ここ数日間、ある検定試験の申込みの受付を行っています。
小6の男子に、3級の暗算検定の申込書を渡す時の会話です。
「来月の暗算の試験合格点取れるようになってるから、受ける?」
「どっちでもいい」
「どっちでもいいって・・・受付は来週までだけどどうしたいの?」
「どっちでもいいけど、受けてほしいのなら受けてあげてもいいよ・・・」
えっ?『受けてほしいのなら・・・ あ・げ・て・も・い・い ?・・・???』
で、彼にはこう伝えました。
「別に受けてほしいわけじゃないから。受験料を払うのもあなただし、
資格を取るのもあなただし、好きにすればいいから。 ただし、次の試験は9月検定までないから」
彼は「じゃあ考える」と言って申込書はもらわずに帰りました。
今の子どもの考え方が分かりません。
私が、受けてほしいと願っているから受験票を配布していると思っているのでしょうか??
私としては、そろばんで『珠算式暗算』の能力を高めてあげたいから、そして大人になっても役立つ計算力を身につけてもらいたいから『そろばん塾』を開いています。
その一環として、検定試験を受験をしたいという生徒達の為に、諸手続きを代行して受験機会を与えているんだと思っていました。
生徒たちは、受けてほしいのなら、受てあげてもいいと・・・
そういった気持ちで受験に望んでいたのでしょうか?
軽いカルチャーショックを受けました。