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LimaのCタイプディーゼル?(リマ編)

2010年05月17日 | PLYMOUTH


 リマのプリマウスディーゼルは前回記述したようにWDTのボディーにMDTの下廻りという組み合わせです。それぞれは実物が存在しますが合わせて1台の機関車になっているのでこれはもうエゾラモノです。つまり、フリーの機関車ということです。そんなリマ製プリマウス機関車はリマがNゲージを始めた1960年代後半から70年代前半には製品ラインナップに存在していたと思われます。「思われます」とはハッキリしない表現ですがOEM先のカタログやWeb上の記述からおそらくは・・・という事ですので今現在はこれ以上言い切る事ができません。
実はリマ社製のこのディーゼル機関車はバックマンに次ぐくらい沢山コレクションしているのですが周辺の資料に乏しく今回発表する程度のことしか分かっていません。また、日本には朝日通商(株)が輸入発売元として製品を供給していました。余談ですがオリジナルサイズのミニカーで有名なイギリスのマッチボックスも朝日通商が輸入発売元でした。

 

リマ社製MDT機関車の生産数は他社にOEM供給もしていたのでかなりの数が作られたものと思います。しかし、肝心のリマ(Lima)ブランドとして販売されたモノはOEM品より少ないのでしょうか?あまり見掛ける機会がありません。合わせてリマブランドとして販売された機関車のラインナップも不確かです。その内、ワタクシが現在コレクションするものはブルーの機関車とグリーンの機関車の2種類です。どちらも中古品の購入ですがグリーンはケースがありませんでした。ブリティッシュレールウェイとして購入しましたが実の品名、品番など手掛かりがなく不明です。ブルーはリマ特有の商品名のない品番のみの箱に入っていて725番の番号が付いていました。しかし、桃園書房発行トーエンムック・ワールドホビーシリーズ②WORLD鉄道模型(1980年)には19ページにリマ製品の紹介があり、このブルーの機関車が220211番として紹介されています。ホントは何番なのでしょう?また品名は何というのでしょうか??

  

また、僅かにコレクションするカタログにはこれら2台の存在は見当たりません。そのカタログにはこれとは別に商品番号と商品名がそれぞれ、221番DB引込線用ディーゼル機関車、222番DBディーゼル機関車の2種類と別のカタログには220284番 B&O というグリーンの機関車が掲載されています。なお、この220284番は更に別のカタログでは220248番 F.S. と品名が変わり末尾2ケタが入れ替わっています。ホントはどっち??と思うおおらかさです。 
 これまで記述してきたようにリマのプリマウス機関車はそのスタイルがちょっと怪しいエゾラモノでかつ、1/120より遥かに大きい機関車です。しかし、産業用機関車マニアとしては是非その全容を解明しコレクションを完成させたいものです。


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