ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画

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【映画】パシフィック・リム:アップライジング…前作がライディーンなら今作はマシンブラスターぐらいの出来

2018-11-07 21:12:21 | 映画・DVD

先週末の過ごし方ですが、

2018年11月3日(土曜日)は、風邪をひいたという娘のところに嫁が看病に来ました(嫁さんだけが行って、私は車番)。
その後「出雲そば」で昼食。選んだのは「とりそば定食」みたいな名前の定食。

「出雲そば」は、チェーン店なのですが、なかなか美味しい店でコスパも良くお気に入りです
この後、ポケモンGOのゲンガーレイドバトルイベントで数時間、小倉をぶらぶら、色違いゲンガーは、1体のみゲットできました
(娘はこの後、元気になったようです

その翌日、2018年11月4日(日曜日)は、コメダ珈琲で朝食(たっぷりブレンドコーヒーのモーニングセット(ゆで卵付きのやつ)…写真はありません)。
その後、英彦山までドライブ。行きの運転は、セカンドカーのポルテで嫁さんがしました。
スロープカー花駅の駐車場に車止めた後、スロープカーで上の方にある英彦山神宮まで行ってきました。

この日は(テレビでは紅葉は見頃と言っていたのですが)、それほどの紅葉でもなく、滞在は10分そこそこにして、即下山。
その後は、道の駅を2件はしご(「道の駅歓遊舎ひこさん」と「道の駅おおとう桜街道」)しつつ、北九州に帰還。
昼食を「こだわりうどん一道」で「ぶっかけ梅干肉うどん」ってのを食べました。
うっかり写真撮り忘れたのですが、ここのうどんはすごく美味しかったです
今度は、もっとシンプルなやつを注文したいです

この日、帰宅後はちょい昼寝して、夜にレンタルしていた映画「ダウンサイズ」を観ました。



以下は、その「ダウンサイズ」と一緒にレンタルした映画の映画鑑賞記録です



「パシフィック・リム:アップライジング」
監督:スティーヴン・S・デナイト
出演:ジョン・ボイエガ、スコット・イーストウッド、ジン・ティエン
制作年:2018年
制作国:アメリカ合衆国
原題:Pacific Rim: Uprising

TSUTAYA DISCASから「ダウンサイズ」と一緒に届いた1本。
2018年10月31日(水曜日)の夜と11月1日(木曜日)の夜、2回に分けて鑑賞しました(ブルーレイ)。
これも怪獣映画なので、怪獣映画連続投稿(6)です。



概要
前作「パシフィック・リム」での戦いが終結して10年後、世界は平穏を取り戻していたが、怪獣の再来に不安を残したPPDC(環太平洋防衛軍)は新世代イェーガーを開発し軍備を整備、若いパイロットを育成していた。10年前の戦いで戦死した英雄スタッカー・ペントコスト司令官(イドリス・エルバ)の息子ジェイク・ペントコスト(ジョン・ボイエガ)は、イェーガーパイロットだったが、ある理由で除隊し、違法転売行為に手を染めていた。ある日、小型の一人乗りイェーガー、スクラッパーを自作していた少女アマーラ・ナマーニ(ケイリー・スピーニー)と出会ったジェイクは、彼女と関わるうち逮捕され、PPDCの事務総長である義姉の森マコ(菊地凛子)から無罪放免と引き換えにイェーガーパイロット訓練教官としてPPDCへの復帰を命じられ、アマーラも才能を認められ訓練生となる。またジェイクは、教官であると同時に第六世代イェーガー、ジプシー・アベンジャーのパイロットの任務に就く。同じ頃、中国企業シャオ産業の社長リーウェン・シャオ(ジン・ティエン)は、元PPDCの研究員であったニュートン・ガイズラー博士(チャーリー・デイ)の協力のもと無人巨大兵器、ドローン・イェーガーの開発を急ピッチで進めていた。PPDCが、この採用会議をシドニーで開こうとする中、会場に突如現れた所属不明の漆黒のイェーガー、オブシディアン・フューリーが会場を襲撃、ジプシー・アベンジャーが迎撃するが、戦闘に巻き込まれたマコは命を落としてしまう。



