアメリカの空襲で殺されても同情も共感もしないそうです。しかも【加害者】だったかどうかの客観的検証は一切拒否して支那人・朝鮮人の主観のみが正しいかのような態度をとり続けるわ、アメリカは嫌いなくせに戦時中のアメリカに文句を付けると自分らのよって立つ『東京裁判』の正当性が揺らぐから無視するというご都合主義です。こういう連中が信用できるわけがありません。【真摯】【無私】といった美徳の対極にいる連中です。そのご都合主義の結果多くの日本人が濡れ衣に苦しめられようが全然心が痛まないらしく今日も方々で日本の悪を絶叫しています。こういう人間を日本語では【恩知らず】とか【恥知らず】とか言います。覚えておきましょう。【人の祖国は国ではなく国語】だという言をいつか紹介しましたが、それによればアサヒ人は日本人ではありませんな。では何人か?
「あんたら一体何人?」と問いたい。問うたとこで「地球市民」とか言いそうで問う前から萎えてしまいそうです。地球市民とは、かくも非人間的なものなのか!俺は絶対地球市民などというものにはならんぞ!
コメント (4)   この記事についてブログを書く
« 東京大空襲 | トップ | 人権擁護法 »

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
はじめまして。 (塾講師『雪蛍』)
2005-03-10 21:29:47
トラックバックさせていただきました。今年は大きな節目の年ですね。おおいに議論すべきだと思います。
Unknown (pochisensei)
2005-03-11 20:47:23
コメントありがとうございます。

塾の先生なんですね。わたしも大学時代、川崎・横浜で数年塾でアルバイトをしていたので少々親近感がわきました。

これからもよろしくお願いします。
地球市民に非ず (FD3S)
2005-03-13 00:36:52
始めまして、FD3Sと申します。

TBさせていただきました(別記事にも2件ほど)。宜しくお願いいたします。

地球市民という造語は胡散臭いですね。

自国のことを誇れない人間がどうすれば他国を尊重したり、地球規模でものが考えれるのでしょうか。

←系の人にあんた一体何人?

って私が聞かれたら日本の九州男児じゃと堂々と言いたいです。
コメントありがとうございます (pochisensei)
2005-03-14 01:20:46
>>FD3Sさん

わしも中国男児じゃけん!

コメントを投稿

社説に一言」カテゴリの最新記事

関連するみんなの記事

4 トラックバック

ブッ壊セ。 (塾講師、吼える!!)
西武の総帥、堤氏が先日逮捕された。さながらシェイクスピアの悲劇を思わせるような彼の失脚劇。末期は『一軍の将』に相応しい潔いものにしてもらいたい。 ライブドアとフジテレビの『国盗り合戦』も佳境を迎えている。突然『異端児』の攻撃を受けた『古狸』たちは、『外
【あれから60年】東京大空襲(アメリカ軍による大虐殺)を今一度考えようよ (あさってのほうこうBlog)
東京大空襲の慰霊碑建立へ 海老名香葉子さん、上野に 約10万人が死亡した東京大空襲から60年を迎えるのに合わせ、落語家の故林家三平さんの妻でエッセイストの海老名香葉子さん(71)が、東京・上野公園の一角で慰霊碑の建立に取り組んでいる。空襲があった3月9
東京大虐殺60年 (きぐつのつぶやき(仮))
自分のあまり好きではない言葉のひとつに戦時中の空襲などをあらわす「戦災」という言葉がある。 いくさによるわざわい。確かに、そのとおりだろう。ストレートではある。 だが、どこか被害を相対化してしまう響きがあるように個人的には感じるのだ。 「天災」と同じよ
東京大空襲から60年 (日々徒然)
東京大空襲から60年 1945年の3月10日の東京大空襲から、今日でちょうど60年。朝日新聞の社説によれば、この空襲で10万人もの方がなくなられたそうです。この悲惨な空襲から奇禍として生を得られた方々もご高齢となり、この悲惨な体験と平和の尊さを後世に伝えることは、当該