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Cタイプ入換用ディーゼル機関車

2009年08月09日 | PLYMOUTH




Cタイプ入換用ディーゼル機関車は(株)トミーが1975年より販売していた機関車で、バックマン”PLYMOUTH”0-6-0 DIESELのOEM版です。
バックマンでは1972年の販売開始以来、2009年現在でも PLYMOUTH(プリマウス)としてこの機関車を販売しています。
トミーではトミックスブランドになってからも、終始Cタイプ入換用ディーゼル機関車という名前でした。
国内では限定ではありますが、2009年現在も河合商会からバックマンのPLYMOUTHがOEM販売されています。その機関車も何故かCタイプ入換用ディーゼル機関車という名前です。
JRのEF58形を特急用旧型電気機関車とかEMDのF3をアメリカ型貨物用ディーゼル機関車とは言わないのにプリマウスは何故かCタイプ入換用ディーゼル機関車です。
「Cタイプ入換用ディーゼル機関車プリマウスWDT」と続けばいいのですが、「Cタイプ入換用ディーゼル機関車」です。実に抽象的で名前とはいえない名前です。
実はプリマウス自体も機関車のメーカー名なので、これもカトーやキョウサン、ミツビシなどと同様に機関車そのものの名前ではありません。
ホントの名前(形式)はプリマウスの25~45トン6輪ディーゼル機関車なので、PLYMOUTH WDT ディーゼル機関車です。
かつてアトラスではメハノ製の機関車を販売していたときはダイレクトにWDTという名前でした。モデルパワーも LOCO PLYMOUTH WDT という名前で販売していました。
このサイトにおいても、以前からCタイプ入換用ディーゼル機関車はプリマウスWDTなのだということは語っていますが、日本ではトミー以来、長い年月に渡ってCタイプ入換用ディーゼル機関車と呼ばれているので、これが名前としてすっかり定着してしまっています。
なので、この機関車の正式名プリマウス(プリムス)WDTといっても通じないことはしばしばあります。
重箱の隅をつつくような人の多い鉄道模型の世界にあって、抽象的なCタイプ・・・で通じて、正式名で通じない?実に滑稽です。
そういうこのサイトにおいても、これまで幾度となくCタイプディーゼルを連呼し、これからもこの抽象的な名前を使い続けるつもりです。
何故ならば、ホントは「プリマウス」としたくても、「Cタイプ」としなければ通じないのでは悲しくもこれが現実です。
しかし、商品名が「Cタイプ入換用ディーゼル機関車プリマウスWDT」となればこの機関車のホントの名前が多くのファンに伝わる事でしょう。
国内に浸透したこの名前「Cタイプ入換用ディーゼル機関車」は国内メーカー発なのですから、それを変えられるのも国内販売メーカーでしょう。
ホントの名前が多くのファンに浸透することを切に願い、この記事を書き綴った1ファンのワタクシでした。


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