感想
う〜ん。
前の「パシフィック・リム」は、それなりの名作だったんだなぁと思わせられる「ダメな」続編です。
「パシフィック・リム」にあったパッションというか、日本のロボットアニメへの愛というか、そういうものが、ごっそりなくなっちゃったなぁという感じです。

「パシフィック・リム」から、この「パシフィック・リム:アップライジング」に至る途中で失われたものを挙げると、

1.前述したパッションと、ギレルモ・デル・トロは持っていた作品への愛

2.カイジュウの個性。
前作では全部デル・トロ風味とはいえ、各々が個性があった。
今回は全部同じに見える…性能とかデザインは違うのに、まずいのは見せ方か、合体しちゃうからか、ともかく同じ味のカイジュウがダラダラ出てくる感あり

3.イェーガーの個性。
各国代表という燃える魅力的な設定は排除
全部がスタイリッシュになって巨大メカにあるべき重厚感が減少。タンカー振り回していれば良いものをなんか便利な(ビームで重力物を集めたりするような)武装が満載

4.ロン・パールマンとその品のないファッション

5.菊池凛子の若さ

6.幼い頃の芦田愛菜
幼いか60歳かにかかわらず、芦田愛菜自体が出て来ません。

よく考えれば、前作はこんなに魅力ある部分満載だったのに、なぜ全部取っ払っちゃったんだろう
ともかく、デル・トロが構築したデル・トロ感が皆無になっちゃいました

他にも気に入らないところを上げれば…

7.ジョン・ボイエガが気に入らない
彼を大物とは思っていない私は、ちょっと「スター・ウォーズ」のメインキャストになったぐらいで大物づら、この映画でも製作に名前を連ねており…なんだこいつ

8.ジョン・ボイエガにかかわらず、前作のキャラがほぼ刷新されてしまい、ここがダメな続編感を強くしている大きなポイント。
主前作役の一人は序盤で簡単に殺されちゃう。これは「エアウルフ」の続編「エアウルフ2」になった時のショックを思い出させるもの。
(「機動戦士ガンダム」の続編が「機動戦士ΖΖガンダム」後半だったみたいとも言えます
(ガンダムといえば、お台場ユニコーンが出てきましたが、ガチ巨大ロボットがいる世界で、ガンダムに需要はあるのでしょうか

9.なにが起こっているかわかりづらい戦闘シーン
映像は金かかってる派手なものだけど、街をバンバン壊して何が起こっているのかわからない戦いは、悪い意味で「トランスフォーマー2」以降同様。
その中でも、シベリアの戦いはごちゃごちゃしていなくて一番良かった

10・設定がずいぶん雑&説明不足
マコが敵イェーガーの正体が怪獣だと気づいた理由はよくわからないし、富士山にあるレアアース云々の意味も不明。怪獣イェーガーが集まって何かを放射したら異次元への裂け目が開かれそうになる理屈も不明


と、このくらいでしょうか

デタラメ東京とか、そこからずいぶん近くにあるデタラメ富士山は、悪い部分ではありません。この映画の数少ない良心部分です
ロケットで飛ぶイェーガーのロケットの使い方は「仮面ライダーフォーゼ」でしょうか。あれが日本特撮へのオマージュなら、これも良い部分です

…と、気に入らない部分が多く、良い部分が少ない映画でした


ということで点数は3点チョイ(5点満点中)
「パシフィック・リム」が「コンバトラーV」とか「ライディーン」にインスパイアされ作られた映画だとすれば、それは十分に追いつけているものなのだけど、この「パシフィック・リム:アップライジング」は「ブロッカー軍団IVマシーンブラスター」ぐらいにしか達していない映画ってところですかね

最近は色々な映画の良質な続編が作られていて「最近は続編でも一作目のファンを裏切らないように作っているなぁ…そういうのがスタンダードになってきてるんだなぁ」とか思っていた私ですが、これは典型的な昔ながらのダメな続編でした



(当ブログ内の関連記事)
2018年10月18日 【映画】パシフィック・リム(映画鑑賞記録棚卸38)…芦田愛菜の話題が多い投稿になりました



では、このあたりで



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